ソチオリンピックハーフパイプのコース紹介とルール

ハーフパイプ

ハーフパイプってどんな競技?

ハーフパイプってどんな競技なんだろう?全く知らない。。。

という方のために説明していきたいと思います。

ハーフパイプの大きさ

ハーフパイプ

この写真のような円柱を半分にカットしたような形状をしていて(だからハーフパイプっていう名前なんです。)

通常は

横幅が15m〜20m

全長が120m〜160m

最も低いボトムといわれる底からリップと呼ばれるトリックを繰り出す際に踏み切る、最も高い位置までの距離が6m〜7mになります。

今回ソチで使用されるハーフパイプの大きさ

横幅:20m

全長:190m

高さ:6.8m

上の数字を見てみると、その大きさは最大級であることがわかる。

競技内容、評価基準

ハーフパイプは、ほとんどの方がご存知だとは思いますが、このパイプの中を振り子のように行ったり来たりしてトリックをします。

通常、5回〜6回トリックを繰り出して、そのトリックについて得点が付けられます。

ソチでのハーフパイプ採点方法

・ジャッジは6人でスコアを満点を100点として付ける。

・その最も高いスコアと最も低いスコア、2つを除く4つのスコアの平均がスコアとなる。

・ベストスコア採用法で、各選手2本滑り、スコアの高い方が個人スコアとして採用される仕組み。

評価基準

技の難易度

言わずとも分かりますが、技の難しさのこと。
回転数が多ければ多いほど、難しくなり、スイッチスタンスでトリックをすると高得点に繋がります。
また、平野選手が得意としているコークやロデオと言われる、3D系のトリックを用いると更に高得点をもらえます。

技の完成度

主に空中での体勢を見られています。
しっかりとグラブをして、板を体に引きつけ、体をコンパクトにして回すことができているのか。
空中で手が泳いでないか。
これらの要素で得点が付けられます。

技の高さ

ハーフパイプで見落とされがちなのが、技の高さです。
いくら回転数が多かろうが、高さのないトリックは評価されません。
世界のトップクラスになると、リップから7mも上空に飛び出します。
トリックの高さにも注目して、見ましょう!

着地の安定感

ハーフパイプにおいて、着地の安定感ほど大切な要素はありません。
なぜなら、着地が安定していないと、失速してしまい次のトリックに上手く繋げることができなくなってしまうからです。
回転数を上げれば上げるほど、着地でピタっと回転を止めることは難しくなります。
ハーフパイプ攻略に、着地の安定感は欠かせません。

全体の構成

トリックから、ボトムラン、技の回数など
全体的なクオリティで判断されます。
これは審査に慣れていないと見分けることが難しいので、なんか雰囲気良い感じだなーと思う程度で大丈夫です。

ハーフパイプに関する用語集

レギュラースタンス

左足が前で右足が後のスタンスのこと。

グーフィースタンス

レギュラースタンスとは逆で、右足が前で左足が後のスタンスのこと。

メインスタンス

通常のスタンスのこと。
レギュラースタンスの人はレギュラースタンス。
グーフィースタンスならばグーフィースタンスでいる状態のこと。

スイッチタンス

通常とは逆のスタンスになっていること。
メインスタンスがレギュラーの人はグーフィースタンスになっている状態。
グーフィースタンスなら、レギュラースタンスになっている状態のこと。

ヒールエッジ

かかと側のスノーボードと雪面が接地している端のこと

トゥエッジ

つま先側のスノーボードと雪面が接地している端のこと

フロントサイド(オープンサイド)スピン

フロントサイドとは、前方に胸を開きながら回転していく方向のことを指します。
レギュラースタンスならば、左方向。
グーフィースタンスならば、右方向の回転。

バックサイドスピン

バックサイドとは、前方に背中を向けていく方向に回転していくことを指します。
レギュラースタンスならば、右方向。
グーフィースタンスならば、左方向の回転。

キャブ

スイッチスタンスでフロントサイドに回転することを、キャブという。

ボトム

ハーフパイプの底のこと。
底の平になっている部分。

ボトムラン

ボトムでの滑りのこと。
ここでの滑りでスピードを落とさない滑りができるかどうかで技の高さが変わってくる。
フリーランが下手クソな人はスピードが落ちる。

リップ

エアの飛び出し口のこと。

プラットフォーム

ハーフパイプの上部の平な部分。
カメラマンなどが、そこからリップを抜けてトリックをしている選手を撮影したりする。

R(アール)

