スノーボードのコラム

全6カテゴリーを網羅したスノーボード用語集 〜永久保存版〜 

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スノーボードに関する用語を解説する用語集。
トリック、ギア、パークなどのカテゴリーで分類し、あいうえお順で並べてあり、各カテゴリーの冒頭に【あ行、か行、さ行、、】の記述があり、クリックすればその行に移動しますので、活用下さい。

トリック

スノーボード トリック

credit : Pavel L Photo and Video / Shutterstock.com

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

アーリーウープ EARLY WOOP
ハーフパイプで、通常のエアターンとは逆方向にボードを180°返すトリック。アプローチもランディングもノーマルスタンスとなる。

アッパーデッキ UPPER DECK
パイプにおける縦回転の定番トリックで、バックサイドの壁で側宙に180プラスしてランディングする。

インディ INDY
後ろ手で両足間のトゥエッジをグラブするトリック。

インバーテッド INVERTED
エア中に縦回転をいれたトリックの総称。

エアターン AIR TURN
ハーフパイプでリップから飛び出し、空中でターンすること。テイクオフもランディングもノーマルスタンス。

エア トゥ フェイキー AIR TO FAKIE
ハーフパイプでレギュラースタンスでエントリーし、フェイキーで着地するトリック。

オーバーヘッド OVER HEAD
身長と同等以上の高さがあるエアのこと。ヘッドオーバーともいう。

オープンサイド OPEN SIDE
進行方向に向かって腹側から回転すること。フロントサイドと同じ。

オーリー OLLIE
ボードをしならせて、その反発を利用してジャンプするテクニック。あらゆるトリックの基本となる動き。

カービングターン CARVING TURN
正確な体重移動とエッジをフルに使って行うキレのあるターンのこと。細い一本のラインを斜面に刻み込むイメージ。

キャブ CAB
スイッチスタンスからオープンサイドに回転するトリック。回転が180°だとハーフキャブ、360°以降はキャブ360、キャプ540、キャブ720となる。

グラブ GRAB
ボードのエッジを手でつかむトリックの総称。同じトリックでもグラブによりスタイルを出しやすく、大会のジャッジにも影響する。

クレイル CRAIL
インディで前足寄りをつかみ、フロントサイド方向にボードをシフトさせて後ろ足をボーンさせるトリック。

コーク CORK
正式名称はコークスクリュー。軸をななめにして螺旋状に回転するスピンで、フロントサイド540とバックフリップを合わせたようなトリック。

コンボ CONBO
グラトリやジビングで、2種類以上のトリックを組み合わせて一連の流れで繰り出すこと。

サイドスリップ SIDE SLIP
ボードを斜面に対して横向きにし、山側にエッジをかけながら滑り降りること。

シフティ SHIFTY
上半身と下半身を反対方向にひねらせるトリック。(=シフト)

