バックカントリー


 

バックカントリー

 

人工的に作られたスキー場ではなく、自然の雪山を滑走すること。またそのスノーボードスタイルを指す。
 

リフトなどもないので、基本的には徒歩で山を登って(ハイクアップ)滑走する。

プロスノーボーダーの撮影などにはスノーモービルが良く使用される。
自力で登ることができそうにない高山などは頂上までヘリコプターで向かい、滑走してくる場合もある。

 

スキー場のように安全・管理がされていないため、より高度な滑走技術が必要になる。
更に、雪崩が起こる危険性や思わぬ事故が起こる可能性があるので、十分な知識と装備が必要になる。

 

大自然に囲まれて滑る楽しさは表現することが難しいほどの快感。

その快感に魅了された人々が数多くいることは言うまでもない。


 

バックカントリーで使われる用語集

 

ハイクアップ

雪山を自らの足で登ることを示す言葉。
スノーシューという雪上歩行具を履いて登っていく。
すべての装備を背負って登っていく先に滑り降りる爽快感が待っている。
 

ホワイトアウト

ホワイトアウトとは吹雪や濃い霧によって、周辺が真っ白になってしまい視界がなくなってしまうこと。
地図とコンパスを使用して、抜け出すことも可能だが相当な技能が必要になる。
無駄に行動することが一番痛手になってしまうので、近くの安全地帯に戻ることが最善の方法ではないだろうか。
 


 

バックカントリーで必要な装備

 

バックパック

色々な装備を収納できる大きなリュックサック。
スノーボードをしっかりと固定できるものでないと適さない。
更にヘルメット、ゴーグル、スコップなど特殊な装備品を多く収納品ければならない為、販売しているメーカーの工夫が随所に施されている。
その為、金額は少々高めに設定されている。

 

シャベル(スコップ)

実際に滑る斜面の雪質調査などにも使われたり、万が一雪崩に巻き込まれてしまった際に
救出作業の為に使われたりと、使用用途は様々。
T型グリップといって、手で持つ部分がTの形をしており、雪を掘りやすい形になっている。
ブランドとしては、ブラックダイヤモンドというブランドがオススメ。

 

ビーコン

ビーコンはバックカントリーでスノーボードをする際に必ず必要な装備です。
これを持っていないと、最悪死に至る場合もあります。
ビーコンとは、電波の送信と受信を行うことのできる道具です。
通常時は電波を送信している状態にしておいて、もしも仲間が雪崩に巻き込まれてしまった場合に
捜索する側は受信モードに切り替えます。
そして巻き込まれしまった仲間が発信している電波を受信しながら探索して、救出します。

 

プローブ(ゾンデ棒)

主な使用用途としては、積雪の深さを調べる為に使用される。
だが本来の使用用途は雪崩に埋没してしまった人の探索に使用される。
形状は、先が尖っており雪に抜き差しがしやすいようになっている。
バックパックに入れて持ち運ぶ為、軽量化などが施され使いやすいように改良されている。

 

スノーシュー

雪の中を歩く為に必要な道具。
普通にブーツや長靴で雪の上を歩くと、雪に埋まっていってしまう。
そこでこのスノーシューをブーツや長靴に取り付けて歩くと雪に埋まることなく歩行することが可能。
雪に接地する面積を増やすことによって、雪に沈みにくくしている。
斜面を登るのは体力的に厳しいが、大自然を肌で感じることができる。
バックカントリーでスノーボードをする醍醐味の一つを楽しもう

 
 
 
 


スノーボード関連ワード

ボード バインディング ブーツ ゴーグル グローブ(手袋) ヘルメット
 
滑走ワックス スタンス バックカントリー ジブ 雪質 リフト•ゴンドラ


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