「スノボゴーグルのブランドを選ぶ際、何を選べばいいの?」
「機能やデザインは何が違うの?」
このように思う方へ向けて、本記事ではスノボゴーグルの選び方とおすすめのブランドランキング10選をご紹介します。
各ブランドの特徴やレンズの種類、フィット感など、購入前に知っておきたいポイントを詳しく解説しているので、読み終えたら自分に合うゴーグルが見つかるでしょう。
Contents
スノボゴーグルの重要性と基本的な機能
ゲレンデは非日常的な空間であり、その楽しみを最大限に引き出すためにも、スノボを安全に楽しむためには、ゴーグルの着用が欠かせません。
サングラスでは不十分な理由は、降雪や強風により視界が遮られることが多く、ゴーグルなしで滑ると雪や風が目に入り、転倒やコースから外れるリスクが高まるからです。
特に滑るスピードが上がるにつれ、これらの影響を受けやすくなりますが、ゴーグルを装着すればでさまざまなリスクを回避できます。
また、スキー場のような雪山では紫外線が強く、裸眼では雪目と呼ばれる目の日焼けを起こす可能性も。
このため、紫外線をカットする機能を備えたゴーグルが推奨されます。
視界を確保するための機能も多様にあり、天候や時間帯に左右されずに快適かつ安全なスノーボード体験には不可欠です。
そのため、ゴーグル選びはただのアクセサリー選びではなく、スノボを安全に楽しむために重要な選択となります。
初心者~中級者向け!スノボゴーグルの選び方
初心者~中級者のスノーボーダーには、さまざまな天候で使用できる可視光線透過率が50%前後のゴーグルがおすすめです。
可視光線透過率とは、レンズを通して目に入る光の量を示し、この数値が高いほどレンズは明るくなります。
そして、この50%前後の透過率を持つレンズは晴れの日はもちろん、曇りの日にも適しており、さまざまな光の条件下で快適な視界の確保が可能です。
ただし、ナイターでスキーをする場合は可視光線透過率が高く、ベースのレンズカラーがクリアな製品が適しています。
このように日中とナイターで必要なレンズの特性が異なるため、時間帯に応じて適切なゴーグルを選ぶことが重要です。
これらのポイントを考慮してゴーグルを選ぶことで、天候に左右されずにスノーボードを楽しめます。
下記の記事で選び方に関する詳細を紹介しているので、ご参考ください。
スノボのゴーグルの人気おすすめランキング10選!コスパ最強なゴーグルも紹介
スノボゴーグルのおすすめブランドのランキング10選
スノボゴーグルのおすすめブランドのランキングをご紹介します。
- オークリー(Oakley)- 革新的なデザインと最先端技術
- スミス(Smith)- 高性能レンズと快適なフィット感
- スワンズ(Swans)- 日本発、信頼の品質とスタイル
- エレクトリック(Electric)- スタイリッシュなデザインが魅力
- ドラゴン(Dragon)- フレームレスモデルで視界クリア
- アノン(Anon)- 革新的な磁気レンズ交換システム
- ポック(POC)- 安全性と機能性を重視したデザイン
- アディダス(adidas)- スポーツパフォーマンスとファッションの融合
- ボンジッパー(VonZipper)- 若者に人気のトレンディなブランド
- ジロ(Giro)- 高い技術力と幅広いラインナップ
各詳細を以下で解説します。
オークリー(Oakley)- 革新的なデザインと最先端技術
オークリー(Oakley)は、1975年にアメリカで設立されたスポーツ&ライフスタイルブランドで、スポーツアイウェアの分野で特に名高いブランドです。
実際に約600もの特許を取得しているオークリーは、スノボのゴーグル界において革新的なデザインと最先端の技術力を広く認められています。
特徴としてはコントラストを強化するレンズを採用しており、雪面の凹凸をクリアにとらえられます。
これにより、スノーボーダーは斜面の状態を瞬時に把握し、安全かつ快適に楽しめるでしょう。
またオークリーのゴーグルは快晴から曇り、降雪に至るまでの幅広い日照条件に対応できるためレンズ交換の必要がなく、どのような天候でも視界を確保できるのが最大の魅力です。
