プロから教わるスノーボードビンディングの正しい選び方とセッティング

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ビンディング選びによって板への力の伝わり方が変わる?

ブーツスノーボードの板を結びつける重要なパーツ。
呼び方は2種類あり、英語表記は“binding”で『ビンディング』or『バインディング』と呼ばれる。

時代が進むにつれて巨大化してくるセクションにも耐えられる衝撃吸収性、取り回しの良さを追求した軽量化、より動きのロスを無くすためのフィッティング力
自らが生み出した力を上手く板に力が伝えるためにはビンディング選びが重要なカギを握ります。
日々技術革新が進んでいくビンディングの選ぶ時のコツと、基本知識を抑えておきましょう!

目次

※リンクをクリックすると知りたい事柄にスムーズに飛べます。

ビンディングの種類
ビンディングを構成している部品
板とビンディングを付ける方法
スタンス幅の設定
アングルの設定
ビンディングの有名ブランド
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ビンディングの種類

ストラップ型ビンディング

Flux DS

オーソドックスな形がこの、ストラップ型ビンディング。
多くのモデルがこの形を採用しているので種類豊富な中から選ぶことができ、トゥストラップアンクルストラップが分かれているのでつま先と足首の部分をしっかりとホールドすることができフィッティング感は素晴らしい。
デメリットはビンディングの着脱が面倒くさいという点が挙げられ、着脱に慣れてしまえば立ったまま装着することができるが、慣れないうちは座って付けなればいけないのでいちいちお尻が冷たい。

クイックエントリー型ビンディング

NX2_F_Lime

クイックエントリーのメリットはやはり着脱の早さで、ワンタッチで着脱が可能

慣れてしまえば、リフトから降りてから着脱するスペースに行くまでの間に装着することができます。

デメリットはストラップ型に比べると種類が少なく、自分が気に入ったデザインがない場合があります。
 

アルペン用ビンディング

クロス用ビンディング

フリースタイルではなく、スピードを追求するスノーボードアルペン用のビンディング。

ブーツはフリースタイル用の柔らかいものではなく、スキーブーツような硬いブーツ用に作られているのでハイバックやストラップが無いのが特徴。
 

ビンディングを構成している部品

binding force-matte-white-bindings-2014-zoom1

ラチェット

ストラップについている金具状の器具。ブーツをビンディングに固定する際に、カチカチと締めるために使われます。

アンクルストラップ

足首を固定するストラップのこと、足の甲にかかる。長さの調節をすることができるので、自分の足の大きさに合う長さに調節しましょう。

トゥストラップ

足のつま先側を固定するストラップのこと。
技術が進化している昨今、FLUX(フラックス)はT.M.S(トゥーマスクストラップ)、バートンの「キャップストラップ」などのストラップ技術が開発されています。
T.M.Sで説明すると、つま先全体を包むような構造になっているので、ホールド力が増し、ボードの操作性が格段にアップします。
また従来のストラップのように、足の甲だけを締め付ける訳ではないので、締め付けのストレスから解放され、長時間のライディングも快適に行うことができます。

ハイバック

ハイバックの役割は、バックサイドターンなど踵(かかと)に加重する際のサポート役です。このハイバックがあるとないとでは全く操作性が違います。
このハイバックの各モデルの違いとしては、高さ硬さがあり一般的に高く硬いハイバックだと反応が良く高速滑走時の繊細なエッジコントロールをしたい上級者に向いています。
一方で低く柔らかいと取り回しやすくスタイルが出しやすく、反応が少し遅くなってしまうのがデメリットです。

ハイバック調節機構

ハイバックの前傾角度を調節することができます。
ビンディングにブーツを装着した時に、ブーツとハイバックの間に隙間ができないように調節しましょう。
仮に隙間ができていると、ヒール側のエッジングの時に反応が遅れてしまいます。

ヒールカップ

ブーツを装着した時に、ヒール部分が収まる場所。
前後に長さを調節することが可能で、ブーツの大きさに合わせて調節できます。

ベースプレート

ベースプレートは、ビンディングの土台となっているもので、衝撃吸収のために日々進化しているパーツです。

板とビンディングを付ける方法

4×4(フォーバイフォー)

