潜在意識と顕在意識について。お金持ちになるは潜在意識に働きかけよう

こんにちは。
R/ForAの矢野です。

今回は潜在意識と顕在意識について書いていきたいと思います。
よく潜在意識と顕在意識の記事や本を読むと、水に浮かぶ氷山を例に話を進めることが多いのですが、すごく分かりやすい例だなと思います。
水面から出ている実際に見ることができる氷山の部分を顕在意識、水面よりも下(水中)に沈んでいる部分を潜在意識と比喩しています。

実際に水面から出ている氷山はその実態と比較してごく一部で、水中に沈んでいる部分の方が圧倒的に大きいということを伝えるための比喩ですね。
うん分かりやすい。

よくメンタルコーチングや自己啓発系の話の中で出てきますが、その人の今を形成しているのは人が普段意識していない、潜在意識の方なのでこれからの人生を好転させていくためには潜在意識の方に働きかけなければならない。というもの。

顕在意識の力と潜在意識の力の差を　1:6000　とか　1:20000　とか表現したりしますが、実際にどのくらい差があるのかを定量的に測ることはできません。
そりゃそうですよね。意識の話なので。
ですが、絶対に言えることは潜在意識がその一個人の圧倒的な部分を構成しているということです。

少し序章が長くなってしまいましたが、今回のコラムでは潜在意識と顕在意識について矢野の実体験も踏まえてお話ししていきます。

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顕在意識と潜在意識

まずは概念的なお話しからしておきましょう。
一般的に顕在意識と潜在意識とはどのように定義されているかをご紹介します。

顕在意識とは

自分で考えて、行動することが出来る意識のこと。

日常的に使っている意識のこと。

心中に明瞭に自覚されている意識。

などなど。調べてみると上で挙げたようなものが定義として出てきます。
具体的に表現すると、"ハンバーグを食べる"や"キーボードを打つ"などのこれをやろうと自分で決めて行動する意識のことです。

このように考えると、自分自身を掌握しているのは100%顕在意識じゃないの？
と感じるかもしれませんが、そうではないのです。
この事実にすら気づいていない方がほとんどで、自分自身の人格や行動を形成しているのは圧倒的に潜在意識です。

では次に潜在意識についてです。

潜在意識とは

自覚されることなく活動する意識。また、意識内での強い禁止によって自覚面に現われることができない意識。半意識。

私たちが普段意識することができない意識のこと。

と、このような定義が出てくるかと思います。
ひと言で表現すると、「無意識」です。

ちなみにこの潜在意識という概念を発見したのはフロイトという精神科医で、そのフロイト医師が発見した潜在意識を人生を成功・幸せに導くために応用したのがジョゼフ・マーフィー博士でした。
なぜマーフィー博士がこのような潜在意識の大きなパワーを信じ、そして世の中に広めたのか。
その理由の一つとして、マーフィー博士がまだ若かった頃、悪性腫瘍(ガン)に侵されたとき、潜在意識に「私は治る。私は治る。」と働きかけることによってその病気を完治させた。という実話があります。
現代の医療でもあり得ないと言われてしまうであろう事が数十年前に起こり、潜在意識のパワーが実際に存在しているとマーフィー博士自身が感じ取ったのでしょう。

ジョゼフ・マーフィー（1898年～1981年）

この潜在意識に対する働きかけが重要だという発見が過去100年間の人類の発見の中で最も偉大であると言われています。

マーフィーの名言

せっかくマーフィーさんをご紹介したので、マーフィーさんが残した名言をいくつかピックアップしてご紹介したいと思います。
どの言葉も珠玉の名言です。

マーフィーの名言①

現実の自分よりも

理想の自分を愛しなさい。

そして理想の自分で他人と接するべきです。

これが他人から評価される秘訣です。

マーフィーの名言②

グチや悪口は不幸を呼ぶ呪文です。

けっして口にしてはなりません。

マーフィーの名言③

不安・心配が先に立ってしまうと

何事もうまくいきません。

不安や心配があったら、

それを徹底的に分析してごらんなさい。

いかに根拠のないものであるかが

きっとわかるはずです。

たった3つの言葉からも、人生を成功に導くためには潜在意識に働きかけることが大切だということが分かりますね。
②,③を見てみても、分かるように心配や不安など自分にとってマイナスなことを考えるだけで潜在意識にマイナスなことが分かります。

人は1日に50000回自分に話かけている!?

