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コーチジャケットとは
コーチジャケットは、ナイロンで出来たジャケットでアメカジファッションでよく着用されるブルゾンの一種。
ナイロン素材が主流であり、中でも「ナイロン・タフタ」と呼ばれる生地が使われることが非常に多い。襟が付いていて、袖口がゴムで絞られているのが特徴。ポケットは「ウェルトポケット」になっていることが多い。裏地は様々で、フリースや起毛したポリエステルを使ったものもあれば他にキルティングやネルを使ったものもある。
*ナイロン・タフタ:ナイロン糸を使い、タフタのような平織りで仕上げた生地のこと。撥水性が抜群で、レインコートや傘に使われるような素材。
*ウェルトポケット:口布が施された切りポケットのこと。俗に言う、箱ポケット。
credit: www.highsnobiety.com
スケートとの関わり
スケート文化との結びつきも強く、コーチジャケットを好んで着用するスケーターは国内外問わず多い。
また、カリフォルニア出身のカリスマスケーターでありながら詩人・アーティストでもある「Mark Gonzales(マーク・ゴンザレス)」デザインのコーチジャケットは人気があり、各ブランドから様々なデザインが発表されている。
credit: www.meltyxtrem.fr / lookatusnews.blog.fc2.com
Mark Gonzales(マーク・ゴンザレス)に関する最新のニュース
スケートボーダーMark Gonzalesによる個展「BABY DON’T MIND」開催
#スケートボードのニューススノーボードのウェアとして
最近のスノーボードウェアの流行としてスケートライク・ストリートテイストを取り入れる傾向にあり、スケーターの定番アイテムであるコーチジャケットもスノーボードウェアとして着こなす人が増えている。
コーディネートで定番なのが中にパーカーを着てその上からコーチジャケットを羽織るパターンで、スキー場に良く行く人はこのコーディネートを良く見かけることだろう。
注意点としては普段着用として一般的に売られているコーチジャケットをスノーボードウェアとして着ることはあまりオススメしない。
なぜなら、防水加工が充分に施されていないからだ。
"スノーボードではまず転ばない"
という自信がある人以外はスノーボードウェア用として売られているコーチジャケットを購入するようにしよう。
ブランド別デザイン
Champion(チャンピオン)
ニットウェアをルーツに持つ、スポーツ系ウェアの王者チャンピオン。
アスレチックウェアが爆発的にヒットし今や、ストリートで着こなせるカジュアルウェアまで手がけている。また、代表作であるスウェットシャツは軍隊でも着用され、大学生がこぞってタウンユースしはじめたのがきっかけで人気に火がついた。
コーチジャケットも発売されており、でかでかと主張したチャンピオンロゴがお洒落。
credit: www.championusa.jp
コーチジャケットといえば"Champion"という方のコメント
(30代/男性/会社員)
(20代/女性/会社員)
(40代/女性/パートアルバイト)
(20代/女性/専業主婦)
(30代/男性/会社員)
WACKO MARIA(ワコマリア)
ミュージックをルーツに持つ気品溢れるリアルクローズを提案する日本のファッションブランド。
デザイナー森敦彦とディレクター石塚啓次が設立し、ふたりとも元Jリーガー(サッカー選手)であるという変わった経歴。またブランドアイコンには聖母マリアが使用され、ブランドネームはラテン語で「へんてこマリア」という意に由来している。
音楽だけでなくお酒や映画にもインスパイアを受けるワコマリアが提案するアパレルアイテムの中でも、下記はモチーフのマリアを用いたデザインが印象的なコーチジャケット。
credit: www.wackomaria.jp
コーチジャケットといえば"WACKO MARIA"という方のコメント
(30代/男性/会社員)
(30代/男性/会社員)
(30代/女性/専業主婦)
New Era(ニューエラ)
キャップだけでなくアパレルやアクセサリーも手がけている、世界最大級のヘッドウェアブランド。
スポーツやサブカルチャー(ミュージック・アート)のインスパイアを受ける多彩なパフォーマンスと幅広い層にあわせたプロダクト展開が魅力である。またMLBの公式キャップもニューエラプロダクトであり、NBAや日本プロ野球にも商品提供を行う数少ないブランドのひとつである。
コラボレーションアイテムが多いのもブランドの特徴のひとつではあるが、下記はオリジナルのシンプルな「N」マークが目を奪うアイテム。
credit: www.neweracap.jp
コーチジャケットといえば"New Era"という方のコメント
(30代/男性/会社員)
(20代/男性/学生)
(20代/女性/契約派遣社員)
BEN DAVIS(ベンデイビス)
日本のストリートカジュアルでも中心的な存在である、ヒップホップカルチャーにも根付くワークウェアブランド。
ワークパンツには定評があり、デザインやパターンへのこだわりはワークウェア界でも随一。他社のワーク系アパレルよりファッション性の高いアイテムが多い中でも、老舗ワークブランドとして機能性も両立しており伝統的技術には頭が上がらない。
もちろんワークパンツだけの展開ではなく、カジュアルシャツやニットキャップは若者のあいだで人気。
ワークテイストを引き継ぐコーチジャケットは他ブランドと一線を画している。
credit: bendavis.com
THRASHER(スラッシャー)
西海岸のスケートパンクをうけつぐ、スケータースタイルのアイコン的ファッションブランド。
雑誌「THRASHER MAGZINE(スラッシャーマガジン)」の販促アイテムとして広まったスラッシャーであったが、圧倒的人気からTHRASHER(スラッシャー)ブランドの設立に至る。
デザインテイストはハードコアな印象で、カラーリングや独特なデザインがストリートでも目をひく存在に。
幅広いアイテムを手がけており、下記のコーチジャケットはでかでかと背中を覆うスターマークが主張◎。
