サーフィンをしていて波に乗っている時
『けっこうスピード出てるな!』
と思っていても実際はそんなにスピードが出ていない事が現実です。
サーフィンしている時のスピードの体感は思った以上に早く感じますが、実際はそうでもありません。
では自分のサーフィンはどのくらいスピードが出ているか?
サーファーなら誰もが気になると思います。
ではサーフィンでスピードが出すためには何をしたら良いのか?
★【サーフィンとスピード】プロサーファーでどのくらいのスピードが出てる?
★【サーフィンとスピード】アップスはもう古い!テイクオフが重要!
★【サーフィンとスピード】テイクオフの際に何をすればスピードが出る?
★【サーフィンとスピード】では小波の場合はどうするのか?
この3つのポイントで解説します。
この記事を読む事であなたのサーフィンが劇的に変わり、スピードを出せるようになります。
またどうすれば自分のサーフィンにスピードを出せるか分かります。
Contents
【サーフィンとスピード】プロサーファーでどのくらいのスピードが出てる?
外人プロサーファーのある大会でのスピードを測定したところ、こんな結果が出ています!
・ケリースレーター32.0㎞
有名プロサーファーでこのスピードなら、アマチュアでサーフィン上級者でもない自分なら
一体何キロのスピードが出ているのだろうと考えると・・・
悲しくなりますよね。
ではどうすれば、サーフィンにおけるスピードを出せるのか?
解説していきます。
サーフィンでスピードを出すには?
日本でよくある平均的な波
腰~腹サイズで平均約20㎞のスピードが出ます。
・ 世界のトップサーファーは8㎞
え~たったこれだけしかスピードが出ないの?
と考えてしまうでしょう。
・ランニング速度 6~8㎞前後
ただ陸でランニングやウオーキングするスピードを上げる事と違い、
海面上のサーフボードの上で、手こぎと体重移動でスピードを出さなければなりません。
そう考えた場合、サーフィンでスピードを出すという事は非常に難しいと言えます。
【サーフィンとスピード】アップスはもう古い!テイクオフが重要!
ひと昔では、テイクオフしてからアップスダウンでスピードをつけるのが
サーフィンにおけるスピードを出す一般的な方法でした。
ただ現在では少し違います。
現在ではスピードを出す一番良い方法としてテイクオフが重要とされています。
テイクオフをする場合、体重をサーフボードに乗せ、板が走り出した時にテイクオフの動作を開始します。
がその動作はちょっと待った!
その一連の動作でテイクオフするといつものようなサーフィンしか出来ず、アップスダウンを用いてスピードを付けなければなりません。
アップスダウンの本当の目的はスピードを出すためのもの?
『アップスダウン』は日本でスピードを付ける基本的な技術とされていますが
日本の波は海外の波と違い、パワーがない波が多く
アップスダウンを用いてスピードを出し、横に走るといった風潮になっています。
こういったことからアップスダウンは横に走るスピードを出すための技術といったイメージです。
ただアップスダウンの本当の目的は
波のトップとボトムを使ってマニューバーを描くための一つの手段です。
波の上で進路方向を変える技術の総称です。
・ボトムターン
・カットバック
・リッピングなど
ただここで疑問が出来ます。
アップスダウンがマニューバーを描くための手段なら
スピードを出せる手段はテイクオフ⁈
となりますよね。
では、なぜテイクオフがスピードを出せる手段なのか?を次の項目で説明していきます。
【サーフィンとスピード】テイクオフの際に何をすればスピードが出る?
テイクオフのする際に気を付けなければならないのは
スピードが出そうなときにテイクオフの動作をするという事です。
これではサーフボードの上に立った時に、キチンと体重移動しアップスダウンに持っていかなければスピードは出せません。
そこでテイクオフの際、
サーフボードの上に立つタイミングを少し遅らせるのです。
それは遅くするという事でなく、きちんとテイクオフのスピードが出せる状態の時に立つという事です。
腰が出てからテイクオフ動作でスピードUP!
テイクオフの際、ちょうど肩が出るくらいでテイクオフしがちですが、
もう少し我慢して、腰付近が出るくらいまで来たらテイクオフの動作をするという事になります。
一歩間違うと、パーリングしてしまいますが、腰ぐらいまで出るくらいでテイクオフする状態の時には
かなりのスピードが出せる状態になっていて、その後の動作がしやすくなります。
テイクオフでのスピードが出ている状態でアップスダウンの動作に移ると、
更なるスピードが出せる状態に持っていきやすくなり、
今まで以上にスピードを出せるサーフィンが出来るようになります。
特に波が小さくパワーがない時は、この一連の動作のテイクオフが生き
スピードのあるサーフィンが可能です。
<テイクオフに関しての動画を参考にしてみてください>
【サーフィンとスピード】では小波の場合はどうするのか?
小波の場合はフェイスのある大きめの波と違い、ボトムまで下りてしまうと失速してしまいます。
つまり波の高い場所をキープすることが重要で、
波の高い場所をキープするにはスピードが不可欠です。
先ほど述べたように小波でスピードを付けるには、はじめのテイクオフである程度スピードが付かないと
次の動作がスムーズに行えません。
サーフボードが走り出したら、すぐにテイクオフと行きたいところですが
『腰が波から出る』
ということを意識してみて下さい。
日本でよくありがちな波でのテイクオフ動画です。
ぜひ参考にしてみて下さい!
この動画でもあったようにテイクオフする時サーフボードにスピードが付き始めたら、すぐにテイクオフではなく水面から腰が出たら、
テイクオフの動作に移るのが重要です。
後ろ足の加重と前足の荷重について
サーフィンでスピードを出すときは前足の加重でスピードが出ると言われています。
また別のサイトでは後ろ足の加重とも言われています。
ではどちらが正解なのでしょうか?
