冬のレジャーの醍醐味として、スノボやスキーは男性だけでなく女性にも特に人気があります。
ですが、スキーやスノボはなかなか行く機会が限られているため、いざ出かける際には、「持ち物に何が必要だっけ?」と疑問に思うことがよくあります。
そこで、この記事では、特に大人女子がスノボを満喫するために、必需品から便利なアイテムまで、スノボに行く前にチェックしておくべきポイントをリストアップしてみました。
これを確認しながら準備すれば、初心者や久しぶりにスノボを楽しむ方々も、忘れ物なく当日を迎えることができますので、ぜひ活用してみてください!!
この記事を担当させていただくのは、世界で最も有名なウィンタースポーツ企業の一つであるSalomonで働いた経験もあり、現在もスノーボードインストラクターの資格を保持している奈良岡です。
私の経験から、以下のことをお伝えいたします。
- スノボ初心者女子のための基本的な持ち物リスト
- あると便利なもの
- 滑ったあとも可愛くいるためのアイテムたち
- 泊りでいくための持ち物リスト
- 持ち物を減らすコツ
Contents
スノボ初心者女子のための基本的な持ち物リスト
初心者のために、特に重要なアイテムをリストアップしてみました!
- スノーボード板
- ブーツ
- ウェア
- ゴーグル
- 現金
- スマートフォン・携帯電話
順番に紹介していきましょう!
ボード板
スノーボードをするには、ボード板がなければ始まりません。
ボードの形状には多様性があり、反発力や柔らかさが異なるため、滑り方や感覚も変わってきます。
初心者の方は、専門知識を持つ人と一緒に選ぶのがおすすめです。
また、初心者の場合、ボード板はレンタルでも十分でしょう。
レンタルする場合、レンタル代金と保険料が必要で、身分証の提示を求められることもあるため、事前に準備しておくとよいでしょう。
板の選択は経験を積んでからでも遅くはありません。
ビンディングやリーシュコード(板とブーツを固定するための道具)も、ボードをレンタルするとついてくることがほとんどです。
これらの装備は初心者にとって必要なものであり、レンタルすることでスノーボードを気軽に楽しむことができます。
自分に合ったスタイルが見つかったら、その時点で自分のボードを購入するのもよいでしょう。
ブーツ
スノボ初心者女子にとって、足元の快適さは重要です。
ブーツもレンタルできますが、レンタル品のなかには足に合わないものもあります。
足が痛くなる、水がしみてくる問題が発生することも。
スノボに慣れてきたら、自分の足にぴったり合うブーツを購入することをおすすめします。
人気のブランドやサイズはすぐにレンタル中になることもあるため、自分専用のブーツを持つことで、より快適にスノーボードを楽しむことができます。
自分の足に合ったブーツを選ぶことは、スノボの楽しみを大きく向上させます。
ウェア
ウェアもレンタルできますが、ファッションにこだわりたい場合は、自分のスタイルに合ったデザインや色のウェアを持参するのがおすすめです。
特に女子向けのウェアは、耐寒性や防水性に優れているだけでなく、可愛いデザインや派手な色で目立つものが多く、トラブル時に見つけてもらいやすくなります。
お気に入りのウェアを着ることで、初心者であってもスノーボードを楽しむ気持ちが高まるでしょう。
付属の小物、例えばベルトや取り外し可能なフードも忘れないようにすることが大切です。
ゴーグル
スノーボードを楽しむ際、ゴーグルは必要不可欠なアイテムです。
晴れの日は強い日差しを、吹雪の日は視界の悪化を防いでくれます。
レンタルのゴーグルは曇りやすいことがあるため、曇り止め機能があるものを選ぶか、曇り止めスプレーなどを持参しましょう。
現金
現金はゲレンデでの買い物や予期せぬ出費に対応するためにも、手元にあると安心です。
交通費、食費、レンタル料金、お土産代などに加え、余裕を持った金額を持参しましょう。
特に山の上のゲレンデではATMがないことが多く、事前に現金を用意しておくことが重要です。
滑走時に邪魔にならないよう、コンパクトなお財布や小銭入れを用意して、小銭を多めに持つと便利です。
スマートフォン・携帯電話
スマホは、ゲレンデでの連絡手段としてはもちろん、ゲレンデの情報や宿泊先の確認、写真撮影にも使われます。
スキー場での使用には、スマホを雪や水から守る防水ケースがおすすめです。
雪による故障は保証適用外のことが多いため、自分でしっかり保護することが重要です。
また、一日を通して使用するため、出発前にはフル充電を忘れずに行いましょう。
証明書
スキー場でのレンタル用品を借りる際、身分証明書の提示が必要となることが多いので、免許証や学生証など、身分証明書を忘れずに持っていきましょう。
また、スノボは転倒しやすいスポーツであるため、万が一事故に巻き込まれること。
怪我をした場合、病院への搬送や治療の際に保険証が必要になることもあります。
