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大阪の寺院巡りを満喫する方法!おすすめ名刹5選やマナーも紹介

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87 views 2024-10-22 UPDATE

大阪は日本で2番目に寺院が多い街で、3370もの寺院が点在しています。

この歴史と文化が豊かに息づく大阪で、寺院巡りを楽しんでみませんか?

本記事では、寺院巡りを楽しむ方法やマナー、大阪でぜひ訪れていただきたい3つの名刹を紹介します。

日本の歴史や文化を学びながら、心癒すひとときを過ごしましょう

大阪の寺院で必ず訪れるべき有名どころ5選

大阪には、訪れる価値のある名刹が数多くあります。

とくにおすすめの寺院は以下の5つです。

四天王寺|聖徳太子ゆかりの古刹

所在地 大阪府大阪市天王寺区四天王寺1-11-18
料金 中心伽藍:500円
庭園:300円
宝物館:500円
※子ども料金あり
公式HP 和宗総本山 四天王寺

四天王寺は、1400年以上の歴史を持つ日本最古の仏教寺院です。

聖徳太子によって593年に建立されました。

広大な境内には、国宝に指定された金堂や五重塔があります。

パワースポットとしても人気で、合格祈願・子孫繁栄・商売繁盛・縁結び・無病息災などのご利益があるとされています。

春には美しい桜が咲き誇り、自然と歴史の調和を楽しめるのも魅力です。

全興寺|地獄や極楽を体験できる名所

 

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所在地 大阪市平野区平野本町4-12-21-18
料金 入場無料
地獄堂:100円(5歳以下無料)
公式HP 全興寺