シャッフル SHUFFLE
ジャンプなどでエア中にボードを左右に振る動きのこと。

ジャパングラブ JAPAN GRAB
前足のすぐ内側のトゥエッジをひざの外側から前手でつかむ、ミュートの変形トリック。もとはスケートの技。

ステイルフィッシュ STALE FISH
後ろ足でヒールエッジの両足間をつかむグラブトリック。

スラッシュ SLASH
自然地形やR系のアイテムのバックサイドのリップ付近で、ボードをスライドさせるトリック。

スリー THREE
360°回るスピンのこと。スリーシックスティを略してスリーと呼ばれる。

3D THREE DEMENTION
スピンの回転軸が縦や横でなく、斜めに傾けた状態で回ること。

先行動作 ADVANCED OPERATION
上半身や腰をあらかじめ回転方向へ回す準備をしておくこと。スピンの回転数が上がるにつれこの動作が重要となる。


ヒザを抱え込み、足の外側から腕を回してトゥエッジの両足間をグラブすること。

タップ TAP
グラトリやジブで、ボードのチップ部分をアイテムや雪面にタッチすること。

ダブル DOUBLE
ハーフパイプで人の身長の倍以上の高さを出すこと。また、ダブルコークのことを指すこともある。

ダブルグラブ DOUBLE GRAB
両手を使ってボードをつかむグラブのこと。

ダブルコーク DOUBLE CORK
1080回転しながらダブルフリップする、コークを2倍にした高度なトリック。

チキンサラダ CHICKEN SALAD
後ろ手を両足の間から通して、ヒールサイドのエッジをつかむグラブトリック。

チャックフリップ CHUCK FLIP
ハーフパイプのバックサイドの壁で、ロデオをするトリック。マイケルチャックのシグネチャートリック。

テールグラブ TAIL GRAB
後ろ手でボードのテールをつかむグラブトリック。

トゥイーク TWEAK
エア中に腰を中心にして身体をひねらせ、前足付近のヒールサイドエッジをグラブながら後ろ足を蹴り出す、いつの時代モ人気絶大のトリック。

ドライブ DRIVE
ジャンプのランディングで、スピンの惰性でボードが回ってしまうこと。また、ジブでアイテムにボードをつけたままボードを回転させるトリックのこと。

ノーズグラブ NOSE GRAB
前手でボードのノーズをつかむグラブトリック。

ノーリー NOLLIE
ボードの反発利用して、ノーズを弾いてジャンプする方法。

ハーフキャブ HALF CAB
スイッチスタンスからのフロントサイド180。

バター BUTTER
雪面でボードをプレスしながらボードを回すトリック。

バックサイドエア BACKSIDE AIR
飛び出しが背中側になっている地形でジャンプすること。レギュラースタンスの場合、ハーフパイプを上から見た左側の壁。

バックサイドイン BACKSIDE IN
レールややボックスで、アイテムを背中側にした状態でインすること。

ハンドプラント HAND PLANT
ボードをマクらせながら、逆立ちの状態で雪面に形をつくトリックで、R系のアイテムなどでよく繰り出される。

パンピング PUNPING
ハーフパイプのトランジションやアイテムへのアプローチで、ヒザを上手く使ってボードを加速させる動き。

ヒール抜け
キッカーでリップを抜けるときに、カカト側に加重しながら抜けること。

ファイブ FIVE
スピントリックで540°回転すること。ファイブフォーティーの略。

5-O FIVE-O
レールやボックス上でのズを持ち上げて滑走するトリック。ウィリーやテールプレスと同じ。

50-50 FIFTY-FIFTY
ジビングでアイテムとボードを平行にしてまっすぐに滑り抜けること。

フェイキー FAKIE
ノーマルスタンスと逆スタンスですべること。(=スイッチ)

