スノーボード

スノボのオフトレって、どんな練習が出来る?オフトレ施設をご紹介!

スノボのオフトレって、どんな練習が出来る?オフトレ施設をご紹介!の画像
8,577 views 2021-6-19 UPDATE

スノボシーズンが終わってしばらく経ちましたが、みなさんいかがお過ごしですか?

オフトレ、してますか?

冬の間、毎日スノボのことばかり考えてウキウキして過ごしていた皆さんは、冬が終わってしまって心が空っぽになってはいませんか?

そんな方にはぜひオフトレすることをおすすめします!

冬が終わってもオフトレ施設に通って滑り続ければ、スノボって実は年中楽しめる遊びなのです!

オフシーズンの間にもスノボの練習をして、来シーズンは仲間に差をつけちゃいましょう!

それでは今回は、スノボのオフトレが出来る施設や方法を紹介していきます。

屋外のスノボオフトレ施設

まずは屋外で練習できる施設を紹介していきます。

中でもジャンプの練習施設は全国的にどんどん増えていますので、ご自宅から通えそうな場所にないか、チェックしてみましょう!

ジャンプ(キッカー)のオフトレ施設 ~エアマット・ウォータージャンプ~

スノボのオフトレとして大人気な施設のひとつに、ジャンプ(キッカー)の練習施設があります。

ここ10年くらいで、その数はかなり増えてきました。ジャンプなんてしたことないという方にとっては敷居が高いと思われるかもしれません。

しかし、実際にはそういう方にこそオフシーズンにチャレンジして欲しいのが、このジャンプ練習施設です。

なぜなら、雪と比べて圧倒的に怪我のリスクが少ないのです。

滑走面は人工芝(ブラシ)、着地面はエアマットや水なので、硬い雪の上で練習するよりも、失敗した時の痛みも少ないです。

また、短時間で数多く練習することが出来ること、スタッフさんに聞くとアドバイスをもらえるということは、大きなメリットです。

施設は北海道から福岡まで、全国的に広まっていますので、元々ジャンプが好きな人はもちろん、ジャンプ未経験者の方も、この夏は是非オフトレ施設でスキルを磨いてみましょう!

【ジャンプ施設一覧】

札幌キングス(北海道)
ban.K(さっぽろばんけいスキー場)(北海道)
テイネウォータージャンプ(北海道)
自由屋サマーゲレンデ(岩手県)
東北クエスト(宮城県)
ウォータージャンプ宮城(宮城県)
ウォータージャンプ仙台 泉ガタケ(宮城県)
リステルウォータージャンプ(福島県
西武園ゆうえんちウォータージャンプS-air(埼玉県)
埼玉クエスト(埼玉県)
みなかみエアフィールド(群馬県)
ISLET(アイレット)(群馬県)
Flyhillつくばみらいジャンプスキー場(茨城県)
千葉キングス(千葉県)
東海キングス(愛知県)
愛知クエスト(愛知県)
小布施クエスト(長野県)
白馬さのさかウォータージャンプ(長野県) ※営業見合わせ中
立山キングス(富山県)
桑名ウォータージャンプ K-air(三重県)
神戸キングス(兵庫県)
若杉高原おおやキャンプ場(兵庫県)
大阪キングス(京都府)
大阪ウォータージャンプ O-air(大阪府)
広島クエスト(広島県)
福岡キングス(福岡県)
UKIUKI PARK(熊本県)

【東海キングス】の様子が分かる動画がありますので、参考にしてみて下さい。

ジブのオフトレ施設 ~ボックス・レール~

スノボのオフトレ施設として、ジャンプと並んで人気なのがジブです。

ジブとは、ボックスやレールなどの人工物の上でスライドしたり、プレスしたりして遊ぶアイテムのことです。

これも、人工芝で練習出来る施設があります。

ゲレンデで、こういったアイテムを使ってかっこよく滑っている人達を見かけたことはありませんか?