各ブランドがリリースしているスノーボードの板には、インサートホールというビンディングを固定するための穴が空いているので右写真のビンディングに付属で付いているセンターディスクに4本のビスを刺してビンディングを取り付けます。

IMG_1700 disk

EST

バートン社が独自で開発しているESTというシステムは下記の写真を見てもらえれば分かるように、板にインサートホールが空いている訳ではなく一本の溝が掘られています。
この溝の沿ってスタンス幅を自由に決めることができます

BURTON EST

下記写真のような形でビンディングのベースプレートの横にネジを締める為の穴が空いており、この部分と板にある溝とを締めることによって板とビンディングを固定することができます。

ESTビンディング

BURTONがリリースしているESTシステムの説明映像

スタンス幅の設定

まずはスタンス幅の定義から。
ノーズ側にセットされているビンディングのセンターディスクの真ん中からテール側にセットされているビンディングのセンターディスクの真ん中の距離をスタンス幅と定義します。
当たり前といえば当たり前。
ESTの場合はセンターディスクがないので、ベースプレートの丁度真ん中から反対のそれまでという計り方をすれば良いでしょう。

狭めのスタンス幅

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・メリット
膝のクッションを使いやすいので、ターンする時の加重で板のしなりを最大限に活かすことができます。
ターンを追求していきたいスノーボーダーはスタンス幅を狭めにしてセットしてみると良いでしょう。

・デメリット
幅が狭い分板の取り回しが重く感じます。
素早い動きが要求される、ジブなどやる人は狭いスタンスだとやりにくいです。
またプレス系のトリックもやりづらく、ノーズやテールに体重をかけるにも絶妙なバランス感覚が要求されます。

広めのスタンス幅

wide-stance
・メリット
スタンスを広くすると板の取り回しが軽くなるので、ジブやグラトリがやりやすくなります。
またプレス系のトリックもノーズとテールに加重しやすくなるので、ジブやトリック、キッカーなどを極めていきたい人は広めにすると調子が良いと思います。

・デメリット
膝のクッションを上手く使うことが難しくなるので、膝を痛める可能性が大きくなってきます。
コブ有の斜面などはかなり滑りにくいです。
適度に膝が曲がる程度の広さにするのがベスト。

アングルの設定

※下記の画像では左側が進行方向のレギュラースタンスでの説明になります。

ノーマルスタンス

angle-plusplus
クロスなどのスピードを競うスタイルのスノーボードの場合はこのノーマルスタンスが一般的。
ノーズ18°、テール3°といったように、ノーズ側もテール側も進行方向にアングルが傾いており、ビンディングを履いた自然の状態が既に滑りやすい姿勢になっています。
メインスタンスでは、物凄く滑りやすいが一方でスイッチになると言わずとも想像がつきますがめちゃめちゃ滑りにくいです。

ダッグスタンス

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ダッグスタンスとは、ノーズ側はプラスの角度テール側の角度をマイナスの角度にするアングル設定を呼ぶ。
実際に板を履いた時にまるでアヒルの足のようながに股になることからこの名前がついています。
ダッグスタンスのメリットといえば、なんといってもスイッチになった時に滑りやすいということ。
通常はノーズ9°、テール-9°が一般的で、そこを基準に自分の滑りやすいダッグスタンスのアングル探していくのが良いと思います。

ビンディングの有名ブランド

FLUX(フラックス)

1992年に『日本人の足型に合う最高のビンディングを作る』というコンセプトの元に発足したFLUX BINDINGS。
独自の特許機構(UU fit system : ストラップがハイバックに向かって内側に巻き込むように締まることで足首のホールド力を増すことができる。などなど)を多く持っており、ビンディングを常にネクストステージへと先導したブランドの一つ。

model : DL
Price : ¥52,920
credit : www.flux-bindings.com

flux-l FLUX ビンディング

UNION(ユニオン)