スノーボード界のカリスマ選手であるショーンホワイトや日本の若手実力選手、角野友基選手もオークリーのゴーグルを使用しており、ソチ五輪では多くのトップアスリートがオークリーのゴーグルを着用していました。
日本人の頭の形や顔の輪郭に合わせて設計されたジャパンフィットのフレームとレンズは、快適なフィット感と広い視界を提供し、多くのユーザーから高い評価を受けています。
スタイリッシュなデザインと機能性を兼ね備えたオークリーのゴーグルは、スノーボード愛好家にとって最適な選択肢の1つです。
スミス(Smith)- 高性能レンズと快適なフィット感
スミス(Smith)は、1965年にアメリカで誕生したスキー用ゴーグルの老舗ブランドです。
半世紀以上の歴史を持ち、高性能レンズと快適なフィット感でスノーボーダーから高い評価を受けています。
スミスのゴーグルは、特にクロマポップレンズの採用で知られており、このレンズはコントラストを高めて色を鮮やかに表現できるため、雪面の凹凸を鮮明にとらえられます。
これにより、スムーズなターンや危険の早期把握が可能になり、安全性が向上。
またスミスのゴーグルには、晴天用と曇天用の2枚のレンズが付属しているモデルもあり、天候に応じてレンズを選べるのが特徴です。
さらにレンズ交換が簡単なピボットシステムや、曇りを防ぐアンチフォグインナーレンズなど、機能面でも優れています。
これらの技術は、湾曲したレンズでも歪みなくクリアな視界を提供し、さまざまなレンズカラーの展開もスミスの人気の一因です。
スワンズ(Swans)- 日本発、信頼の品質とスタイル
スワンズ(Swans)は、日本発の信頼される品質とスタイルを持つスポーツアイウェアブランドです。
1911年に大阪で創業した山本光学が1972年に立ち上げたこのブランドは、100年以上の歴史を持ち、スノーゴーグルやスイミングゴーグル、スポーツサングラスなどを幅広く展開。
また、曇り止め加工が施されたダブルレンズを採用しており、曇りにくく、クリアな視界を提供します。
さらに、ゴーグル内部の湿度が高くなると作動するマイクロターボファンを搭載したモデルもあり、ゴーグル内の湿気を効果的に排出し、眼鏡の曇りも防げます。
そして日本人の顔の形状に合わせたデザインであり、ジャパンフィットと呼ばれるフィッティングの良さも特徴です。
日本の老舗メーカーならではの品質とフィット感で、多くのスノーボーダーに愛用されているブランドです。
エレクトリック(Electric)- スタイリッシュなデザインが魅力
エレクトリック(Electric)は、2000年にカリフォルニアで誕生したスタイリッシュなデザインが魅力のファッションブランドです。
具体的には、サングラスやスポーツゴーグル、ヘルメットなど、スポーツ・アウトドアシーンに特化したアイテムを展開しており、特にスノボのゴーグルはその視野の広さで知られています。
フレームを最小限に抑えてレンズ面を大きくすれば、広い視野を確保しています。
また、反射防止コーティング加工が施されており、目の疲れを軽減する工夫も。
エレクトリックのゴーグルは、レンズ交換が簡単にできるモデルもあり、スキルレベルに応じて選べるのが特徴です。
さらにデザインの豊富さも魅力で、プレゼントとしても人気が高いブランドといえます。
ドラゴン(Dragon)- フレームレスモデルで視界クリア
ドラゴン(Dragon)は、1993年にカリフォルニアで誕生したスポーツアイウェアブランドで、特にスノボゴーグルの分野で高い評価を受けています。
人間工学に基づいた設計と、視認性・安全性・耐久性の高いレンズを組み合わせており、世界中のスノーボーダーから支持されています。
ドラゴンのゴーグルは、特にフレームレスモデルが注目されており、これにより視界が広くクリアになるのが特徴です。
また、スーパーアンチフォグ2.0を採用しており、従来の2倍の曇り止め効果を実現。
ドラゴンは、日本向けに改良されたジャパンレンズやアジアン・フィットのスポンジを採用しており、日本人の顔の形に合うように作られています。
これにより、一日中付けていても快適な付け心地を提供します。
アノン(Anon)- 革新的な磁気レンズ交換システム
