サーフィン

【サーフィンとスピード】アップスではもう古い!テイクオフが重要!

【サーフィンとスピード】アップスではもう古い!テイクオフが重要!の画像
8,702 views 2021-5-23 UPDATE

サーフィンをしていて波に乗っている時

『けっこうスピード出てるな!』

と思っていても実際はそんなにスピードが出ていない事が現実です。

サーフィンしている時のスピードの体感は思った以上に早く感じますが、実際はそうでもありません。

では自分のサーフィンはどのくらいスピードが出ているか?

サーファーなら誰もが気になると思います。

ではサーフィンでスピードが出すためには何をしたら良いのか?

★【サーフィンとスピード】プロサーファーでどのくらいのスピードが出てる?

★【サーフィンとスピード】アップスはもう古い!テイクオフが重要!

★【サーフィンとスピード】テイクオフの際に何をすればスピードが出る?

★【サーフィンとスピード】では小波の場合はどうするのか?

この3つのポイントで解説します。

この記事を読む事であなたのサーフィンが劇的に変わり、スピードを出せるようになります。

またどうすれば自分のサーフィンにスピードを出せるか分かります。

  〜TAIVASオリジナルアイテム展開中〜

【サーフィンとスピード】プロサーファーでどのくらいのスピードが出てる?

外人プロサーファーのある大会でのスピードを測定したところ、こんな結果が出ています!

プロサーファーのスピード
・ミックファニング39.1㎞

・ケリースレーター32.0㎞

ビッグウェーブに乗った時の最高速度
ハワイのジョーズでサーフィンした最高スピードは65㎞

有名プロサーファーでこのスピードなら、アマチュアでサーフィン上級者でもない自分なら

一体何キロのスピードが出ているのだろうと考えると・・・

悲しくなりますよね。

ではどうすれば、サーフィンにおけるスピードを出せるのか?

解説していきます。

サーフィンでスピードを出すには?

日本でよくある平均的な波

腰~腹サイズで平均約20㎞のスピードが出ます。

パドルのスピード(ショートボード)
・ショートで平均5~6㎞

・ 世界のトップサーファーは8㎞

え~たったこれだけしかスピードが出ないの?

と考えてしまうでしょう。

他の動作の速度は何㎞?
・ウオーキング速度 平均4.7㎞前後

・ランニング速度 6~8㎞前後

ただ陸でランニングやウオーキングするスピードを上げる事と違い、

海面上のサーフボードの上で、手こぎと体重移動でスピードを出さなければなりません。

そう考えた場合、サーフィンでスピードを出すという事は非常に難しいと言えます。

 

【サーフィンとスピード】アップスはもう古い!テイクオフが重要!

ひと昔では、テイクオフしてからアップスダウンでスピードをつけるのが

サーフィンにおけるスピードを出す一般的な方法でした。

ただ現在では少し違います。

現在ではスピードを出す一番良い方法としてテイクオフが重要とされています。

テイクオフをする場合、体重をサーフボードに乗せ、板が走り出した時にテイクオフの動作を開始します。

がその動作はちょっと待った!

その一連の動作でテイクオフするといつものようなサーフィンしか出来ず、アップスダウンを用いてスピードを付けなければなりません。

 

アップスダウンの本当の目的はスピードを出すためのもの?

『アップスダウン』は日本でスピードを付ける基本的な技術とされていますが

日本の波は海外の波と違い、パワーがない波が多く

アップスダウンを用いてスピードを出し、横に走るといった風潮になっています。

こういったことからアップスダウンは横に走るスピードを出すための技術といったイメージです。

ただアップスダウンの本当の目的は

波のトップとボトムを使ってマニューバーを描くための一つの手段です。

マニューバーとは?
マニューバーとは?

波の上で進路方向を変える技術の総称です。

・ボトムターン

・カットバック

・リッピングなど

ただここで疑問が出来ます。

アップスダウンがマニューバーを描くための手段なら

スピードを出せる手段はテイクオフ⁈

となりますよね。

では、なぜテイクオフがスピードを出せる手段なのか?を次の項目で説明していきます。

 

【サーフィンとスピード】テイクオフの際に何をすればスピードが出る?

テイクオフのする際に気を付けなければならないのは

スピードが出そうなときにテイクオフの動作をするという事です。

これではサーフボードの上に立った時に、キチンと体重移動しアップスダウンに持っていかなければスピードは出せません。

そこでテイクオフの際、

サーフボードの上に立つタイミングを少し遅らせるのです

それは遅くするという事でなく、きちんとテイクオフのスピードが出せる状態の時に立つという事です。

腰が出てからテイクオフ動作でスピードUP!

テイクオフの際、ちょうど肩が出るくらいでテイクオフしがちですが、

もう少し我慢して、腰付近が出るくらいまで来たらテイクオフの動作をするという事になります。

一歩間違うと、パーリングしてしまいますが、腰ぐらいまで出るくらいでテイクオフする状態の時には

かなりのスピードが出せる状態になっていて、その後の動作がしやすくなります。

テイクオフでのスピードが出ている状態でアップスダウンの動作に移ると、

更なるスピードが出せる状態に持っていきやすくなり、

今まで以上にスピードを出せるサーフィンが出来るようになります。

特に波が小さくパワーがない時は、この一連の動作のテイクオフが生き

スピードのあるサーフィンが可能です。

<テイクオフに関しての動画を参考にしてみてください>

【サーフィンとスピード】では小波の場合はどうするのか?

小波の場合はフェイスのある大きめの波と違い、ボトムまで下りてしまうと失速してしまいます。

つまり波の高い場所をキープすることが重要で、

波の高い場所をキープするにはスピードが不可欠です。

先ほど述べたように小波でスピードを付けるには、はじめのテイクオフである程度スピードが付かないと

次の動作がスムーズに行えません。

サーフボードが走り出したら、すぐにテイクオフと行きたいところですが

『腰が波から出る』

ということを意識してみて下さい。

日本でよくありがちな波でのテイクオフ動画です。

ぜひ参考にしてみて下さい!

この動画でもあったようにテイクオフする時サーフボードにスピードが付き始めたら、すぐにテイクオフではなく水面から腰が出たら、

テイクオフの動作に移るのが重要です。

 

後ろ足の加重と前足の荷重について

サーフィンでスピードを出すときは前足の加重でスピードが出ると言われています。

また別のサイトでは後ろ足の加重とも言われています。

ではどちらが正解なのでしょうか?

答えはどちらも正解です。

ただ、片方だけに加重するのでなく、前足・後ろ足を波の状態に合わせてタイミングを見ながら交互に加重します。

イメージでいえば、前足は行く方向に加重するが、方向を変える時は後ろ足に加重をかける。

つまり後ろ足荷重は、船で言えば舵取りの役割をします。

サーフィンの陸上トレーニングでスケボーをコントロールする時をイメージすると分かりやすいと思います。

まとめ

【サーフィンとスピード】アップスではもう古い!テイクオフが重要!

を紹介しました。

今までテイクオフしてから、アップスダウンでスピードを出すというイメージでしたが

より一層、サーフィンでスピードを出すには『テイクオフが重要!』です。

サーフィンをしていて今乗った波は『スピードを出せて良い波だった、最高!』と思うかも知れませんが、

ただそう言った時は、テイクオフするタイミングが良かったという事になります。

この記事を読んで自分のサーフィンにスピードを付けたいと思うなら、

試しに一度、テイクオフのタイミングを意識してみてはいかがでしょうか?

きっとあなたのサーフィンが変わりますよ!

Writer

TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。

関連記事

Most Popular

Tag

more

Recommend

Link

  • link

ページトップへ戻る