ボトムからリップに向かって、上に曲がっている部分のこと。

ドロップイン

ハーフパイプに入ること。
滑り初めて、プラットフォームから滑り降りる時のこと。

グラブ

空中で板を掴むこと。
掴む手の違いや、掴む箇所の違いで名前が異なる。

ミュートグラブ

前の手(レギュラースタンスなら左手グーフィースタンスなら右手)でトゥエッジ(つま先側)のエッジを掴むグラブのこと。

インディグラブ

後ろの手(レギュラースタンスなら右手グーフィースタンスなら左手)でトゥエッジ(つま先側)のエッジを掴むグラブのこと。

トーウィーク

前の手でヒールエッジ(かかと側)のエッジを掴みながら、体をひねり、前方に板の裏を見せるようにするグラブのこと。

エア

ジャンプのこと。
空中にいる間のこと。

ルーティーン

何回目のジャンプに何を持ってくるのかという、技の構成のこと。

3D(3Dエア)

横回転と縦回転が同時に入っているエアーのこと。

ダブルコーク

ダブルコークスクリューの略。
横に3回転、縦に2回転する技はダブルコークテン(1080°)
横に3回転半になれば、ダブルコークトゥエルブ(1260°)
となります。

回転数の表現

ワン・ワンエイティー(180°)半回転
スリー・スリーシックスティ(360°)1回転
ファイブ・ファイブフォーティ(540°)1回転半
セブン・セブンツー(720°)2回転
ナイン・ナインハンドレッド(900°)2回転半
テン・テンエイティ(1080°)3回転
トゥエルブ・トゥエルブシックスティ(1260°)3回転半
フォーティ・フォーティフォー(1440°)4回転

※ハーフパイプの場合、実際に回った回転数の+180°される。

なので2回転の場合は2回転半となりファイブフォー。

2回転半の場合は3回転でテン。

といった具合に少しややこしい。


これだけの知識があれば、充分ハーフパイプを見て楽しむことができると思います。

さあ!

日本代表をみんなで応援しよう!!

ソチオリンピックが開幕して、競技3日目に突入した。

スノーボードスロープスタイルで角野友基が8位入賞という快挙を成し遂げたのは

記憶に新しい。

盛り上がりを見せているソチオリンピックで、アールフォーエーが注目する次なる種目は。

 
男子スノーボードハーフパイプ
 

メダルが期待できる競技であるだけに、楽しみで仕方がない。

そんなハーフパイプに出場する、日本人選手をご紹介。

ハーフパイプ日本人出場者

NAME age 得意技
平野 歩夢 15 キャブダブルコーク
平岡 卓 18 ダブルコーク
青野 令 23 フロントサイド1080メランコリー
子出藤 歩夢 19 フロントサイド1080

スノーボードハーフパイプ 競技日程

日にち 時間(日本時間) 競技名 放送局
2/11 19:00 スノーボード ハーフパイプ予選 TBS(LIVE放送)
2/12 0:00 スノーボード ハーフパイプ準決勝 TBS(LIVE放送)
2/12 2:30 スノーボード ハーフパイプ決勝 TBS(LIVE放送)

スノーボードハーフパイプ決勝のスタートリスト

先日、スノーボードハーフパイプ決勝のスタートリストが公開された。

下記のアンカーリンクからどうぞ!

ハーフパイプ決勝スタートリスト

 
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この記事の著者

ヤノ タカミ

ヤノ タカミ

R/ForA magazine 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
skateboard,snowboardを嗜む程度にやります。

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