スキー場取材

初~中級者向け:岩原スキー場が上達しやすい5つの理由

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3,746 views 2018-3-1 UPDATE

『スノーボードが上手になるためには何が必要か?』

もし、このような質問をうけた場合、貴方ならどのように答えるだろうか?
多くの解答は『練習量』『自分の技量にマッチした道具』などだろう。
『中の良い仲間・ライバルの存在』というのも上達には必要な要素なのかもしれない。

しかし、もう一つある。

それは、上達しやすいゲレンデ選びだ。

この点については、盲点だったという方もいるのではないだろうか?
そもそも、何をもって上達しやすいというのかが不明確なので、盲点と思う方がいても無理はないだろう。

当初、私も半信半疑だったのだが、実際に現地で取材してみて『上達しやすいゲレンデ』の理由を知ることができた。

今回は、特に初心者・中級者が上達するのに必要な要素を全て満たしている岩原スキー場についてご紹介していこうと思う。
※この記事でいう『上達しやすい』というのは、あくまでも記者の個人的な主観に基づいている。他のゲレンデが『上達し辛い』という意味ではないので、その点についてはご理解頂きたい

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上達しやすいポイント1:最高の雪質

上越エリアにある岩原スキー場は、ほかのゲレンデに比べ良質な雪が長い期間楽しむことが可能だ。
このエリアは豪雪地帯としても有名で、豊富な天然雪が豊富な地域なのだ。
この良質な雪というのは、実はスノーボードの上達に欠かすことの出来ない要素だったりする。
良質な雪は適度な湿りがあり、適度に重い。そのためエッジのグリップが効きやすく、結果的にスノーボードの操作性が向上する。
また、人口雪に比べスピードも出しやすいという特徴があるため、『いつもより、少しスピードを上げてみようかな?』という事にも
チャレンジしやすい。
上越エリアは気温も低く常に良い状態が保たれるため、人口雪特有の『ガリガリのアイスバーンで怖い』なんていうことも起こり辛い。
板のコントロールがしやすく、リラックスして滑走できる環境で、楽しみながら上達することが出来るだろう。

 

上達しやすいポイント2:レベルアップに最適なコース設計

岩原スキー場のコースレイアウトは、『横に広い設計ではなく、縦に長い設計』となっている。
下の方のコース(1メインバーン・2グランドバーン・3ワイドバーン等)は斜面の凸凹を極力無くし、平たんに仕上げているため、とても滑りやすい斜面になっている。
初級者は、板の基本的な操作(止まる・曲がる等)を安心して身に付けることが出来るし、中級者はカービングやオーリーなど、レベルアップにつながるような動作の練習をすることができる。

 

上達しやすいポイント3:飽きのこないコースバリエーション

岩原スキー場が上達しやすいゲレンデと言われる理由の一つに、『コース設計』がある。
このコース設計は実に秀逸で、初級者・中級者問わず楽しみながら上達することが出来るレイアウトになっている。

例えば、1メインバーン・2グランドバーン・3ワイドバーンは初級者向けのコースになっているのだが、それらの上部に位置しているのが
13スカイコースや14ダイナミックコースという中級者むけのコースなのだ。
『午前中は初級者向けのコースで滑って、午後は中級者向けのコースにチャレンジしてみる』という流れであっても、コースの後半は
滑り慣れた初級者向けのコースに戻ってこられる。
この『滑り慣れた場所』というのは初級者や経験の浅い中級者にとっては精神的に安心できるのではないだろうか。

他にも、山頂クワッドリフトからアクセスできる16クルーズコースの林間道を経由して20アーチコースを抜けるルートを通ると、簡単な
斜度のコースを長距離滑ることも可能になる。
安心して長距離を滑ることができるということは、上達という観点から非常に大切な要素だろう。

 

上達しやすいポイント4:ロング一日券でナイターまで楽しめる

ご存じの方は少ないかもしれないが、実はこの岩原スキー場は日本ではじめてナイター滑走を始めたゲレンデなのだ。
それが理由かどうかはわからないが、ロング一日券でナイターまで滑走が可能なのだ。
※一日券は\4,000、ロング一日券は\4,500  詳細は公式サイトでチェック

日中に比べ、夜は特に冷え込むため雪のコンディションは硬くなる。その硬い雪でも滑れるように練習してみて頂きたい。
日中の比較的柔らかい雪質とは違った感覚で、特有の滑りテクニックが要求されるのだが、『同じ斜面・違うコンディション』という状況で滑り込むのが、スノーボードの上達には非常に効果的なのだ。

 

上達しやすいポイント5:初級者・中級者向けのパーク

第3ペアリフト下に設置されているフリースタイルパークは初級者・中級者を対象に設計されている。
特にキッカーはサイズが程よく小さく作ってあるので、パークに不慣れな方でも挑戦しやすい設計になっている。
是非とも気軽にパークに挑戦して頂きたいのだが、その際にはヘルメットやプロテクター等の防具は着用するようにして頂きたい。

 

 

以上が岩原スキー場が上達しやすい5つの理由だ。

5つの理由以外にもユーザー目線で設計された施設やサービスが盛り沢山の岩原スキー場に是非とも一度足を運んでみて頂きたい。

Writer
乾 海老雄
乾 海老雄 チーフライター

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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