ビンディングのみのラインナップからも、全ての情熱をビンディングに注いでいる会社だということがプロダクトからも伝わってくるUNION。
ザイテルナイロンという強度が高い素材を全てのモデルに使用していて、耐久性に自信を持っています。
実際にベースプレートとヒールカップは生涯保証されていて、もしも壊れたら無償交換してくれるということは強度に相当な自信を持っていることが伺えます。

model : FORCE
Price : ¥34,000 +tax
credit : unionbindingcompany.jp

union union-force-snowboard-bindings-matte-white-reverse

BURTON(バートン)

スノーボードブランド最大手のBURTONは、もちろんのことビンディングのラインも取り揃えています。
BURTONのビンディングといえば、言わずとも知れたミリ単位でスタンス幅が調整可能なESTテクノロジーだが、右写真の”Genesis”にも採用されているハンモック技術という編目状のクッションを導入することによって衝撃吸収性とホールド力のアップを図っています。

model : Genesis EST Snowboard Binding
Price : ¥45,000 +tax
credit : jp.burton.com

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FLOW(フロウ)

クイックエントリー型の先駆者と言っても過言ではない、FLOWはビンディングの展開規模だと世界第二位を誇るビッグカンパニー。
今年のビンディングラインナップは全てクイックエントリー型で、ビンディングを締めている時間も勿体ないと思うスノーボーダーの期待に応えるプロダクトを作り続けています。

model : NX2
Price : ¥46,440
credit : www.flow.com

flow snowboard NX2_F_Lime

Salomon(サロモン)

独自の素材、独自のテクノロジーでスノースポーツ用品をリリースし続けるSALOMONビンディング。

色々な形状や色使いなど多種多様なビンディングが出回っているので、どれにしようか迷ってしまうことも多々ある。そんな時はブーツのメーカーと同メーカーのものを選ぶのが得策。
安価なものから高価なものまで料金設定に幅があるが、高ければ高いほど衝撃吸収パッドが入っていたり、固定力が高いなど機能がグレードアップする。
初心者として始める際には、安価でお手軽なものを購入することをオススメします。

model : DISTRICT
Price : ¥34,000
credit : www.salomon.co.jp

salomon l36840900_fts

DRAKE(ドレイク)

ベースプレート部分に、傾角の入ったパッドを入れて膝が自然と内側に入るようになり少ない力で簡単に板をコントロールできるような仕組みや、マグネシウムを使用することによる軽量化と一回の操作でラダーの刻みを締め上げることができるラチェットの開発など、新しい領域に踏み込み続けています。
機能性だけではなくカラーリングもポップなものが多いので、取り入れるとオシャレ度アップは間違いないでしょう。

model : RELOAD
Price : ¥32,400
credit : www.northwavesnow.com/jp

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K2(ケーツー)

クイックエントリーに特化した独自システム“シンチテクノロジー”が評判なK2ビンディング。
着脱時に使用するレバーに取手がついていて、他ブランドとの差別化を計っています。

model : TRYST
Price : ¥37,000 +tax
credit : ja-jp.k2snowboarding.com

k2 snowboard TRYST

R/ForA magazine 公式ツイッターアカウントでのアンケート結果

Twitter上でお気に入りのスノーボードビンディングは何かアンケート採ったところ、他を抑えてBURTONが1位を獲得しました。
やっぱりスノーボードブランドのキング。
長年王者として君臨しているには、製品の品質や保証体制など列記とした理由があります。
王者たる所以をこのアンケートから結果として見てとれます。
ビギナー入門モデルから上級者までをカバーするラインナップに長らくスノーボードをやっている人なら1度はお世話になったことがあるのでは?

まとめ

初心者の方はフレックスが柔らかめのビンディングを選ぶと良い

レベルが上がってきたらフレックス固めをチョイスして、反応の良いビンディングに変更すると調子が上がるかも

アングルやスタンス幅の設定は自分の目指したいスタイルに応じて変更しよう

ビンディングをご購入の方はこちら

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BURTON 2016年モデル X-Baseが通常62,640円のところ、下記のリンクからお買い上げの場合24,940円引き(40%OFF)でお買い求め頂けるので、購入を検討していた方はどうぞ!

 
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この記事の著者

ヤノ タカミ

ヤノ タカミ

R/ForA magazine 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
skateboard,snowboardを嗜む程度にやります。

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