答えはどちらも正解です。
ただ、片方だけに加重するのでなく、前足・後ろ足を波の状態に合わせてタイミングを見ながら交互に加重します。
イメージでいえば、前足は行く方向に加重するが、方向を変える時は後ろ足に加重をかける。
つまり後ろ足荷重は、船で言えば舵取りの役割をします。
サーフィンの陸上トレーニングでスケボーをコントロールする時をイメージすると分かりやすいと思います。
まとめ
【サーフィンとスピード】アップスではもう古い!テイクオフが重要!
を紹介しました。
今までテイクオフしてから、アップスダウンでスピードを出すというイメージでしたが
より一層、サーフィンでスピードを出すには『テイクオフが重要!』です。
サーフィンをしていて今乗った波は『スピードを出せて良い波だった、最高!』と思うかも知れませんが、
ただそう言った時は、テイクオフするタイミングが良かったという事になります。
この記事を読んで自分のサーフィンにスピードを付けたいと思うなら、
試しに一度、テイクオフのタイミングを意識してみてはいかがでしょうか?
きっとあなたのサーフィンが変わりますよ!
TAIVASは、スケートボード・スノーボード・サーフィンの最新動画や最新情報、役立つコラムなどを配信する3S総合ウェブマガジンです。 3Sに関連するアパレル情報やアイテム情報なども配信しております。
-
スノーボード用デッキパッドの選び方と長持ちさせるための貼り方を解説!
スノーボード用デッキパッドの選び方と長持ちさせるための貼り方を解説! -
【脱初心者向け】初めてでも失敗しないスノボの基礎・持ち物・練習を解説!
【脱初心者向け】初めてでも失敗しないスノボの基礎・持ち物・練習を解説!
https://giver.jp/wp-content/themes/new_rfora -
スノボでネックウォーマーはいらない?必要?代替品についても紹介
スノボでネックウォーマーはいらない?必要?代替品についても紹介 -
【初心者上達&足の疲労を軽減】スノボのスタンス幅と角度の見つけ方
【初心者上達&足の疲労を軽減】スノボのスタンス幅と角度の見つけ方
関連記事
-
JOEL TUDOR. PERIOD 〜驚愕のノーズライディング〜
JOEL TUDOR. PERIOD 〜驚愕のノーズライディング〜 -
サーフィンを仕事にするということ(4)ウェットスーツメーカー社長・並川朗 氏
サーフィンを仕事にするということ(4)ウェットスーツメーカー社長・並川朗 氏 -
サーフィン&キャンプグッズにポータブル電源をおすすめする理由
サーフィン&キャンプグッズにポータブル電源をおすすめする理由 -
【プロサーファー直伝】サーフスケートの乗り方&選び方とおすすめブランドボード6選
【プロサーファー直伝】サーフスケートの乗り方&選び方とおすすめブランドボード6選 -
ウェーブプール”コウベレイーズ”生みの親、押部氏にフォーカス【前編】
ウェーブプール”コウベレイーズ”生みの親、押部氏にフォーカス【前編】 -
あなたは知ってる?サーフィン用語まとめ(波風編)
あなたは知ってる?サーフィン用語まとめ(波風編)
Most Popular
-
プロが教えるホットワックスのかけ方『たった6つのコツ』
1969198 views スノーボードで使う道具
プロが教えるホットワックスのかけ方『たった6つのコツ』 -
自分に合ったスノーボード板を探す3つの要点と有名ボードブランド
1775780 views スノーボードで使う道具
自分に合ったスノーボード板を探す3つの要点と有名ボードブランド -
知っていて損はない。スケボーデッキの基本知識と海外ブランド14選。
1295447 views スケートボードで使う道具
知っていて損はない。スケボーデッキの基本知識と海外ブランド14選。 -
【2022年最新】プロから教わるスノーボードビンディングの正しい選び方とセッティング
792863 views スノーボードで使う道具
【2022年最新】プロから教わるスノーボードビンディングの正しい選び方とセッティング -
これだけは押さえておけ。スケートシューズブランド13選!
792242 views スケートボードで使う道具
これだけは押さえておけ。スケートシューズブランド13選!
Tag
- 27club (2)
- 686 (2)
- A BATHING APE (3)
- ACE Trucks (2)
- adidas (13)
- adidas skateboarding (9)
- Alltimers (1)
- Apparel (77)
- Art (25)
- Bag (3)
- Baker (3)
- Bape (2)
- Ben Ferguson (3)
- Berrics (6)
- BILLABONG (4)
- Boo Johnson (2)
- Boots (2)
- BURTON (16)
- BURTON presents (10)
- Cap (3)
- Casper Brooker (1)
- Chris Joslin (3)
- Converse (8)
- DC (5)
- DUNK (1)
- ELEMENT (6)
- Emerica (3)
- FTC (1)
- G-SHOCK (5)
- GO SKATEBOARDING DAY (2)
Recommend
-
CBDベイプおすすめの使い方とは?効果やリキッドの関係性を解説
-
【2022年最新】スノーボードゴーグルの選び方とオススメブランド6選
-
NYではすでに人気!?CBD石鹸の効果とは?話題のCBDバス商品について
-
ウェットスーツの選び方の知識をつけてサーフィンをより快適に
-
【2022年最新】スノーボードで命を守るヘルメットやプロテクターの必要知識
-
あまり知られていないスノーボードのスプレーワックス・簡易ワックスの3つメリットと作業工程
-
【2022年最新】プロから教わるスノーボードビンディングの正しい選び方とセッティング
-
失敗しないデッキテープの貼り方と有名ブランド紹介
-
サーフボードの選び方と有名サーフブランド14選
-
不調改善に効果的!CBDオイルの高い効果&気になる副作用&口コミを徹底分析