ストリートスタイル
ストリートスタイルとは、街中にある斜面や縁石、レッジ(縁石)、ハンドレール(手すり)、ステア(階段)などを利用してスケボーを乗りこなすスタイルのことです。
それらを模倣した構造物を設置したスケートパークは様々な場所にあり、多くのスケーターはそのような場所でトリックの技を磨いています。
ストリートスタイルはアルベルト・レオナルド・ナバなど、その活動をプールや専用のスケートパークに制限されることに飽き足らなくなった多くの有名スケーターたちによって、1990年代の終わりごろに始められました。
トリックを競う大会ではデッキごと障害物を飛び越えるオーリー系のトリックや、カーブやレールにデッキをあててその上を滑るスライド系のトリックが多くみられます。
現代では最も主流のスケボーのスタイルの一つと言えるでしょう。
フリースタイル
フリースタイルは1960年代から1990年代まで人気のあった、スケボーの最も古いスタイルの一つです。
フラットランド(平地)で様々なトリックを断続的に行い、その完成度を競います。
代表的な技として、ウォーキング、ショービットなどが挙げられます。
1970年代から80年代にかけてその技術が大きく発展し、それに貢献したスケーターとして最も有名なのはロドニー・ミューレンです。フリースタイルの技の多くは1980年代にロドニー・ミューレンが考案したと言われています。
1990年代になると衰退し、21世紀にはそのトリックの多くがストリートスタイルに取り込まれてゆきましたが、ストリートスタイルやバーティカルスタイルをメインに扱う現在のメディアでも、ロングボードなどと同じように時代のメインスタイルに変わりうるスタイルとしていまだ注目されています。
こんなのもある!バーティカルスタイル
バーティカルスタイルはランページやボウルと呼ばれる大型のハーフパイプでターンをしながら、ジャンプ、トリック、ポーズなどを競うスタイルです。
バーティカルとは垂直、という意味で、パイプの壁面が地面と垂直になっていることからそう呼ばれています。
その起源は1970年代、アメリカの西海岸でサーファーでもあったトニー・アルバなどZ-boysのメンバーたちが、空になった円形のプールで始めた勇気とスキルを競うライディング「ドッグ・ボウル」だと言われています。
バーティカルスタイルはスケボー競技の中でもメジャーなものの一つとしてX Gamesなど多くの大会でも採用されていましたが、X Gamesでは2011年にこの種目は廃止されることとなりました。
しかし今でも多くのスケートパークではこの設備が設置されて人気を博しています。
TOP photo credit : homydesign / Shutterstock.com
スケートボードデッキブランド14選
GIRL(ガール)
スケートショップに行けば必ずといって良いほど在庫が確保されている、スケートボードデッキ。
この女子便のロゴが印象的なブランドだ。
スケートボードをやるなら一度は乗って欲しいブランドの一つで、ノーズの面積とテールの面積が異なるモデルが多い。
このような形状をしているので、弾きやすくトリックがしやすい。
chocolate(チョコレート)
GIRLの姉妹ブランドでありながら、GIRLとは一味違ったブランディングを展開している。
発足当時からオリジナリティ溢れる個性的なライダーをチームメンバーに加えながら成長していき、そのブランドの色を体現するようなデッキのグラフィックのカッコ良さは現在でも色褪せることはない。
BAKER(ベイカー)
ハードコアデッキブランドといったらここ
"BAKER skateboards"
Weekend Warriorsなどのムービーでも有名で、R/ForAでもご紹介させてもらっている。
SHAKE JUNT とコラボデッキなどもリリースされていて、カッコ良い。
Cliche(クリーシェ)
ヨーロッパ、フランスからスケートボードデッキを発信している"Cliche"
日本のトップスケーターの池田幸太もスポンサーを受けていることで有名だ。
ヨーロッパならではのオシャレで洗礼されたグラフィックはスケーターに大人気で今最も注目されているデッキブランドの一つ。
ELEMENT(エレメント)
この特長的なロゴが目を引くELEMENT。
デッキはもちろんのこと、アパレルなどのプロダクトも展開しているブランドで世界中にファンが多くいる。
世界的に有名な"nyjah huston"はELEMENTのプロライダーだ。
Almost Skateboards(オールモストスケートボード)
2003年にスケートボード界に多大な影響を与えている天才として謳われているロドニー・ミューレンと常に見るものの目を釘付けにするトリックを発信し続けるデーウォン・ソンによって設立されたデッキブランド。
在籍しているライダーが、テクニカルなトリックを好むため、細かい動きに対応できるようなデッキがリリースされることが多く、コンケーブ・キック共に少しキツめの設定になってる。
toy machine(トイマシーン)
ブランドキャラクターが特長的なtoy machine。
この目が一つのエイリアンと角の生えた怪人がプロダクト全体で登場し、何度も何度も目に入ると、不思議と愛着が湧いてくる。
STEREO(ステレオ)
老舗スケートボードブランド、STEREO。
プロ、アマ問わずライダー全員渋すぎでカッコ良いです。
デッキも同様に渋い。
FLIP(フリップ)
Luan Oliveira や David Conzalezなど、全てのトリックが栄えるスケーターを保有している。
そのトリックの質を支え続けている信頼のスケートボードブランド。
PLAN B
正統派スケートボードデッキブランド、PLAN B
90年代にレジェンドチームを誇り、爆発的人気を博していたが1998年に一度ブランドをたたんでいる。
そこから復活し、当時の勢いを取り戻している。
REAL SKATEBOARDS(リアル・スケートボード)
1989年にトミー・ゲレロとジム・シーボーによって設立されたブランドで、サンフランシスコがその発祥地。
REALというブランドネームは、本物を追求するスケートボードカンパニーを作るという意気込みから名付けられている。
その名前通り、初心者から上級者まで、はたまたジャンルを問わずに使いやすいスケートボードデッキを今も尚リリースし続けている、信頼のブランドだ。
KROOKED skateboarding(クルキッド・スケートボーディング)
KROOKEDは比較的若いスケートボードブランドで、2002年にレジェンドとして名高い、マークゴンザレスが立ち上げたブランド。
イラストレーターとしても活躍するゴンズが描いたグラフィックなどがデッキにプリントされることも多く、クリエイティブな滑りをする集団だ。
ZERO(ゼロ)
1995年にJAMIE THOMASが設立した、スケートボードカンパニー。
ブランドスピリットは、腕や足が折れるまで攻めるスケートボード。
映像を見て、驚くことなかれ。みんな血だらけです。
ZOO YORK(ズーヨーク)
NEW YORK発のブランドで、デッキのグラフィックにはNEWYORKの町並みがプリントされていたりオシャレなブランドイメージ。
初心者スケーターに向けたお役立ちトリックHOW TO
スケートボードをはじめて、まず覚えたいトリックがこれ。
05 Shove It(ショービット)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケーターとしての人生がここから始まると言ってしまっても過言ではないトリック。
オーリーの追求に終わりがない。と言われる奥の深いトリック。
Ollie(オーリー)をプロスケーターが教える
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)180度デッキを回転させることがいかに難しいことを思い知らされる180トリック。
10 FrontSide180 (フロントサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)12 Backside 180(バックサイド180)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)スケートボードをやり初めた時にイメージとしてこれができたらかっこいい!!と思っていたであろうトリック。
23 Kick Flip(キックフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)24 Heel Flip(ヒールフリップ)
#スケートボードのHOW TO(ハウツー)TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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