ブラインド着地 BRIND LANDING
フロントサイド360やバックサイド540などで進行方向を見ずに着地すること。

フラットスピン FLAT SPIN
軸を傾けずに雪面に対してボードが平衡の状態で回転するスピン。横回転ともいう。

フリップ FLIP
縦系の回転技。バックフリップは後方宙返り、フロントフリップは前方宙返りのこと。

プレス PRESS
ノーズ、もしくはテールに加重して、もう一方をアイテムや雪面から浮かせるトリック。

フレッシュフィッシュ FRESH FISH
ステールフィシュをバックサイドウォールで行うトリック。後ろの手でヒールサイドのエッジをつかむ。

フロントサイドイン FRINTSIDE IN
ジビングで、アイテムが腹側にある状態でインすること。

フロントサイドエア FRONTSIDE AIR
飛び出し口やランディングが腹側にある地形やアイテムでのエア。

ポーク PORK
エア中に足を突き出すスタイル。ボーンや刺すともいわれる。

ボードスライド BOARD SLIDE
ボーがアイテムに対して真ヨコの状態でスライドするジブトリック。テールはアイテムをまたがない。

マックツイスト MACK TWIST
ハーフパイプで、バックパイサイド540の縦軸を強くしたトリック。

マニュアル MANUAL
ノーズまたはテールの一点に集中して加重しながら滑ること。

ミュート MUTE
ボードの両足間のトゥサイドエッジを前手でつかむグラブトリック。

メランコリー MELANCHOLY
前手でボードの両足間のヒールサイドエッジをつかむグラブ

リカバリー RECOVERLY
ジャンプの着地などでバランスを崩してしまったときに、体勢を立て直すこと。

リップスライド LIP SLIDE
テール側からアイテムをまたいでインしてスライドするジブトリック。

リムーバー REMOVER
滑走面の汚れや古いワックスを落とすために使用する液体のクリーニング剤。

リワインド REWIND
回転したボードを元に戻す動きのこと。

ルーティン ROUTINE
ハーフパイプやスロープスタイルなどで、スタートからゴールまでのトリックの流れ。

レイト LATE
スピントリックでスピンの始動を遅らせて回転すること。レイト180ではストレートエア同様にテイクオフして、エアの後半から一気に180°回し切る。

ローストビーフ LOAST BEEF
後ろ手を両足間にくぐらせてヒールエッジをつかむグラブトリック。

ロデオフリップ RODEO FLIP
フロントサイドスピンとバックフリップの中間の軸で回転するスピン。

ワン(エイティー) ONE EIGHTY
180°回転するスピン。ワンエイティーを略してワンと呼ばれることが多い。

ワンローテ ONE ROATATION
ワンローテーションのことで、回転速度が均一に着地までスムースにスピンすること。

ギア

スノーボード 道具

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

アイロン IRON
ホットワックスを溶かしてボードに塗る際に使用する。細かな温度調整機能がついている。

アウター OUTER
2重構造になっているブーツやグローブなどの外側部分。また、インナーウェアに対し、ウェア全般をアウターウェアと呼ぶ。

アンクルストラップ ANCLE STRAP
バインディングで、ブーツの足首周りを固定するベルトのこと。

アングル ANGLE
バンディングをボードに取り付ける角度。

インサートホール INSERT HOLE
ボードに設置された、バインディングを取り付けるためのビス穴。ボードメーカーにより数や形状が異なる。

インソール INSOLE
ブーツの底に敷く中敷き。身体のバランスに合わせて成型できるものもあり、パフォーマンスを向上させてくれる。

インナー INNER
2重構造になっているブーツやグローブなどの内側部分。また、ウェア内部に着るファーストレイヤーなどのこと。

ウエスト WAIST
ボードのもっとも細くなったセンター部分のこと。ターンのキレや安定性に影響する。

エッジ EDGE
ボードの外周を囲むように設置された金属部分。体重移動でエッジを喰い込ませることをエッジングするという。

エフェクティブエッジ EFFECTIVE EDGE
ライディング中に雪面に接するエッジの長さ。(=有効エッジ)

カント CANT
バインディングをボードに取り付ける際に、踏み込みやすくなるようにやや傾かせて取り付けるための装置。カントを入れる、などという。

キック KICK
ボードのノーズとテールの反り上がっている部分。また、アイテムにエントリーするための小さなジャンプ台やキッカーの飛び出し口のことも指す。

キャンバー CAMBER
中央が反り上がった構造を持つボード形状。平らな床にソール面を下にして置くとわかりやすい。ボード構造の複雑化に伴い、ダブルキャンバー、Sキャンバーなど多様化している。

コンケーブ CONCAVE
ボードのソール面が凹んだ状態。反応が速くグリップが強い反面、エッジが引っ掛かりやすい。

コンベックス CONVEX
ボードのソール面が凸んだ状態。引っ掛かりが少なくリカバリーに優れる反面、エッジグリップが弱い。

サーモインナー THERMO INNER
一人ひとりの足形に合わせて作るオリジナルのブーツインナー。専用のオーブンやドライヤーで成型するタイプや、履いているうちに自然に成型されるタイプがある。

サイドウォール SIDE WALL
ボード側面の、エッジの上部からデッキまでの厚みの部分。

サイドカーブ半径 SIDE CURVE RADIUS
ボード両側のサイドウォールがカーブしている部分の延長線が描く円の半径。数値が細かいほど細かいターンが可能。サイドカーブはサイドカットともいう。