アノン(Anon)は、1977年にアメリカで誕生したバートンが展開するブランドで、スノボのゴーグルやヘルメットなどを中心に、ファッショナブルで高品質なアイテムを提供しています。
スノーボーダーからの支持も厚く、特に革新的なMagna-Tech(クイックレンズ交換テクノロジー)を採用したゴーグルが特徴的です。
このMagna-Techは、強力な磁石を使用してレンズの着脱を簡単におこなえるため、天候の急変や周囲の明るさの変化に応じて、迅速に適切なレンズへの交換が可能です。
さらにアノンの一部のゴーグルには、磁石で取り付けられるフェイスマスクも付属しています。
このフェイスマスクは、気温や天候の変化に合わせて素早く顔を覆うことができ、激しい動きでもズレないため、スノボ中の快適性と安全性が魅力的です。
このように、使い勝手の良さと高い機能性を実現している点で、アノンのゴーグルは評価されています。
ポック(POC)- 安全性と機能性を重視したデザイン
ポック(POC)は、2005年にスウェーデンで設立された新鋭ブランドで、安全性と機能性を重視したデザインの製品を開発しています。
特に、ヘルメットやゴーグル、サングラス、プロテクターなどの高品質な製品として多くのユーザーから支持されています。
具体的には、フレームのデザインやレンズの光学性能が最適化されており、明るさが異なる状況でも視認性を高め、自然の中のさまざまな要素から目を保護します。
これにより、晴天でも曇りでも良好な視界が得られ、スノーボードを快適に楽しむことができます。
また、POCのゴーグルはファッショナブルなデザインも魅力の1つです。
レンズやフレーム、ベルトのカラーが豊富に揃っており、ウェアに合わせて選べます。
このように、安全性とデザイン性の高さを理由に、女性からの人気が高いブランドとなっています。
アディダス(adidas)- スポーツパフォーマンスとファッションの融合
アディダス(adidas)は、1924年にドイツで誕生し、スポーツシューズやウェア、関連アイテムを幅広く展開する世界的なスポーツブランドです。
スノーボードゴーグルにおいても、アディダスはその長い歴史とスポーツパフォーマンスに対する深い理解を活かし、ファッション性と機能性を融合させた製品を提供しています。
アディダスのスノーボードゴーグルは、幅広いデザインが展開されており、スノボをファッションとしても楽しみたい方に人気です。
特にファイヤーレッドミラーのレンズは、その鮮やかなカラーリングで雪山でも目立ち、スタイルを際立たせます。
またシンプルでクールな平面レンズモデルは、レンズが二重になっており曇りにくく、広い視野を確保できるため上級者にも適しています。
スノーボーダーが求める機能性とスタイルを兼ね備えたアディダスのゴーグルは、スノボの楽しみを一層深めるアイテムとしておすすめです。
ボンジッパー(VonZipper)- 若者に人気のトレンディなブランド
ボンジッパー(VonZipper)は、2000年にカリフォルニアで誕生したブランドで、サングラスを中心にゴーグルやファッション小物、アパレルなどを展開しています。
特に若者の間で人気が高く、ハイセンスなデザインが特徴です。
海外の著名人やセレブにもファンが多く、トレンディなスタイルを求める人々に支持されています。
ボンジッパーのゴーグルは、ファッショナブルでありながらも機能性に優れています。
レンズやフレームのカラー、ベルトのデザインが豊富に揃っており、スノボウェアやボードに合わせての選択も可能。
これにより、スノボをファッションとして楽しむ方へのプレゼントとしても最適です。
また、視野が広く確保できる球面レンズタイプのゴーグルもあり、初心者~上級者まで幅広いスキルレベルのスノーボーダーにおすすめです。
ジロ(Giro)- 高い技術力と幅広いラインナップ
ジロ(Giro)は、アメリカ西海岸発祥のヘルメット・ゴーグルブランドで、最新のテクノロジーを備えた製品を提供しています。
特に、光学分野の世界的権威であるZEISS社と共同で開発したVIVIDレンズは、ジロのゴーグルにおける特許商品です。
