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スノーボード中に快適な視野を確保するために不可欠なゴーグル
ゴーグルはスノーボードをする際に欠かすことのできない道具です。
ワゴンセールなどを覗いてみると1000円台で購入できる無名のブランドが出しているゴーグルから、20000円を超える高機能なゴーグルまで価格に幅があります。
よく初めてスノーボードをする人で、ゴーグルはカッコ悪いから付けない!と言って付けてない人をたまに見かけますが、やめましょう。
晴れた日は特に紫外線が強い為、裸眼で一日滑っていると目を痛めてしまいます。
基本的にUVプロテクションといって、UVをほとんどカットしてくれる仕様になっているので目を保護する役割を担ってくれます。
このようにゴーグルはスノーボーディング中の視野をしっかりと確保し、目を保護する為に欠かすことのできない道具です。
役割・機能
視界を確保する
この役割がゴーグルの一番重要な目的です。
まず高速滑走をすると、言わずとも分かるようにかなりのスピードが出るのでゴーグル無しだと目を開けることができません。
また凄く晴れた日は照り返しが強く、眩しくてまともに目を開けていられないのでミラーレンズといって、後に説明しますが照り返しや直接照りつける太陽光を軽減することのできるレンズを取り付けましょう。
始めた頃は、邪魔だったり顔が締め付けられるのでゴーグルを付けることに抵抗を感じるかもしれませんが、上達していく上で必ず付けることになるので慣れる為に最初から付けましょう。
目を保護する
目を保護することもゴーグルの重要な役割になります。
冒頭でも触れたように、スノーボードをするときに降り注ぐ強い紫外線から目を守り、大雪が降っている日でもゴーグルをしていれば目に雪が入ることもなく快適です。
サイズ
基本的にレディースかメンズで分けられており、キッズ用をリリースしているブランドもあります。
フィッティングに関しては各メーカーによってフォルムが異なるので、店頭で試しにつけてみることをオススメします。
ジャパンフィット
日本人の特徴である鼻の低さにあったモデルがリリースされています。
ほとんどのメーカーが海外発祥で、鼻の高い外国人の顔に合ったモデルが多く、鼻が低いと鼻とゴーグルの間に隙間ができてしまい、風が入ってきたり顔にフィットしていないので不快です。
そこでブランドから次々とリリースされたのがジャパンフィットやアジアフィットといった鼻が低い人用の形状をしたゴーグルで、とても快適です。
レンズの種類
上級者になったら、より快適に視界を確保するために天候によってレンズを交換しましょう。
可視光線透過率(VLT)
ゴーグルのレンズに関して調べていると、必ず可視光線透過率という言葉が出てきます。
簡単に要約すると、外にある光をどれくらいレンズの中に通すのかという率のことで、100%に近い数値ほど光を良く通し、0%に近い数値ほど光を通しません。
可視光線透過率70%〜90%
悪天候(降雪時など)で太陽がほとんど出ていない時やナイターで使用する時に適しています。
可視光線透過率30%〜70%
オールマイティで全天候対応可能で、曇りの時から晴れている時まで対応しています。
可視光線透過率5%〜30%
晴天時などの、太陽光の量が多い時にこの透過率のレンズが適しています。
レンズの違い
透明色レンズ
透明で外からゴーグル内を覗くと目がしっかりと見えるタイプで、天候が曇りや雪が降っている時など太陽が出ていない時に使用しましょう。
眩しくないので、ミラーレンズではなく透明色をチョイスして視界を確保しましょう。
ミラーレンズ
ミラーレンズの特徴は、ゴーグルを外から見てもミラーになっているので目が見えません。
このタイプは天気が良く、太陽が出ている時に使用しましょう。
日光の眩しさを軽減してくれます。
レンズの色の違い
オレンジ系統
オールマイティに使えるカラー。
色も派手でファッションのアクセントとしても使えるので便利です。
ピンク系統
オレンジ系統と似ておりオールマイティに使えます。
雪面の凹凸が見やすいのが特徴。
イエロー系統
少し暗めのシチュエーションで使用すると効果を発揮します。
曇りの時や降雪時に向いています。
ブルー系統
光量が多めでも眩しさを軽減する効果があり、晴れている時に使用すると良いです。
グレー・ブラック系統
楠んだ色合いで今人気のカラー。
曇りの時に使用すると暗く感じてしまうと思うので、晴天時に使うのが良いです。
レンズの構造
シングルレンズ
レンズが1枚で構成されているタイプで安価なのが特徴で、自分の体温がレンズに伝わりやすく曇りやすいです。
(現在ではほとんどこのレンズは使われていません。)
ダブルレンズ
レンズが2枚で構成されているタイプ。
体温の熱がレンズに伝わりにくいので、曇りにくい構造となっています。
マグネットレンズ