サンドイッチ構造 SANDWITCH STRUCTURE
芯材や補強材などを水平に重ね、トップシートとソールではさんでプレスした構造のボード。

シェイプ SHAPE
ボードの形状のこと。また、ハーフパイプの形状のことも指す。

ショベル SHOVEL
バックカントリーに行く際に必ず持っていく雪を彫るための道具。キッカーをつくる時などにも用いる。

スイングウェイト SWING WAIGHT
ボードそのものの重さではなく、スピンなどでボードを回したときに感じる重さのこと。

スクレーパー SCRAPER
ワックスを剥がすためのプラスチックや金属でできた板状のツール。

スタンス幅 STANCE WIDTH
ボードにバインディングを設置した時の左右間の幅。

ステップイン STEP IN
ストラップがなく、ワンアクションでスピーディーに装着できるシステムのバインディングとブーツ。

ストラクチャー STRUCTURE
細かく刻まれたソール面の溝で、春など水分が多い雪において滑走性能をアップするためにほどこす。

スノーシュー SNOW SHOE
新雪を歩くための道具で、主にバックカントリーで斜面を登るために活躍する。

スワローテイル SWALLOW TAIL
パウダー用のボードで、太いノーズを持ち、テールが2つに割れた形状をしたもの。新雪でも沈みにくく、テールを動かしやすい。

接雪長 CONTACT LENGTH
ボードを雪面に置いたときに、実際に雪に触れるエッジの長さ。(=コンタクトレングス)

セットバック SET BACK
ボードのセンターよりもテールよりにバインディングをセットすること。フリーライディングやパウダーで操作性がよくなる。

センターディスク CENTER DISC
ビスでバインディングをボードに取り付けるための円形のプレート。ディスクを回転させることでアングルを調整する。

ソール SOLE
ボードの滑走面のこと。

耐水圧 WATER PRESSURE
ウェアの性能を表す数値で、生地がどれほどの見ずの圧力に耐えられるかを示す。数値が大きければ大きいほど防水に優れる。

ダリング DULLING
滑走に不要なノーズとテール部分のエッジをヤスリなどで削り落として丸めること。

タン TANG
ブーツのスネ部分に当たるパーツのことで、ここの硬さが前後のフレックスを左右する。

チップ TIP
ボードのノーズとテールの先端部分。

ツインチップ TWIN TIP
ノーズとテールの形状などがまったく同じ、左右対称のボードのこと。スイッチでも滑りやすく、パークやグラトリでのトリック向け。

ディレクショナル DIRECTIONAL
ツインチップに対して、ボードの前後が非対称の形をしたもの。センターよりもテール側に重心が設定され、フリーライディングやパウダーでの操作性に優れる。

ディレクショナルツイン DIRECTIONAL TWIN
形状は前後対称のツインチップにセットバックを入れ、重心をやや後方に設定した形状のボード。フリーライディングやトリックなどオールラウンドにライディングを楽しむのに適している。

テール TAIL
ボードの後ろの先端部分のこと。

デッキ DECK
ソールに対してボードの表面のこと。トップシートともいう。

デッキパッド DECK PAD
ボードのデッキに貼り、スケーティングで後ろ足を乗せたときにスリップしないための滑り止め。

トゥエッジ TOE EDGE
ボードのつま先側のエッジ。

透湿性 BREATHABILITY
ウェア内部の湿気を外部に排除する性能を表す数値。この数値が大きければ大きいほど、蒸れにくい生地ということ。

トゥストラップ TOE STRAP
ブーツのつま先側をホールドするための、バインディングのベルト。

トーション TORTION
ボードのねじれ方向に対する強度や剛性のこと。

ドローコード DRAW CODE
ジャケットのすそ部分をしぼって、雪や風の進入を防ぐためのツール。

ノーズ NOSE
ボードの前の先端部分。

ハイバック HIGH BACK
バインディングの背面のパーツで、ブーツを固定させるためのもの。

ハイブリッドボード HYBRID BOARD
キャンバーとロッカーを組み合わせた構造を持つボード。キャンバーとロッカーの長所を掛け合わせた性格でオールラウンダーに好まれる。

