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飛んだり跳ねたりが面白い!石打丸山がフリースタイルに適している5つの理由

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8,779 views 2018-2-5 UPDATE

スノーボードの上級者に『フリースタイル重視であれば、どこのゲレンデをススメます?3か所あげてみてください』と質問すると回答の殆どに入ってくる人気のゲレンデが石打丸山だ。

国内でスノーボードの人気が出始めた時から、スノーボーダーには力をいれており、ハーフパイプやビッグサイズキッカー、ハイセンスなジブアイテムなどフリースタイラーが大喜びしそうなハイレベルなアイテムを多く揃えていた。

現在も国内のプロスノーボーダーが多く滑っている事でも有名で、『フリースタイルといえば石打丸山』というブランド力は昔から変わらない。

『こんなサイズのキッカー飛ぶの?』と思ってしまう位のビックキッカーも難なくメイクしてしまう、名もなきアマチュアライダーなど滑っている人のレベルも相当高い。(昔からレベルの高い人達が集まりやすいゲレンデなのだ。)

その反面、『上級者向けのパーク』『初級者・中級者では到底無理』といったイメージも一部では定着してしまっているのかもしれない。

あえて言わして頂くと、そんなことは全然ない

かくいう私も、今回の取材を行うまで、『プロ向けのゲレンデ』というイメージは拭い切れなかったが、実際にコースを滑ってみると自然と笑みがこぼれてしまうほど楽しくリラックスできるゲレンデであるということに気が付いた。

地形遊びも、クルージングも、パウダーも全部が楽しく、初級者・中級者でも難なく楽しめるゲレンデの魅力について解説していこう。

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良質な雪質

豪雪地帯としても有名な新潟は上越地域で営業している石打丸山スキー場の魅力は何といっても良質な雪だろう。
上越特有の湿り気のある雪は程よいグリップ感を感じることができ、圧雪されたバーンでは気持ちよくカービングをすることができる。
そのため、石打丸山のお客様にはリピーターが多く、『石打丸山クオリティー』の良質な雪は多くのファンから愛されている。

実際に私も朝一番の圧雪コースから、Close直前の少し固まり始めたコースまで一通り滑ってみたが、どのコースも程よくエッジがかかり、いつもより深めに身体を倒しながらカービングを楽しむことが出来た。
『ん?俺、上達したんじゃないか?』と勘違いしてしまうほど、滑りやすい雪質なので、スピードを出して滑りたい方には最高の雪質と言えるだろう。

また、雪が降った翌日にはゲレンデ中いたるところに柔らかい雪が残っている。
特にモンスターパイプ横のホピヒラーコースやC3リフトからアクセスできるジャイアントコースには非圧雪エリアがあるため、朝一番にパウダーを狙って滑りに行くのがおススメだ。

 

 

楽しい地形とコースレイアウト

石打絶景その2

地形遊びも長距離のクルージングも両方とも出来るのが石打丸山の魅力だ。
特に、山頂ゲレンデ(ここからはGala湯沢にもアクセスできる)から、降りてくるコースがおススメだ。

朝一番の山頂ゲレンデは気持ちよくカービングを楽しむことが可能で、その後のパラダイスコースはハーフパイプのような地形になっており壁を使った遊び方が出来るのだ。パラダイスコースから、ジャイアントコースの非圧雪や地形で遊ぶもよし、チロルゲレンデのハーフパイプを流すもよし、デビルダウンコースでがっつりとショートターンを決めるのもよし。とコース毎に全く違う滑り方が出来るのが特徴なのだ。

また、晴れた日の山頂ゲレンデからの越後の山々や魚沼平野の景色は絶景で石打丸山に行ったら一度は訪れておきたい場所だ。
滑りに自信が無い方でも、山頂ゲレンデからメルヘンコースを下りてくれば、簡単で緩やかな斜面を気持ちよく滑りながら絶景を楽しむことが出来るだろう。

 

 

初級者・中級者こそ楽しめるフリースタイルパーク

ワイドBOX

先にも記載したが、やはり石打丸山と言ったらフリースタイルパークの存在は欠かせない。

特に注目頂きたいのが、エンゼルコースに設置されたメインパーク&ビギナーパークだ。
石打丸山クオリティーで設計制作された数々のアイテムはエントリーしやすくランディングもしやすい設計になっている。
また、高い技術力をもったディガーが定期的にメンテナンスしてくれるので、『ランディングがボコボコのキッカーで怖くて飛べない』などということも無い。

『パラダイスコースの地形で遊び、そのままパークに直行する』というルーティンで滑り倒せば、きっと貴方のスノーボードスキルはぐんぐんレベルアップする事だろう。

 

 

滑っている人のレベルが高すぎ!見ているだけで勉強になるゲレンデ

3月17日パーク 538

今回の取材で感じたのが、滑っている人のレベルの高さだ。

プロライダーからも絶大な人気を誇る石打丸山スキー場はローカルの方々もとてもレベルが高い。

自分では考えもしないようなトリックや、地形の見つけ方など、観察しているととても勉強になるので、不審人物と思われない程度に上手いライダーの動向を追ってみてほしい。

色々と学べるポイントに気付くはずだ。

 

 

気に入ったコースをガンガンまわせるゲレンデ設計

石内丸山ゲレンデマップ

この点は取材に行ってみて気付いた点なのだが、石打丸山は人気ゲレンデにしては混雑がし辛いように感じる。

それは、ハツカ石口・中央口・観光口の3つの入口があるゲレンデ設計のためだろう。

横に広いゲレンデなので、適度に人が分散され一部に集中するようなことが起こり辛い。

ハーフパイプやパーク、非圧雪コースなど人気のコースには人が多くなる傾向にあるが、それでもそこまでの大渋滞というのは発生しないと感じた。

『お気に入りのコースを何回でもまわしたい』という方にはとてもおススメできるゲレンデだ。

今回の5つの理由には記載はしなかったが、石打丸山スキー場はナイター設備も完備され、長く滑ることが可能だ。
夜は冷え込むため、昼間とは違った感覚でスノーボードを楽しむことが出来るだろう。

また、高速道路からのアクセスもよく、渋滞しなければ10分~20分もかからずにゲレンデまで来ることが可能だ。雪道運転に不慣れなかたにも安心して来場いただける環境が整っているのはうれしい限りではないだろうか。

歴史が長く、多くのスキーヤー・スノーボーダーに愛される石打丸山スキー場はスノーボードを楽しむにはうってつけのゲレンデである。
今シーズンのスノーボードツアー計画に是非とも入れてみて頂きたいゲレンデだ。

詳細は公式ホームページをチェック

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Writer
乾 海老雄
乾 海老雄 チーフライター

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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