あぁいうかっこいいスノーボーダー達のほとんどは、オフトレをしています

オフシーズンの間も一生懸命ジブの練習をしているから、怖そうなアイテムでも、冬にあんなにかっこよく滑っているのです。

確かに、初心者だと最初は勇気が要るかも知れません。

しかし安心して下さい。

実は人工芝は雪と比べると、転んだ時の痛みが非常に小さいです。

そして大体の施設が、規模はそこまで大きくないため、お客さん同士仲良くなりやすいのです。

分からないことはスタッフさんに聞けばもちろん教えてくれますし、周りの上手い人に思い切って話かけてみると、皆優しく教えてくれますよ。

ジャンプは怖いという女の子も多いですが、そういう方はジブから始めてみるのも良いと思います。

オフトレを頑張って、冬にはかっこよくジブアイテムを擦っちゃいましょう!

【ジブ施設一覧】
自由屋サマーゲレンデ(岩手県)
湘南ブラッシュ(神奈川県)
埼玉ブラッシュ(埼玉県)
長野ブラッシュ(長野県)
鹿島槍スポーツヴィレッジ(長野県)
UKIUKI PARK(熊本県)
※この他に、ジャンプ施設でもジブアイテムを設置しているところもあります。

【埼玉ブラッシュ】の様子が分かる動画がありますので、参考にしてみて下さい。

サマーゲレンデ(ピスラボ)施設~カービング・グラトリ~

スノボのジャンルの中でも、カービングが好きな方におすすめのオフトレ施設と言えばサマーゲレンデです。

よく、ピスラボとも言いますね。

サマーゲレンデの滑走面はブラシになっていて、このブラシはジャンプ施設やジブ施設のブラシ(人工芝)とは違い、少し硬い場合があります。

しかしその分、深いカービングターンの練習が出来るのです。

雪と比べると、正直ごまかしがきかない分難しいと感じるかもしれません。

こういった屋外施設の大きなメリットは、長距離を滑る事が出来る、ということでしょう。

室内の人工雪施設は、長くても全長100mですが、サマーゲレンデと呼ばれるオフトレ施設では、長いところで全長1,100mも滑走可能なのです!

オフシーズンの間にサマーゲレンデを滑りこんでおけば、冬に雪を滑る時には、スノボがとても簡単に感じるようになっていることでしょう。

使用されているブラシは施設によって違いますので、気になる方は直接問い合わせてみて下さいね!

【サマーゲレンデ施設一覧】
丸沼高原スキー場(群馬県)全長400m
ふじてんリゾート(山梨県)全長300m
GALA湯沢スキー場(新潟県)全長350m
かぐらスキー場(新潟県)全長1,100m
野沢温泉スキー場(長野県)全長500m
ウイングヒルズ白鳥リゾート(岐阜県)全長1,000m
アップかんなべ(兵庫県)全長450m
若杉高原おおやキャンプ場(兵庫県)
サンビレッジ茜(福岡県)全長280m

【野沢温泉スキー場のサマーゲレンデ】の様子が分かる動画がありますので、参考にしてみて下さい。

屋内のスノボオフトレ施設

屋外の施設は人工芝の上を滑るものが多いですが、屋内の施設では雪の上を滑ることが出来ます。

施設の数は多くないですが、冬と近い環境で練習できるのはとてもありがたいことです!