このレンズは、コントラストと明確さを高めることで雪上での目の疲れを軽減し、ブルー光線のみを取り入れて害となるUV光線をブロックします。
これにより、滑走ラインをしっかりと見極めることができ、快適かつ安全にスノボを楽しめます。
またデザイン性に関しては、ヘルメットとの相性も良く、ゴーグルと一体化したようなデザインが特徴です。
スノボゴーグルのメンテナンスと保管方法
スノボゴーグルのメンテナンスと保管方法をご紹介します。
- ゴーグルのメンテナンス方法
- 長期間の保管方法と注意点
各詳細を以下で解説します。
ゴーグルのメンテナンス方法
ゴーグルのレンズは繊細なため、長期間の使用においてスノボのゴーグルのメンテナンスは非常に重要です。
例えば、レンズを拭く際はティッシュや衣服の使用は避け、専用のゴーグルクロスを使用しましょう。
特にミラーレンズは傷が目立ちやすいため、注意が必要です。
レンズについた水分は、ティッシュで軽く拭き取る程度に留め、力を入れずに優しく拭くことが大切です。
またゴーグルレンズの内側は、コーティングが施されているため、よりデリケートになります。
汚れが気になる場合のみクロスで軽く拭き取るようにし、普段から内側を汚さないよう注意しましょう。
もし頑固な汚れがある場合は、湿らせた布でレンズを湿らせたあと、乾いたクロスで拭き取ります。
黄砂や塩を含んだ雪が付着した場合は水で丁寧に流し、結晶を拭き取るようにしてください。
滑り終わったあとは、ゴーグルを部屋に持ち帰り、よく乾燥させることが重要です。
ゴーグルを車内やケース内に濡れたまま放置すると、レンズやフレームが損傷する可能性があるので注意しましょう。
長期間の保管方法と注意点
スノーボードゴーグルの長期間の保管には、特に注意が必要です。
最も重要なのは、ゴーグルをハードケースに入れて保管することです。
これにより、圧力によるフレームの歪みや損傷を防ぐことができます。
またシーズン終了後のゴーグルは、しっかりと乾燥させることが大切です。
レンズのミラーコーティングが剥がれる恐れがあるため、雑巾やタオルで拭くのではなく、専用のクロスで優しく拭き取ってください。
さらに湿気からゴーグルを守るために、ハードケース内に乾燥剤を入れるとよいでしょう。
シーズンオフの保管では、BOX型のハードケースが最適です。
ゴーグルを布ケースのまま保管すると、他の荷物によって潰されたり、フレームやスポンジが歪む可能性があります。
また、フレームの水洗いはスポンジを痛める原因になり得るため、避けるべきです。
レンズに関しては、ブランドによって水洗いが可能な場合もありますが、水洗いができるレンズの場合でも洗浄後は十分に乾燥させ、余分な汚れを拭き取ってから保管することが重要です。
スノボゴーグルのブランドについてのまとめ
再度スノボゴーグルのおすすめのブランドについてまとめました。
- オークリー(Oakley)- 革新的なデザインと最先端技術
- スミス(Smith)- 高性能レンズと快適なフィット感
- スワンズ(Swans)- 日本発、信頼の品質とスタイル
- エレクトリック(Electric)- スタイリッシュなデザインが魅力
- ドラゴン(Dragon)- フレームレスモデルで視界クリア
- アノン(Anon)- 革新的な磁気レンズ交換システム
- ポック(POC)- 安全性と機能性を重視したデザイン
- アディダス(adidas)- スポーツパフォーマンスとファッションの融合
- ボンジッパー(VonZipper)- 若者に人気のトレンディなブランド
- ジロ(Giro)- 高い技術力と幅広いラインナップ
おしゃれにスノボを楽しみたいのか、純粋にスノボを上手くなりたいのかによっても、どのブランドを選ぶかが変わりますので、まずはその点を明確化させましょう。
そのうえで、各ブランドの機能性やデザイン性、安全性、人気度などを検討し、自分のスタイルに合ったゴーグルを見つけ、スノボライフを楽しんでください。
TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。
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