バインディング BINDING
ブーツとボードを固定するためのギア。

パウダーガード POWDER GUARD
ジャケットやパンツの隙間から雪が進入するのを防ぐためにウェアに取り付けられたパーツ。取り外し可能なタイプもある。

ビーコン BEACON
雪崩に埋まった遭難者の埋没箇所を探るための電波受信装置。バックカントリーでの必須アイテム。

ビーニー BEANIE
頭にかぶるニットでできたヘッドウェアのこと。

ヒールエッジ HEEL EDGE
カカト側のエッジのこと。バックサイドターンをするときに使う。

ヒールカップ HEEL CUP
バインディングの、ブーツのカカトをホールドするための曲線パーツ。ブーツとの相性が重要。

ビベリング BIVELING
ソール側のエッジにわずかに角度をいれて滑走性能を高めるチューンナップ。

ファーストレイヤー FIRST LAYER
肌に直接触れる、もっとも下に着込むインナー。透湿性に優れた蒸れないものが好ましい。ベースレイヤーともいう。

フォワードリーン FORWARD LEAN
バインディングのハイバックをに角度を入れて前倒させること。トゥエッジの反応がより早くなる。

フラットボード FLAT BOARD
キャンバーやロッカーを持たない、ソールが平らな形状のボード。キャンバーよりも引っ掛かりが少なく、ロッカーよりもエッジグリップに優れる。

フレックス FLEX
ボードのしなる剛性や強度のこと。一般的に、ボードを押した時の硬さを指す場合が多い。

プローブ PROBE
別名ゾンデ。バックカントリーでショベル、ビーコンとともに3種の神器と呼ばれる必需便で、雪崩に埋没した人の正確な位置を特定するために使用する。

ベースプレート BASE PLATE
バインディングの底面のパーツ。プラスチックやアルミを素材とし、この部分の硬さがパワー伝達の速さが左右する。

ベンチレーション VENTIRATION
ウェアに設置され、開けて外気を入れることで体温調整するためのパーツ。

ボアシステム BOA SYSTEM
ブーツのレースの代わりにワイヤーを用い、ダイヤルを回すだけで簡単にブーツを締め上げられるシステム。

有効エッジ EFFECTIVE EDGE
ライディング中に雪面に接するエッジの長さ。(=エフェクティブエッジ)