上記でご紹介したシングルレンズ・ダブルレンズとは関係がないですが、レンズの着脱を簡単に行なうためにレンズの縁にマグネットを取り付けているもモデルも存在しています。
もちろん、フレームにもマグネットが付けられておりその磁石と磁石がくっ付くことでレンズを取り付けることができます。
スノーボードゴーグルに関連するワード
フレーム
レンズをはめ込むために設けられた、外側の枠のこと。
フレームの形でゴーグルの見た目をほとんど決めるといっても過言ではありません。
また素材や形状によってゴーグルの強度も変化してくるため各ブランド開発に熱が入るパーツです。
ストラップ
ゴーグルを頭に装着させるための伸縮性のあるバンドで
大抵のゴーグルはこのストラップにブランドロゴが入っています。
バックル
バックルとはストラップの真ん中についていて、ワンタッチでストラップを着脱するための機構のこと。
このバックルがあるモデルとないモデルがあります。
ベンチレーション
外気をゴーグルの内部に送り込むためにレンズに空いている穴のことを指します。
フォーム
ゴーグルの内側(顔が密着する側)に付けられているクッションのこと。
ゴーグルに付随する道具
曇り止めスプレー
滑っている最中にウェアのポケットの中に入れておくと、便利な一品。
これらの知識をしっかりと踏まえて、自分のレベルと顔の形に合ったゴーグルをセレクトして快適なスノーボーディングを目指しましょう。
ゴーグルブランド
Dragon(ドラゴン)
1993年にカリフォルニア州のカポビーチで産声をあげた"Dragon"
設立当初はサングラスのプロダクト展開しか行っていなかたったのだが、スノーボード市場の広がりと共にスノーボードゴーグルのラインナップも加わることになります。
創設者ウィルハワードの情熱は今も尚受け継がれており、ユーザーにとって最高のプロダクトを提供するために日々成長を続けています。
model :NFX
web : www.dragonalliance.com
anon(アノン)
BURTONの血を引くanon
ゴーグルのデザインやスタイル、テクノロジーに対して常にプッシュする姿勢を崩さないコンセプトは、多くのスノーボーダーから信頼を得ています。
特にanon独自のテクノロジーとして有名なのが、『MAGNA TECH』
レンズにマグネットが付いていて、ゴーグルとレンズの付け替えがスムーズにできるというもので、急な天候の変化や時間帯による光の量に合わせ素早く対応できます。
model :m2
price :¥27,000 +tax
web : www.anonoptics.com
ELECTRIC(エレクトリック)
スノーボードをストレスフリーに楽しむことで最も大事なことは何か。
様々な要因が挙げられるでしょうが、視野を確保するという要因もその1つ。
業界の中でもいち早くそれに着目して、プロダクトを進化させ続けてきたのがELECTRIC
他ブランドのゴーグルと比較しても一目瞭然だが、レンズがかなり広い造りになっています。
model :EG3 SNOW GOGGLE
price :$220
web : www.electriccalifornia.com
OAKLEY(オークリー)
日本でも大分馴染みのあるブランド、OAKLEY
機能が素晴らしく目を保護するというカテゴリーにおいて郡を抜いており、世界で活躍する、平野歩夢、國母和宏、角野友基、平岡卓なども契約選手として着用しています。
model :PRIZM AIRBRAKE SNOW (ASIAN FIT)
price :¥33,480
web : www.electriccalifornia.com
VONZIPPER(ボンジッパー)
サーフィンのメッカであるカリフォルニアのサンクレメンテで2000年に誕生したVONZIPPER
設立当初はサングラスの販売からはじまり、その技術を継承してスノーボードゴーグル業界に参入。
海外セレブが愛用したサングラスのブランドイメージがオシャレさを醸し出しています。
model :El KABONG
price :¥25,000 +TAX
web : jp.vonzipper.com
SPY(スパイ)
SPYのゴーグルといえばMOTO BIKE用のゴーグルも製作していて、かなり頑丈なゴーグルを数々リリースしています。
今主流の球面レンズを搭載したゴーグルももちろんですが、平面レンズのゴーグルもラインナップされており、少し形状がゴツいのが特徴です。
model :BRAVO
price :$204.95
web : www.spyoptic.com
TAIVAS オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
編集長コラムも絶賛更新中!
https://giver.jp/category/takami-column
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