そうなのです。
これを聞くとビックリする方が多いと思いますが、一日の中で他人と会話するよりも自分自身と会話する回数の方が圧倒的に多いのです。

そして人間は、失敗をしないように何事も選択していく生き物なので、失敗しそうになると自分にストッパーをかけます。
例えば

"俺には無理だな。。。"

とか

"こんなことできるはずがない"

などなど。

このように、何に対してもネガティブな考え方をもっていると、自分自身に言い聞かせることになるので、潜在意識に俺はできない人間だ。と刷り込んでしまうことになります。

できない。無理だ。
と常日頃思っている人は要注意です。

何事も100%無理ということは絶対にありませんし、1%でもできる可能性があるのであれば。

俺はできる。私はできる。

と自分に言い聞かせましょう。

自分が発している言葉を自分が一番聞いている

潜在意識にポジティブで良い情報を刷り込んでいくためにとても重要なポイントが、自分が発している言葉をポジティブで良いものにしなければなりません。
なぜ、自分が発している言葉をポジティブなものにしなければならないのでしょうか。

それは自分が発している言葉は自分の耳が一番よく聞いているからなのです。
だから自分が扱う言葉はネガティブな言葉ではなく、ポジティブな言葉を積極的に使った方がよいのです。

また、この事実も知っておく必要があります。
人の脳は人称を区別することができないという事実です。

例えば、
本当に"お前"は馬鹿だな。

と友達やできない部下に伝えたとします。
この言葉を自分の耳が聞いていて、脳がどのように解釈するかというと、

本当に"俺(私)"は馬鹿だ。

と解釈します。
本当かよ。と思うかもしれませんが、脳科学の観点からもこの考え方は正しいとされています。

ということは、逆に

お前って奴は最高だな！！

と相手に伝えたとしましょう。
もうお分かりでしょうが、これを脳は

私って最高！！

と解釈します。

相手も最高だ！！と言われて悪い気はしませんし、自分の脳に対してもポジティブな影響を与えるのなら、間違いなく実践すべきことなのではないでしょうか。

潜在意識への働きかけ方

では実際にお金持ちになるために、潜在意識に対してどのような働きかけをするべきなのかについて考えていきます。

根拠が全くない思い込みをする

自分はお金持ちになれる。と根拠もないのに思い込むことがとても大切です。
何の疑いも持たずに思い込みましょう。

年収1000万になりたいのであれば、現在の年収が300万円だったとしても1000万円もらえると思い込むということです。
根拠は一切持たないというのがポイントで、仮に根拠のある思い込みをするとどうなるか。
上の例えでいうならば、

現状が300万円だから、、、400万円になればいいかな。
と考えるでしょう。
まあ現状と比較して、実現可能な範囲で目標を立てるということですね。

そして、時間が経過して仮に400万円に到達していなかったとしましょう。
すると
"あ。やっぱり年収を上げていくのは無理なんだな。"
という思考になってしまいます。
前述したとおり、無理だという考え方が潜在意識に刷り込まれてしまうので、ネガティブな要素を引き寄せてしまうのです。

だからこそ根拠が全くない思い込みで良いのです。

RASの力

皆さんはRAS(網様体賦活系（もようたいふかつけい）)という脳の仕組みを知っていますでしょうか。
このRASとは、脳のフィルターの役割をしている仕組みのことです。
日々生活の中で大量の情報が目や耳などの五感を通して脳にインプットされていますが、すべての情報を脳の中に取り込んでしまうと脳がパンクしてしまうので、必要な情報とそうでない情報を振り分けているのがこのRASというわけです。

ということは、自分はお金持ちになる。と思い込んでいると、このRASがお金持ちになるための情報は取りこぼさないように脳に情報をインプットしていってくれます。
仮にお金持ちになると思い込んでいないと、お金持ちになるために必要な情報と出会ったとしても、フィルターには引っかからずに取りこぼしてしまいます。

このような理由から、根拠のない思い込みが必要だということが言えます。

将来なる自分のように今から振る舞う

将来自分がなりたいであろう理想像を想像して、そのように振る舞いを変えていくことが大切です。

姿勢、表情、立ち振る舞い、服装、身に付けるもの、、、

なんでもいいのです。
細かいところからでいいので、自分の理想像を明確に想像して、お金がかからない部分からでいいのでその姿になり切りましょう。
もし、全く想像することができないという方は、自分の理想としている姿に近い人を周りから見つけてその人の真似をすることも効果的です。

年収1000万円が目標なのであれば、その理想に近い人を見つけて徹底的に真似しましょう。
可能であれば、自分の身の丈よりも高いスーツや時計などを買うのはとても効果的で、その買ったものに見合う自分にならなければという意識が向上心を生み、それが行動に現れ始めて現実が変わっていきます。

矢野も実際にこの考え方に納得できたので、無理してOMEGAの時計を買いましたｗ
その時計を見る度に自分の成長とスキル向上に向けて努力しようという活力が生まれてきたことを思い出します。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
潜在意識への働きかけがどれほどのインパクトを与えるのか。
お金持ちになるためにはどのような心構えをするとプラスの方向に向かっていくのかを書いていきましたが、これら全て矢野自身が実践して実感していることなので書いています。

今の現状に満足できていないという方は是非実践してみて下さい！

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