ラチェット RATCHET
バインディングのパーツで、ストラップを締めるための部分。

リーシュコード LEASH CORD
ボードが流れてしまわないように、足とバインディングをつないでおくためのコード。

ローテーション ROATATION
広く回転を意味するが、バインディングのハイバックをアングルに合わせてズラすこと。

ロッカー ROCKER
ボードセンターにキャンバーがなく、逆に反り上がっている構造のボード。エッジの引っ掛かりが少なく、グラトリやジビングで多く用いられる。

ワックス WAX
ボードのソール面に塗って滑走性能を向上させるためのもの。固形のホットワックスやペースト状、液状などの種類がある。

〜TAIVASオリジナルアイテム展開中〜

パーク

スノーボードパーク

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

アール(R) R
別名トランジション。キッカーやハーフパイプ、クォーターパイプで空中に飛び出す直前の、カーブ上に反り上がっている部分。

アイテム ITEM
パークにあるキッカー、レール、ボックスなどの人工物の総称。

アウト OUT
レールやボックスなどのパークアイテムの出口部分のこと。また、そこから下りる動作。

アップ系 UP HIT
キッカーなどで、飛び出し口が上を向いていてジャンプの高さを出しやすいアイテム。

アプローチ APPLOACH
アイテムにエントリーするための助走部分。また、アイテムに滑っていくこと。

イン IN
レールやボックスなどのパークアイテムに乗る動作。180スピンしてからインすれば180インとなる。

ウェーブ WAVE
波上になった雪面やアイテムのこと。スノーボードクロスのコース上にもよく設置される。

ウォール WALL
ハーフパイプの直立した壁部分。また、壁状のアイテム全般を指す。

エア AIR
ジャンプなどで空中にいる状態のこと。

S字レール(ボックス) S RAIL
Sの文字の形をしたような、カーブが2ヶ所あるレールやボックスのこと。

カーブレール(ボックス) CURVE RAIL
パークにあるC字のように湾曲しているレールやボックスのこと。

キッカー KICKER
ジャンプ台の総称。

キャニオン CANION
キッカーの一種で、リップからランディングの間のテーブル部分がなく谷になっているような形状。春シーズンによく現れる、上級者向けアイテム。

キンクレール(ボックス) KINK RAIL
階段のような段差のある、屈折したレールやボックスのこと。

クォーターパイプ QUAUTER PIPE
ハーフパイプを半分に切ったような、Rがひとつしかないアイテム。

ストレートジャンプ STRAIGHT JUMP
ジャンプ台を使ったスノーボードの競技種目。また、スピンしないストレートエアを指す場合もある。

ストンプ STONP
ジャンプでランディングに合わせて力強く着地すること。

スネーク SNAKE
パークでアイテムに並んでいる人の順番を抜かして割り込む危険行為。

スパイン SPINE
ジャンプ台の一種で、ランディングが左右の側面にある。

スピン SPIN
ジャンプのエア中に回転すること。半回転で180、一回転で360、一回転半で540というように180°単位で増えていく。

台形レール(ボックス) TRAPZOID RAIL
横から見ると台形の形をしたレールやボックス。アップ→フラット→ダウンと角度が2度変化する。

ダウン系 DOWN HIT
落ち系に同じ。

ダウンレール(ボックス) DOWN RAIL
進行方向に斜度があるレールやボックスのこと。

チェック CHECK
アイテムに向かうアプローチ部分でスピード調整のために減速させること。

ツーウェイキッカー 2WAY KICKER
大小のキックが左右に並んだキッカーで、ランディングはひとつ。レベルに応じて飛び分けることができる。

ディガー DIGGER
パークに常駐し、コースやアイテムをつくったり整備する人。

テイクオフ TAKE OFF
ジャンプでリップから飛び出す瞬間のこと。

テーブル TABLE
キッカーのリップからランディングまでの間の平らな部分。

テーブルトップ TABLE TOP
台形状をしたキッカーの一種。落差が少なく安全なので、初心者でも飛びやすい。

デラがけ
横滑りして、凸凹の斜面をならすこと。パークのアプローチやランディングが荒れている際に行う。

トゥ抜け
キッカーでリップを抜けるときに、トゥ側に加重しながらテイクオフすること。

トランジション TRANSITION
ハーフパイプのバーチカルとボトムの間にあるRのこと。

トランスファー TRANSFER
レールやボックスなどのアイテムを飛び越えてインしたり、並列したアイテムで一方から他方に飛び移ること。

ドリル DRILL
ハーフパイプで、ターンせずに片側のエッジだけを使って木の葉落としのように滑ること。

ドロップアウト DROP OUT
ハーフパイプ内からプラットホームへ出ること。

ドロップイン DROP IN
ハーフパイプで、プラットホームからパイプ内に入ること。

ナイン NINE  
スピントリックで900°回転するナインハンドレッドのこと。

バーチカル VERTICAL
ハーフパイプで垂直に切り立った壁の部分。

ハーフパイプ HALF PIPE
半筒状のアイテムの両端でトリックを繰り出す競技。

ハイレール HIGH RAIL
通常よりも高さのあるレールアイテムのこと。

ビタ着
キッカーなどでのランディングでピンポイントに着地が合うこと。

ヒップ HIP
正面にリップがあり、左右どちらかの側面にランディングがあるジャンプ台。スパインの着地が片側しかないような形状。

フラット FLAT
斜度のない平らな斜面やキッカーのテーブル部分、ランディングの傾斜を越えたところなど。キッカーでランディングを越えて飛んでしまうとフラット落ちすることになる。