そのため、スノボを楽しむ際は、必ず身分証明書と保険証を携帯することをおすすめします。
これらの証明書は安全と安心を確保するために不可欠なアイテムです。
あると便利なもの
続いて、スノーボードを楽しむために、女の子が持っていくと便利なものを紹介します。
- 防寒着
- お菓子
- 着替え
- カイロ
これらのアイテムは、基本的にレンタルできないため、自分で用意する必要があるでしょう。
防寒着
スノボ初心者女子にとって、スキー場の寒さをしのぐために防寒着を着用することは大切です。
スノボウェアの下に着るインナーは、暖かい素材だけでなく吸水性や速乾性を備えたものが理想的です。
汗をかいても素早く乾き、風邪を引くリスクを軽減します。
首元をしっかり保温できるタートルネックのインナーなどを選ぶとよいでしょう。
また、フェイスマスクは、寒さ対策や日焼け防止、化粧崩れ防止に役立ちます。
ネックウォーマーも、首元の保温に効果的なアイテムです。
手袋はレンタル可能ですが、個人的に快適なものを選ぶのがおすすめです。
お菓子
スノボをするとき、特に初心者は体力をたくさん消費します。
そのため、エネルギー補給としてお菓子の持参をおすすめします。
甘いもの、特に糖分が豊富なアメやチョコレートは、スノボ中の疲労回復に役立ちます。
また、リフトやゴンドラに乗っている際に同乗者にお菓子を提供することで、親しみやすさをアピールできる場面もあります。
ひとくちサイズの個別包装のお菓子は、持ち運びに便利で、他人にも配りやすいです。
お菓子は、ウィンタースポーツでの疲れを和らげるだけでなく、万が一の遭難時にも役立ちますので、ぜひ持ち物に入れておきましょう。
着替え
スノーボード初心者女子にとって、着替えの準備は非常に重要です。
特に靴下や下着、インナーは、転んで濡れてしまうことが多いため、予備を用意しておくことをおすすめします。
スノボ中に汗をかいたり雪で濡れたりすると、濡れたままの衣類が体温を奪い、風邪を引く原因になることがあります。
宿泊する場合はもちろん、日帰りでも、着替えを持参することが望ましいです。
スノボ後の体温調節や衛生面を考慮して、しっかりと着替えの準備をすることが大切です。
カイロ
いざ滑っている最中は暑く感じるかもしれませんが、着いた時やリフトに乗っている最中は特に寒く感じます。
貼るカイロなどを持ち込んでおけば、少しでも寒さを和らげてくれるでしょう。
滑ったあとも可愛くいるためのアイテムたち
スノボ女子にとって、スノーボード自体を楽しむことは当然、スノーボードの最中や帰り道でも可愛くいたいと思うことでしょう。
そこで、スノーボードが終わったあとも可愛くいるための持ち物を紹介していきます!
- 日焼け止め
- リップクリーム・ハンドクリーム
- 化粧品
- ポケットティッシュ
日焼け止め
雪の照り返しによる紫外線は、夏のビーチにいるのと変わらず強烈です。
化粧下地としてSPF値が高いものを使用しても、日焼け止めは時間が経つと効果が落ちるため、日焼け止めを持っていき、1〜2時間おきの塗り直しをおすすめします。
特に女子スノーボーダーは、晴れた日の下からの照り返しで強い日焼けになりがちなため、SPF、PA値が高い日焼け止めを用意しましょう。
汗をかいても落ちにくく、長時間の滑走でも紫外線から肌を守ります。
スノボの持ち物リストに日焼け止めを加え、しっかり塗っておくことが大切です。
リップクリーム・ハンドクリーム
スノボを楽しんだあとも美しさを保つために、リップクリームとハンドクリームは必需品です。
ゲレンデでの長時間滑走は、唇や肌の乾燥を引き起こしやすく、特に冬の寒さと雪の照り返しは乾燥を加速させます。
リップクリームは唇の乾燥を防ぎ、ガサガサになるのを避けるために効果的です。
ゲレンデでの滑走中や休憩時にこまめに塗り直すとよいでしょう。
保湿効果のあるワセリンを使用するのも一つの方法です。
また、ハンドクリームを使用することで、手の乾燥を防ぎ、肌をしっとりと保つことができます。
これらのアイテムを携帯することで、スノボ後も肌の乾燥を防ぎ、美しさをキープできます。
化粧品
スノボ初心者女子が滑ったあとも可愛くいるためには、化粧品の持参が重要です。
特に、ゲレンデでの長時間滑走により、汗や雪で化粧が崩れやすくなります。
メイク落としや洗顔料、化粧水や乳液などのスキンケアグッズも、宿泊施設に用意されていないことが多いため、自分の肌に合ったものを持っていくと安心です。
ポケットサイズのコンパクトな化粧品や、折り畳み可能なミラーは特におすすめです。
スノボ後のアフターケアも大切で、特にゲレンデでは肌が荒れやすいため、化粧水や乳液でしっかりとケアをおこなうことが大切です。
ポケットティッシュ
寒いゲレンデにいると、鼻水が垂れてきてしまうことも。
ポケットティッシュを持ち込んで、すぐに使えるようにしましょう!
