空中に飛び出すために開発されたデッキテープ
スケートボードの発祥を遡っていくと、元々はサーファーが水を抜いたプールやストリートで乗り始めたのが流行のキッカケになっていることが分かる。
その当時スケートボードにデッキテープは必要なかった。
なぜなら2次元(平面のみ)でスケートボードは成立していたからだ。
それから時が経ち、アラン・ゲレファンドという男が手を使わずにボードを浮かせるトリックを産み出すのであった。
ノーハンドエアリアルという正式なトリック名があったが、彼のニックネームから『オーリー』と名付けられた。
Ollie(オーリー)をプロスケーターが教える
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)オーリーの出現でスケートボードは2次元から3次元へと昇華したのだ。
スケートボードというカルチャー・スポーツの楽しさや創造性が格段に上がったことは言うまでもない。
そして、オーリーがスケートボードのトリックのスタンダードとなりつつあるそのタイミングで、
デッキテープはスケートボードになくてはならないアイテムとなっていった。
そんな今では当たり前のようにデッキに貼りつけられるデッキテープのセルフでの貼り方と有名デッキテープブランドをご紹介!
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#スケートボードで使う道具Contents
失敗しないデッキテープの貼り方
デッキテープの一部でコーティングを剥がす
板の表面には通常、酸化防止や見栄を良くするためにコーティングが施されていることが多くそのままデッキテープを貼ってしまうと剥がれやすくなってしまいます。
その対策として、デッキテープの一部を使って貼る前にデッキの表面を擦る作業をしましょう。
画像がブレブレになっちゃうほどしっかり擦りましょう。
デッキテープの台紙は一気に剥がさない
表面のコーティングを擦って削り終わったら、実際にデッキテープを貼っていきます。
デッキテープの台紙を剥がしていく工程で、全て剥がしてしまわずに端の20cmほどをまずは剥がします。
全部剥がしてしまうと、修正する時などが凄く面倒になってしまうのでそれを防ぐためにも効果的です。
デッキに貼っていく
それでは実際にデッキに貼っていきましょう。
デッキとデッキテープの端はピッタリと合わせるのではなく少し余裕を持たせて貼るようにしますが、あまり余裕を持たせ過ぎると反対側のデッキテープが足らなくなってしまう場合がありますので注意しながら貼り始めの位置を決めていきます。
台紙を剥がした所までデッキに貼付けます。
台紙を剥がした所まで貼ったら、また少し台紙を剥がしてデッキに貼る。
それを数回に渡って少しずつ貼っていくのがポイント。
少しずつ貼っていきます。
少しずつ。少しずつ。
最後までいける!!!!
と確信したら一気にいっちゃってもOK。
デッキとデッキテープの間の空気抜き
デッキテープを貼っている時に空気が中に入ってしまう場合がたまにあるので、空気抜きをしましょう。
MOB GRIPはデッキテープ自体に空気が抜ける穴が空いているので、特に空気抜きをしなくても良いのですが穴が空いていないデッキテープもあるのでやっておきましょう。
空気抜き専用のローラーが販売されていたりしますが、トラックにつけたウィールでコロコロすれば全く同じ効果を発揮することができるのでこれでOK。
デッキの輪郭付け
デッキテープを貼ったままの状態でデッキの形にカッティングしようとすると凄くやり辛いので、デッキの輪郭を浮き上がらせる作業が必要になります。
硬い金属製のものなら何でも良くて、ショップなどでは棒ヤスリなどでやってくれますが、自分でやるときはトラックのハンガーの部分でも充分に輪郭付けすることができるので試してみて下さい。
切り込みを入れる
カッティングをする前に、テール部分とノーズ部分の付け根の部分4カ所に切り込みを入れていきましょう。
これをやることによって、かなりカッティングがしやすくなります。
カッティング
切り込みを入れた箇所から、ライン付けした輪郭に沿ってカッティングしていきます。
ノーズとテールの円形状の部分はカッティングし辛いので慎重にゆっくり切っていく綺麗に切れます。
直線部分はカッティングしやすいので一気に切っていきます。
デッキテープとデッキの境目を馴染ませる
最後に仕上げとして、デッキテープの切り終わった残りを使ってデッキとデッキテープの境目を擦って馴染ませていきましょう。
この仕上げをすることによって、デッキテープの剥がれるのを防止することができます。
こちらも画像がブレブレになっちゃうほど、しっかりと擦りましょう。
スケートボードのその他のパーツについて
スケートボードの部品について知識を深めたい方は下記記事も参考にしてみてください。
知っていて損はない。スケボーデッキの基本知識と海外ブランド14選。
#スケートボードで使う道具スケボーのパーツの中で最重要なトラックの説明と有名ブランド紹介
#スケートボードで使う道具小さいけど精密に作られているスケボーのベアリングについて
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#スケートボードで使う道具スケートボードコンプリートについて
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#スケートボードで使う道具デッキテープの有名ブランド
JESS UP(ジェスアップ)
デッキテープのスタンダードといえば、JESS UP。
日本で最も多く流通していると言っても過言ではなく、安価でありながら確かな品質を誇る。
粘着力も程よく、表面の目が細かいのが特徴。
MOB GRIP(モブグリップ)
表面の目がとても荒く、食いつきが半端じゃないと人気のデッキテープブランド。
一度MOB GRIPを経験してしまうと、他のブランドに変えられなくなるという噂。
注意しなければならないのが、あまりにも目が荒いので板を持っている手の指先も削れてきてしまって、慣れるまで少し痛い思いをすることもあります。
SHAKE JUNT(シェイクジャント)
ハードコアスケートボードブランド、BAKERやDeathwishのスケーターたちが産み出したブランドでデッキテープの真ん中に入っている"SHAKE JUNT"の独特なフォント文字が目を引く。
体が悲鳴を上げてようとも攻めまくるモチベーションを掻き立ててくれる不思議な効果がある。
GRiZZLY(グリズリー)
Torey Pudwillが手がけるデッキテープブランド。
グリズリー(ハイイログマというヒグマの一種)のキャラクターが印象的で、P-RODなど世界的に有名なスケーターが使用しているため、日本でも人気が出てきたデッキテープブランド。
SKATE SAUCE(スケートソース)
スケートボードワックスを中心にプロダクト展開を行っている"SKATE SAUCE"
若いブランドだけにスタイリッシュでこれからの動向に注目が集まるブランドの1つといってよい。
初心者スケーターに向けたお役立ちトリックHOW TO
スケートボードをはじめて、まず覚えたいトリックがこれ。
05 Shove It(ショービット)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケーターとしての人生がここから始まると言ってしまっても過言ではないトリック。
オーリーの追求に終わりがない。と言われる奥の深いトリック。
Ollie(オーリー)をプロスケーターが教える
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)180度デッキを回転させることがいかに難しいことを思い知らされる180トリック。
10 FrontSide180 (フロントサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)12 Backside 180(バックサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケートボードをやり初めた時にイメージとしてこれができたらかっこいい!!と思っていたであろうトリック。
23 Kick Flip(キックフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)24 Heel Flip(ヒールフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)
TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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