プラットホーム PLAT FORM
ハーフパイプの両端の平らな部分。

ポコジャン
初心者向けの小さなジャンプ台のこと。

ボックス BOX
パークに設置される、レールよりも幅の太いジブアイテムでさまざまな形状がある。細めのものをナローボックス、太めのものをワイドボックスと呼ぶ。

ボトム BOTTOM
ハーフパイプの底のフラット部分。エアでパイプ内側に飛びすぎるとボトム落ちすることになる。

メイク MAKE
ジャンやジビングでトリックを決めてランディングまで成功すること。

メソッド METHOD
前手でボードのヒールサイドエッジをグラブしながら、身体をエビ反りさせるトリック。

ランディング LANDING
ジャンプやジビングアイテムからのアウトする時の着地のこと。ヒザをやわらかく使って衝撃を吸収しながら行うのが基本。

リップ LIP
ハーフパイプやキッカーでテイクオフするための先端部分。

レインボーレール RAINBOW RAIL
虹のように弧を描いた半円状のレール。

レール RAIL
パークに設置される金属製のアイテムで、筒状に丸いもの角状のものがある。

フィールド

スノーボード フィールド

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

アイスバーン ICE BURN
表面が氷のようにツルツルでカチカチになった雪面のこと。雪の中の雪面が凍ることで起こる。

アバランチ AVALANCHE
雪崩のこと。雪崩に遭遇した際に捜索するための道具がアバランチギア。

ウィンドリップ WIND LIP
吹き溜まりに新雪が積もり、さらに風による浸食で形成された天然のアップ系ヒットポイント。

エクストリーム EXTREAM
ビッグマウンテンの超急斜面を滑るような過激なライディングスタイル、またそのような場所や地形のこと。

オープンバーン OPEN BURN
見渡しのいい開けた斜面のこと。

落ち系 DOWN HIT
雪庇やクリフなど自然地形に多く見られる、斜面が急に落ち込んでジャンプできるポイント。(=ダウン系)

オフピステ OFF PISTE
パウダーコースやバックカントリーなどの、圧雪されていないバーンのこと。

ギャップ GAP
ゲレンデや自然地形にある段差や落ち込みなどの地形のこと。

クラスト CRAST
太陽熱や風の作用により、新雪の表面が硬くなった状態のこと。

クリフ CLIFF
バックカントリーなどの自然のフィールドにある崖。

クレバス CREPAS
雪面にできた大きな亀裂のこと。ゲレンデコース内にはまずないが、バックカントリーなどに潜み落ちるととても危険。

シュート SHOOT
バックカントリーの斜面にある、両側が岩などで囲まれた狭い斜面のこと。

ストリート STREET
街中でスノーボードすること。主に階段の手すりや建物の壁面に当て込むようなスタイル。

雪庇 SNOW EAVES
風や雪によって屋根が庇のように形成された、ダウン系のナチュラルヒットポイントのこと。

ツリーラン TREE RUN
木々が生えている間を塗って滑走すること。ゲレンデのツリーランコースは滑りやすいように木を整備していることもある。

デブり
雪崩のあとにできる雪黙りのこと。

ナチュラル NATURAL
人の手が加えられていない自然地形のこと。

バックカントリー BACK COUNTRY
ゲレンデ外のフィールドを、必要装具を身につけて滑走すること。入念な準備とガイドをつけることが望ましい。

バンク BANK
片側に流れている斜面で、スノーボードクロスのコース内などに設置される。連続的にバンクを設置したコースでタイムを競うのがバンクドスラローム。

ピステン PISTEN
ゲレンデコースをフラットに整備するための圧雪車。また、圧雪がかかった斜面をピステンばーんという。

マッシュ MASH
バックカントリーなどで岩や木に雪が降り積もってできた、マッシュルームのよう盛り上がった状態のもの。

イベント

エックスゲーム X GAMES
世界最高峰のアクションスポーツイベント。スノーボード、スキー、サーフィン、スケートボード、インラインスケート、BMX、モトクロスなどの競技からなる。

TTR
TICKET TO RIDEの略で、2002年にテリエ・ハーコンセンらによって創設されたライダー中心の非営利団体。世界最高峰のワールドスノーボードツアーのシリーズ戦の名称でもある。

USオープン US OPEN
毎年3月にアメリカ・バーモント州のストラットンマウンテンで開催されるバートン主催の歴史あるコンテスト。ヨーロッパで開催されるユーロオープンもある。

競技

スノーボードクロス SNOWBOARD CROSS  
ジャンプ台やバンク、ウェーブなどが設置された特設コースを、数人が一斉にスタートして滑走し、速さを競う種目。以前はボーダークロスと呼ばれていた。

