サーフィンのコラム

オリンピックに向けてウェーブプール構想を静岡県・牧之原市が発表

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5,346 views 2016-3-4 UPDATE

4年後に迫った東京オリンピック!IOCへの追加競技としての提出が決定しているサーフィンであるが、
その誘致を目指す静岡県・牧之原市がこのたび、人口で波を作る「ウェーブプール」の構想を発表した。

参考URL : 牧之原市公式HP

参考記事

IOCに提出する2020年東京オリンピックの追加種目にサーフィンとスケートボードが正式に決定!

#サーフィンのニュース

 
日本国内では既に西日本の兵庫県・神戸市でスノーボードのオフトレーニング施設を全国展開しているKingsグループが「コウベレイーズ」の建築が進められているが、「コウベレイーズ」が全長100m、幅60mという大きさに対して、今回の構想案のプールはなんと全長300m、幅100mとかなり大規模のものが企画されている。

サーフィンというと、波のコンディションによっては大会が予定通りに進められないということが懸念されているが、
このウェーブプールによって、その懸念が排除されることは間違いない。

牧之原市には、サーフィンの名所静波海岸があり、またこの地帯は日本でも有数のサーフィンの盛んな地域である。
もともとサーファーが多い、また多く訪れるこの地域においてウェーブプールが作られることは興味深く、
このような人口施設の設置により、若い世代のサーフィン人口の増加やまた近年のスノーボードシーンでの活躍に見られるような国際舞台での日本人サーファーの活躍も見られるようになることを期待したい。

オリンピック会場として採用されるのは現実的?

オリンピック会場としての誘致に際しては、東京からは片道約230km、車では3時間という距離にあり、この距離がオリンピックの誘致にどれほどのデメリットをもたらすのかは未知数だ。

またこれだけの巨大ウェーブプール稼働に向けてのエネルギーコストや維持費などの問題についても気になるところである。
詳しい内容はまだ発表されていないようであるが、
その詳細についてもぜひとも知りたいところである。

マイナス面の懸念も多少はあるものの、
東日本初となるウェーブプールには注目が集まることが間違いない!
今後の進展に要注目だ!

ネット上の声をピックアップ

賛否両論様々な意見が見受けられる。
地元の人間でもこの情報を知らなかったという声も。

追記 : 開催予定地の候補はどこだ

国内でも多くのエリアで建設が予定されているウェーブプールだが東京オリンピックの開催地となりうるのか。
多くの憶測が飛び交っている状態だが、現状のサーフィンの開催予定地の最有力候補は千葉県九十九里のようだ。
オリンピックの開催予定地に関して、これからの動向に注目していきたい。

 

Writer
Tomomi Inoue
Tomomi Inoue ライター

ヨコ乗りが好き過ぎて人生が狂ってしまった三十路女子。
10シーズンに渡るスノーボード篭りとスケートボード生活を終えて、現在サーフィンに夢中。
カリフォルニア、中米、インドネシア、オーストラリアなどいい波いい環境を求めて世界中を放浪中。
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