全興寺は、ユニークな地獄極楽めぐりで知られる寺院です。

地獄堂と呼ばれる地獄を体験できるスポットでは、恐ろしい閻魔大王に出会えます

地獄の様子を描いた絵や像が、訪れる人々に強い印象を残します。

死後の地獄を体験できる寺でありながら、境内は平野の町並みと調和した静かな雰囲気に包まれているため、ゆったりとしたひとときを過ごせるでしょう。

一心寺|故人の遺骨で仏像を造るユニークな寺院

所在地 大阪市天王寺区逢阪2丁目8-69
料金 入場無料
公式HP 一心寺

一心寺は、ユニークな供養方法で知られる寺院です。

故人の遺骨に水とセメントを練り混ぜて、阿弥陀如来像を造立した「お骨佛」が特徴的です。

酒封じの言い伝えがあるお墓があり、「断酒祈願」も行っています

静かな境内では、日本の死生観について考えを深められるでしょう。

法善寺|なにわ情緒漂う寺院

所在地 大阪市中央区難波1-2-16
料金 入場無料
公式HP 法善寺

法善寺は、大阪の繁華街にある趣のある寺院です。

境内の横丁には、大阪らしい飲食店が立ち並びます

水掛不動尊では、願いを込めて仏像に水をかける習慣があります。

たくさんの人から水をかけられ、緑鮮やかな苔に包まれている仏像の姿が特徴的です。

都会の喧騒のなかにある静寂な空間として人気の観光地です。

勝尾寺|ダルマが所狭しと並ぶユニークな古刹

所在地 大阪府箕面市勝尾寺
料金 大人 (高校生以上):500円
子ども (小・中):400円
未就学児:100円
2歳以下:無料
公式HP 勝尾寺

勝尾寺は「勝ちダルマの寺」として知られ、全国各地から勝運を祈る参拝者が集まる有名な寺院です。

受験や厄除け、病気、スポーツ、商売など「人生のあらゆる場面で勝つ寺」とされており、勝運を祈る参拝者が全国から後を絶ちません。

境内には1000体以上のダルマが並び、独特な景観を作り出しています。

紅葉の名所としても知られ、秋には多くの観光客が訪れます。

ハイキングコースの途中にあるため、自然散策を楽しむのも一興です。

大阪の寺院巡りで体験できる5つの楽しみ方

寺院ではさまざまな楽しみ方ができます。

ここでは、寺院の楽しみ方を5つ紹介します。

1.仏像の彫刻や造形美を味わう

大阪の寺院では、仏像の彫刻や繊細な造形美をじっくり楽しめます。

日本の仏教芸術は、1400年以上の歴史のなかで独自の発展を遂げてきました。

四天王寺の金堂には、飛鳥時代からの優美な仏像が安置されています。

法善寺の不動明王像は、迫力ある表情と細やかな彫刻技術を感じられます。

仏像を心静かに眺めることで、日本の伝統技術と信仰の深さが感じられるでしょう。

2.季節の草木と歴史的な建築美を堪能する

大阪の寺院は、四季折々の自然美と歴史的建造物が調和する場所です。

春には桜が咲き誇り、夏には緑陰が涼を運びます。

秋には紅葉が境内を彩り、冬には雪化粧した伽藍が幻想的な景色を見せます。

大阪天満宮の日本庭園は、フォトウェディングにも使われるほど美しい景色が楽しめるスポットです。

また、四天王寺の五重塔と庭園の風景は、日本の伝統美の象徴として知られています。

3.修行体験で心をリフレッシュする

大阪の寺院では、さまざまな仏教体験プログラムを提供しています。

四天王寺では、毎月2回の無料参禅会で座禅を体験できます。

一心寺では1,000円で写経体験が可能です。

瞑想や写経を通じて、心を落ち着かせて自分と向き合う時間が持てます。

日常を離れた静寂な空間で、心身のリフレッシュを体験してみましょう。

4.厄除けや招福を願ってお守りを購入する

お守りは、日本の伝統的な縁起物として親しまれています。

健康祈願、商売繁盛、縁結び、合格祈願など、目的別のお守りがあります

お守りは小さく軽いため、カバンや財布に入れて持ち歩けるのが特徴です。

毎年新年には新しいお守りに交換する習慣があります。

古いお守りは、感謝の気持ちを込めて寺院で返納するのが一般的です。

5.さまざまなデザインの御朱印を集める

御朱印は、専用の御朱印帳に寺院名や仏様の名前が墨書きされたもので、寺院参拝の記念として人気です。

各寺院ではオリジナルの御朱印帳を購入できます。

特別な祭事や行事の際には、限定デザインの御朱印が授与されることもあります。

御朱印を受ける際には、必ず参拝を済ませてからお願いしましょう

大阪の寺院での参拝方法やマナー

寺院を訪れる際には、参拝方法やマナーを守ることが重要です。

寺院は日本の伝統文化と信仰が息づく神聖な場所です。

正しい作法を知ることで、より深い寺院体験ができます。

参拝する前に行う正しい作法

実際に感謝や祈りを捧げる「参拝」の前に、「手水」と「お賽銭(おさいせん)」の作法を行うのが一般的です。

手水とは、寺院に入る前に、手水舎(てみずや)で手や口を清めて心身を整える儀式です。

具体的には以下の手順で行います。

  1. 右手で柄杓(ひしゃく)を持って左手を清める
  2. 柄杓を左手に持ち替えて右手を清める
  3. 柄杓に残った水で口をすすぐ
  4. 柄杓を立てて残りの水を流し、元の場所に戻す

御賽銭は、神仏への感謝や祈りを込めて捧げるお金のことで、金額に決まりはありません

心を込めてお賽銭を納めたあと、静かに祈りを捧げます。

お寺と神社の参拝の違い

お寺と神社では参拝方法が異なります

神社では「二礼二拍手一礼」と呼ばれる作法を行います。

  1. 2回おじぎをする
  2. 胸の前で2回手を叩く
  3. 再度1回おじぎをしてから神仏に祈る

一方、お寺では拍手は行わず、胸の前で手を合わせて静かに祈ります。

写真撮影時の注意点

寺院内での写真撮影にはマナーが必要です。

寺院では、参拝者の祈りを尊重するために本堂内での撮影を禁止している場合があります。

撮影禁止などのルールは看板に記載されていることが一般的です。

撮影可能な場所でも、ほかの参拝者の邪魔にならないよう配慮することが大切です。

フラッシュを控えて静かに撮影しましょう。

服装や靴の選び方

寺院を訪れる際には、落ち着いた服装を心がけることが重要です。

露出の少ない服や派手すぎない色合いの服を選んでください。

寺院によっては靴を脱ぐ場面もあるため、脱ぎ履きしやすい靴を選び、靴下の状態にも注意しましょう。

参拝にふさわしい服装を選ぶことで、より神聖な気持ちで寺院巡りを楽しめます。

まとめ

大阪の寺院は、日本の伝統文化と歴史を体験できる特別な場所です。

おすすめの5つの寺院それぞれに、独自の魅力と見どころがあります

静寂な空間で心を落ち着かせ、日本の文化に触れてみましょう。

写経や座禅といった体験を通じて、より深い気付きを得られるかもしれません。

Writer

北海道から沖縄まで、国内各地のリアルな観光情報を発信中。
穴場スポットやアクティビティをはじめ、その土地の文化・歴史・グルメなどの魅力を、地元ライターならではの視点でお伝えします。

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