スロープスタイル SLOPE STYLE
ジャンプ、レール、ボックスなど、さまざまなパークアイテム全体を使い、流れで技の難度や完成度を競う競技。

その他

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

追い撮り RIDE&SHOOT
カメラマンやフィルマーが、被写体を追いかけながら撮影すること、またその映像。

オールドスクール OLD SCHOOL  
スノーボード初期のころからのスタイル。スケートボードの影響を強く受けている。

逆エッジ
滑走中に、谷側のエッジ(必要としない側のエッジ)が引っ掛かって転倒すること。不意に起こるためケガにつながりやすく、注意が必要。

グーフィー GOOFY
ノーマルスタンスのときに、右足が前にくるスタンスのこと。レギュラースタンスの逆。

ゲレ食
ゲレンデレストランにある食べ物のこと。またはレストランそのもの。

ゲレンデマジック GRENDE MAGIC
ゲレンデという非日常空間で出会った異性に対し、現実以上の魅力を感じてしまうこと。

シークエンス SEQUENCE
連続写真。トリックの動きの詳細がわかりやすいよう、雑誌のハウツーなどでよく使われる。

ジビング JIBBING
レール、ボックス、当て込みなどの総称。(=ジブ)

ジャムセッション JAM SESSION
制限時間内に複数人が同じコースを滑って競う大会の形式。

スイッチ SWITCH
ノーマルスタンスの後ろ足を前にして、通常とは逆方向で滑ること。フェイキーともいう。

スケーティング SKATING
ノーズ側のバインディングのみを付けた状態で、後ろ足で雪面を蹴って進む動作。

スタイル STYLE
ライディングやファッションに対して、その人の醸し出す雰囲気や個性、表現方法を表す言葉。

スタンス STANCE
左右どちらの足をノーズ側にして滑るか、レギュラー・グーフィーのこと。

スプレー SPRAY
ターンで巻き上がる雪煙のこと。パウダーが深ければ深いほど大きなスプレーが上げやすい。

ダック DUCK
バインディングのアングルを、左右両方とも開いてアヒルのようなガニ股にセッティングすること。

直滑る
ターンや減速せずに、ハイスピードで一直線に斜面を下ること。

ツボ足
スノーシューなどを装着せずに、ブーツのままで雪面を歩くこと。

トゥサイド TOE SIDE
つま先側。(=フロントサイド)

トラック TRACK
滑走後の斜面に残る、ボードの滑った跡。

ドラグ DRAG
ボード幅よりもブーツサイズが大きく、トゥサイドに踏み込んだ際につま先が雪面に触れてしまうこと。

トラバース TRAVERSE
斜面を横切って移動すること。

ドリフトターン DRIFT TURN
ボードをスライドさせて、テールをズラしながら行うターン。初心者がカービングターンの前に覚えるターンの方法。

ノーマルスタンス NORMAL STANCE
自分の基本スタンスのこと。左足が前ならレギュラー、右足が前ならグーフィーとなる。

ハイクアップ HIKE UP
斜面を歩いて登ること。パークやパイプでの反復練習や、バックカントリーで斜面を登る際に行う。

バックサイド BACKSIDE
進行方向へ向かって背中側からかいてんすること。ブラインドサイドともいう。

バックサイドターン BACKSIDE TURN
ヒール側のエッジを使ったターン。

抜重 UNWEIGHTNING
身体全体を伸び上がらせるようにして、ボードにかかる重みを減らすこと。ターンのつなぎなどでも必要な基本的な動き。

ヒールサイド HEEL SIDE
バックサイドと同じでカカト側のこと。

フリーライディング FREE RIDING
人工的に作られたパークなどではなく、ゲレンデのコースやナチュラルな地形を自由に滑走するスタイル。

フロントサイド FRONTSIDE
進行方向に向かって腹側から飛び出して回転すること。オープンサイドと同じ。

フロントサイドターン FRONTSIDE TURN
つま先側のエッジを使ったターン。

ベースワックス BASE WAX
フッ素などを含んだ滑走ワックスをかける前に塗ることで、ワックスを浸透させやすくする。ソール面の保護やクリーニングにも用いられる。

マクられる
ジャンプのテイクオフで重心を後方に倒しすぎて巻き上げられること。エア中にバランスを崩して背中側から転倒してしまいやすい。バックフリップやハンドプラントなどエア、意識的にボードをマクらせることもある。

レギュラー REGULAR
ノーマルスタンスのとき、左足が前になるスタンスのこと。

ワンフット ONE FOOT
片足だけバインディングを外した状態でライディングすること。

Writer
Makiko Kishino
Makiko Kishino ライター・エディター

白馬でスノーボードショップを営む、元スノーボード誌編集者のフリーライター。
田舎ライフをマイペースに満喫しながら、とことん遊びを追求しています。

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