credit: www.thrashermagazine.com
Supreme(シュプリーム)
ボックスロゴが印象的な「最高の(supreme)」スケーターカルチャーのメインストリーム的ファッションブランド。
ニューヨークのスケーターショップとしてはじまり、スケートデッキはもちろんアパレルアイテムも手がける。
スケーターからの絶大な支持はいうまでもなく、ヒップホップやパンクなどのカルチャーシーンにもおおきな影響力をもつ。多くの著名人が愛用しているブランドである。
イメージは、マーク・ゴンザレスのコラボコーチジャケット。
credit: www.supremenewyork.com
XLARGE®(エクスラージ)
スケート・アート・ミュージックなどをアイデンティティに確立したファッションスタイルが光る、アメリカのストリートファッションブランド。
「普段着ではなく、ファッションとして実用なウェアを表現する」というテーマで、ミュージックやアートカルチャーからのインスパイアをプロダクトに落とし込んでいく。NYストリートとはひとあじ違う、新たなLAストリートスタイルが印象的。
コーチジャケットは正統派を感じさせながらも、小技のきいた逸品。
credit: www.xlarge.jp
STUSSY(ステューシー)
サーフからはじまった、カルチャーに根付いたアメカジを代表するファッションブランド。
サーファー、スケーターだけでなく、世界のファッションを愛する若者から絶大な人気を誇る。またミュージックシーンにもおおきな影響があり、サブカルチャーからのインスパイアをアパレルアイテムに反映。
オリジナルアイテムもさることながら、他ブランドとのコラボレーションアイテムにも定評がある。
下記は、フォントの感じといい、いかにもステューシーなコーチジャケット。
credit: stussy.jp
C.E(シーイー)
ジャパンストリートのキーパーソン「SKATE THING(スケートシング)」がスタートさせたブランド。
スケートシング自身はデザイナーやイラストレーターまたDJとしても活躍し、A BATHING APE(アベイシングエイプ)やGOOD ENOUGH(グッドイナフ)のデザインにも参画する、ストリートファッション界でも大きな影響力をもつ人物のひとり。
そして、日本から放つ新世代のコーチジャケットがここにあり。
credit: www.cavempt.com
Schott(ショット)
レザージャケットで名を馳せた、NY発のレザーウェアブランド。
もともとはレインコートの販売を行ってていたが、第二次世界大戦期には軍用ピーコートやフライトジャケットを製造。その後、米警察制服を手がけるようになる。また世界初のジッパー開閉式ライダースジャケットを開発したことでも有名。
世界が認める流石のハイクオリティは、コーチジャケットでも健在。
credit: schott-nyc.jp
Suicidal Tendencies(スイサイダルテンデンシーズ)
バンドでありながらアパレルアイテムも人気のSUICIDAL TENDENCIES(スイサイダルテンデンシーズ)。
スケートパンクやスラッシュメタルなあわせたミクスチャーロックのパイオニア的存在であり、クロスオーバームーヴメントの立役者。ボーカルのMike Muir(マイク・ミュアー)を筆頭にローカルギャングなファッションスタイルが、当時のストリートファッションシーンに強い影響力をもっていた。
そんなスイサイダルテンデンシーズのコーチジャケットはもちろん、ロックファッションとも相性◎。
credit: www.suicidaltendencies.com
Volcom(ボルコム)
「YOUTH AGAINST ESTABLISHMENT(権威主義と戦う若者たち)」をテーマの一つに掲げる、アスリートやアーティストのサポートやクリエイティヴな企画盛りだくさんの3Sカルチャートップブランド。
スケートボード、サーフ、スノーボードをルーツに持ち、ミュージックやアートシーンにも影響力がある独自のファッションスタイルを提案する。また「自由」や「革新性」を主張しながらアパレル界だけでなく、幅広いジャンルで活動している。
ディテールまでこだわったコーチジャケとは、実は裏地にもポイントあり。
credit: www.volcom.jp
independent(インデペンデント)
ライダーは100人をゆうに超えるといわれる、1978年誕生のスケートトラックの老舗ブランド。
マーク・ゴンザレスやランス・マウンテン、ダニー・ウェイ、アンドリュー・レイノルズなどの有名なライダーが名を連ねる。
インパクト大のインデペンデントロゴは、コーチジャケットに落とし込んでもグッド。
credit: www.independenttrucks.com
SANTA CRUZ(サンタクルーズ)
デッキやトラック、ウィールが人気かつ、ポップでありながらもクールなグラフィティが印象的な3Sブランド。
ブランドネームのとおり、北カリフォルニア・サンタクルーズ市で1973年にスタートした。
コーチジャケットにも落とし込まれるグラフィティはまさにエキセントリック。
credit: www.santacruzskateboards.com
SPITFIRE(スピットファイヤー)
1987年にサンフランシスコの拠点をもつスケートカンパニー「DLX SF」が創業した、スケートボードウィール界の老舗ブランド。
現在発売されているウィールブランドのスタンダードを作りだしたブランドといっても過言ではない影響力を持つ。
悪い顔をした炎「BIG HEAD」は、多数あるスケートブランドアイコンでもインパクト大。
炎を感じさせるオールレッドにコーチジャケットにももちろん、胸部にアイコンが配置。
credit: www.dlxsf.com
photo credit: Elisha Johnthunder via photopin cc
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TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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