人工芝が怖いという方には、これから紹介する施設もおすすめです。

1番スノボが上手くなる!?ハーフパイプのオフトレ施設

国内で唯一、ハーフパイプのオフトレが出来る施設が、カムイ御坂スキー場です。

人工雪で滑る事が出来る施設です。

オフトレ施設の中では一番冬の雪の感覚に近いと思われます。

ハーフパイプというと、競技者用のオフトレ施設と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

午前の部と午後の部の2部構成で分かれており、確かに午前の部はハーフパイプ競技の選手や、プロを目指すキッズ達が多いです。

しかし、ハーフパイプ初心者向けのスクールもありますので、初心者でも教えてもらいながら滑る事が出来ますし、ハーフパイプの壁を使わずに、ボトムだけを使った基礎のレッスンをしてくれる外部のライダーもいます。

それでも周りの視線が気になるという方に是非おすすめしたいのが、『オールナイト』です。

月に2回ほど、21時~朝の4時まで滑走できる、まさにオールナイトイベントというものがあるのです。

オールナイトの時間に行くと、競技のための練習をしたい人というよりも、フリーランを楽しみたい人が多く集まってくる傾向があります。

実はハーフパイプには、カービングターンや、エッジを使わず面で滑るターン、加速させるためのパンピングや壁を上る際に地形に合わせて荷重・抜重をするスキルなど、スノボに必要なあらゆる技術を得るヒントがちりばめられているのです。

ジャンプに特化した施設、ジブに特化した施設など、特化型のオフトレをするのももちろんとても良いことですが、スノボの総合的な滑走能力を高めたいのであれば、ハーフパイプを滑るのが断然おすすめです。

まずは様子を見てみたいという方は、案外オールナイトの開催日に行くのが気軽で良いかも知れませんね!
カムイ御坂スキー場(山梨県)

【カムイ御坂スキー場】の様子が分かる動画がありますので、参考にしてみて下さい。

雪でパークのオフトレするならここ!スノボデビューやコソ錬にもおすすめ

人工雪でスノボのオフトレが出来る施設が、御坂の他に2か所あります。

こちらは御坂に比べると雪面が少々硬い印象ですが、練習しやすいサイズのキッカーや、日替わりのジブアイテムがあり、パーク好きなスノーボーダー達にとても人気のオフトレ施設です。

オフトレ施設と言っても、スノーヴァは冬の間も営業しているため(カムイ御坂のハーフパイプは夏季のみの営業)、1年中スノボが出来るのがとてもありがたいです。

全長は60m(新横浜)、70m(羽島)と、長くはないかも知れませんが、オフシーズンにも雪の上で滑る感覚を養うことのメリットはとても大きいです。

初心者向けのレッスンやレンタルもありますので、たまに室内ゲレンデでスノボデビューしている方も見かけます。

夏の間にこっそりデビューして、コソ錬しちゃうのも有りですよ!
スノーヴァ新横浜(神奈川県)
スノーヴァ羽島(岐阜県)

※スノーヴァ羽島は2021年11月30日に廃止されることが決まりました。今のうちにたくさん行きましょう!

【スノーヴァ羽島】の様子が分かる動画がありますので、参考にしてみて下さい。

スノボのオフトレ専用ジム

最後に紹介するスノボのオフトレ施設はかなり珍しい施設で、その名もスキー&スノーボードジムです。

ジムはジムでも、ダイエットや筋トレを目的としたものではなく、あくまでスキーやスノボの上達を目指すためのジムです。

カービングが好きな方や、基本姿勢を学んで上手くなりたい方におすすめの施設です。

公式の施設紹介動画がございますので、詳しくはこちらをご覧ください。

スキー&スノーボードジム(埼玉県)

まとめ:スノボが上手くなりたければ、オフトレするべし!

日本には、雪のないオフシーズンでもスノボのオフトレが出来る施設がたくさんあります。

ジャンプの練習をしたい方にはエアマットやウォータージャンプ施設。

ジブの練習をしたい方にはブラッシュなどの屋外施設。

カービングの練習をしたい方にはサマーゲレンデ施設、がおすすめです。

未経験の方や初心者の方も、怖いからとか、自信がないからと遠慮していてはとてももったいないです。

次の冬を思いっきり楽しむための準備期間はもう始まっています!

今年はぜひ、スノボのオフトレを始めてみませんか?

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

関連記事

Most Popular

Tag

more

Recommend

Link

  • link

ページトップへ戻る