スノーボードのコラム

#snowboard hack 

スノーボードの盗難対策には何をすれば効果的?

スノーボードの盗難対策には何をすれば効果的?の画像
54,515 views 2018-3-26 UPDATE

スノーボードをやっていて、実際に被害を受けないまでも噂くらいは聞いたことはあるでしょう。

"スノーボードの盗難"

スノーボードの板スノーボードビンディング、合わせて10万円を超えるものもあります。
そんな高価なスノーボードがレストハウスの目の前に無防備に置いてあれば、転売目的で盗難してしまう人が出てくるのは仕方のないことです。
特に最近では、スキー場に外国人観光客が著しく増加してきているため、海外に転売するために盗まれる事案も多くなってきています。

人の物を盗むという道徳のない人は取り締まりを強化して捕まって欲しいところですが、やはり自己防衛が大事です。

盗難する人を根絶することは残念ながら難しいので、盗難防止の策をしっかりと実践して自分の板は自分で守りましょう!

どんな板が狙われやすいの?

まずはどんな板が狙われやすいのかを把握しましょう。
自分が持っている板がこの項目のどれかに該当するなら、防犯対策を積極的にすることをオススメします。

今シーズンモデル

これは特に言わずとも分かると思いますが、去年のモデルなどの所謂型落ちのモデルではなく今シーズンにリリースされたモデルは注意が必要です。
盗難の9割の目的は転売なので、"高く売りたい"というのが犯人の本音。
故に高く売れる今期のモデルに乗っている方は注意が特に必要です。

有名ブランドのモデル

BURTONやGNU、LIB TECHなどの世界規模で展開している有名スノーボードブランドの板も気をつけなければなりません。
世界中に知られているブランドということは、国内だけでなく海外に輸出して売れる可能性がかなり高く、素早く売りさばくことができ融通が効くので注意が必要です。

国内ブランド

国内の有名ブランドも盗難の対象になりやすいので気をつけましょう。
特に高品質で有名なOGASAKA工場で生産している011や世界展開も精力的に行っているYONEXなどの板は特に注意が必要となります。

代表的な盗難対策はこれ!

目の届く場所に置いておく

ワイヤーやチェーンを付ける方法ももちろん有効ですが、やはり自分の目の届かない場所には置かないというのが大切です。
昼食を取る時、レストハウスの食堂でご飯を食べる方多いと思いますが、なるべく窓際の席を確保して窓から外に置いてある自分の板を確認できる位置に置いておきましょう。
定期的に盗られていないか確認する必要がありますが、何気に効果的です。

太めのワイヤーロックをかける

セーフマン

amazonで商品をチェックする

太めという部分がポイントになりますが、細いワイヤーの場合ペンチなどの工具で簡単に切断することができてしまいます。
なるべく切断するにも時間がかかってしまうように太めのものをチョイスしましょう。
また、100円均一などにもワイヤーロックは売られていますが、やはり強度が劣るものが多いようなので値段が少し高くても丈夫なものを選びましょう。

自転車用のチェーン

自転車用チェーン

amazonで商品をチェックする

自転車用のチェーンは太い鎖が繋ぎ合わさっているものですので、かなり頑丈でそうそう切断されることはないので効果的です。

ビンディングのビスを特殊なものに変更する

特殊なネジ

amazonで商品をチェックする

基本的にワイヤーやチェーンを取り付けるのはビンディングのヒールカップ部分になりますが、そのビンディングを板から丸ごと外して板を持っていってしまうという盗難ケースも発生しています。
その防止策として、ビンディングを板から簡単に外せないようにビスをネジ山が特殊なものに変更してしまうというものがあります。
具体的に、ネジ山をプラスドライバーではなく特殊な工具を使わないと外せないようにしてしまうというもので、自分がビンディングの調整をしたいときなど面倒ではありますが盗られるリスクを考えればやった方が良いでしょう。
町のホームセンターに行けば板のネジ穴の太さや長さに合ったものがあると思いますので、購入しちゃいましょう。

自分の板の写真を撮っておく

盗られてしまった事後処理として、自分の板の特徴を警察の人などに伝えないとならない場面が出てくると思います。
その時に、自分の板の特徴(ステッカーを貼っている位置、傷が入っている場所など)を抑えた写真を持っていると盗難届を出した際に効果的です。

保険に入る

レジャースポーツ用の保険というものが用意されているので、加入するのも一つの手です。
盗難だけではなく、自分が怪我をしてしまった場合や相手に怪我をさせてしまったなどのケースで補償金が支払われるプランもあります。
盗難の補償までしてくれるプランだと保険料が割高になってしまう傾向にあるのでお財布と相談しながら加入しましょう。

最終手段、肌身離さない

最終手段はやっぱりこれ。
大切な相棒ならレストハウスの中まで持っていきましょう。
最低限のマナーとして雪はある程度落としてから中に持ち込む気遣いができると◎


様々な盗難防止策をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
冒頭でも述べたように、盗難する人を撲滅することは難しいのでしっかりと対策を打って、いつ起こるか分からない悲しい事態を未然に予防できるようにしていきましょう!

 
 

Writer

TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column

関連記事

Most Popular

Tag

more

Recommend

Link

  • link

ページトップへ戻る