泊まりで行くための持ち物リスト
泊りがけでスノーボードを楽しむ場合、荷物が増えてしまいますね。
行く前に焦ってしまわないように、リストにまとめました。
- お風呂セット
- 生理用品
- 湿布・絆創膏
- 充電器
お風呂セット
宿泊施設によっては、基本的なアメニティが用意されていることもありますが、自分の肌に合ったシャンプーや歯磨きセット、タオルなどを持って行くと安心です。
特にペンションや民泊では、タオルやシャンプーなどのアメニティがない場合があるため、事前に確認し、必要なアイテムを自分で準備することが推奨されます。
一日中スノボを楽しんだあとのリラックスタイムに、自分の好きなバス用品を使うことで、よりリフレッシュすることができます。
自分のお風呂セットを持参すれば、どんな宿泊施設でも快適に過ごせるようになります。
生理用品
環境の変化によって生理が予定日以外に起こることもありますので、安心のためにも生理用品を荷物に入れておくことをおすすめします。
現地で調達することも可能ですが、持参することで急な状況にも焦らず対処できます。
特にスノボのようなアクティブな活動中は、心配事を減らしリラックスして楽しむためにも、事前の準備が大切です。
不測の事態に備えて、生理用品を含めたパーソナルケアアイテムを忘れずに携帯しましょう。
湿布・絆創膏
スノボ泊りの際に持っていくべき重要なアイテムの一つが、湿布や絆創膏です。
特にスノボ初心者は、慣れないブーツによって靴擦れが起こりやすいです。
靴擦れによる痛みは滑走の妨げになるため、予防として絆創膏を数枚用意しておくと安心です。
また、滑走中の転倒や筋肉疲労による痛みに対処するために、湿布も準備しておくと役立ちます。
ゲレンデでは衛生用品が高価なこともあるため、事前に準備しておくとお財布にも優しいでしょう。
充電器
一日中寒い所でスノボを楽しむと、スマートフォンのバッテリーが減りやすくなるため、二日目以降もスムーズに過ごすためには充電器が必要です。
特にスノボの服装を撮影する女子や、万が一のケガや病気の際に連絡を取るためにも、スマホの充電状態を常にチェックすることが大切です。
予備バッテリーも便利ですが、宿にコンセントがあれば充電が可能です。
これにより、通信手段を確保し、快適なスノボ体験を維持できます。
持ち物を減らす方法
スノボへの持ち物を減らす方法は、レンタルと厳選を心がけることです。
スノーボードやブーツはレンタルすることで荷物を減らすことができます。
もっとも、混雑時には希望のサイズがないこともあるため、余裕があれば自分専用のものを購入することを検討しましょう。
スノボウェアもレンタル可能ですが、頻繁にスノボに行く場合は購入がお得かもしれません。
ゴーグルとグローブも現地で購入やレンタルが可能です。
また、化粧品やシャンプーなどを持参する際は、コンパクトで必要最低限のアイテムに絞ることが重要です。
まとめ
スノボを満喫するためには、事前の準備が重要です。
この記事では、日帰りから宿泊までのスノボに必要な持ち物、女子にとって便利なアイテムをカテゴリー別にまとめてチェックリストを作成しました。
このリストを活用し、忘れ物を防いでスノーボードを楽しみましょう!
また、スノボ女子はファッション性も重視し、服装のコーディネートを楽しむのもおすすめです。
荷物はできるだけコンパクトにまとめ、宿泊の場合はスーツケース一つに収める程度が理想的です。
夜行バスを利用する際は、バス内で必要な荷物を別に準備しておくと便利です。
女子ならではのアイテムを忘れずに、スノボの楽しみを最大限に引き出してください。
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