ウィールを選ぶ時に見る部分
- 大きさ(直径)
- 幅
- 硬さ
- 色
大きくわけて4つの要素を見分けていきましょう。
大きさ(直径)
50mm〜60mmの間が通常ショップなどで売られているウィールの大きさです。
下図のようなトリック用のスケートボードには50mm〜55mmくらいの大きさが用いられることがほとんどです。
【フリップなどのトリッキーな技を決めたい人向け】→ 50mm〜52mm
photo credit: soleir via photopin cc
その中でも小さめのサイズ50mm〜52mmあたりの大きさは直径が小さい分重量がないので、スケートボードが軽くなります。
【スピードを活かしたダイナミックな滑りをしたい人向け】→ 53mm〜55mm
photo credit: Andrés Navarro García via photopin cc
一方で53mm〜55mmの大きさだとウィールの直径が大きいので、スピードが出しやすいです。
また粗いアスファルトでも力強いプッシュができるのでストリートを攻めるスケーターは大きめのウィールを好んで使用します。
【街乗りのためのクルーザー用】→ 55mm〜
photo credit: skot.foto via photopin cc
55mm以上のウィールを取り付ける場合にはウィールが板に当たらないようにライザーパッドや車高の高いトラックなどに履き替えなければなりません。
要するにクルーザー用ウィールは大きいものを取り付けることができます。
幅
ウィールの幅もそのブランドやシリーズによって様々。
大きく分けて、幅が広いものと幅が狭いものとの2つがありますが、それぞれ特徴を見ていきましょう。
【ウィールの幅が広いウィール】
photo credit: jeff habourdin via photopin cc
幅が広い=接地面積が広いということで、パークのような地面に凹凸がない場所でもしっかりとグリップしてくれます。
【ウィールの幅が狭いウィール】
photo credit: old_skool_paul via photopin cc
幅が広いものよりも、ウィール自体の大きさが小さくなるので重量が軽くなります。
その分回し系のトリックもやりやすく、また接地面積が少ないのを活かしてノーズスライドやテールスライドといったウィールが擦れるトリックでもスムーズに擦る事ができ、突っかかりにくくなります。
硬さ
ウィールの硬さも様々で100Aや99D
など色々な表記のされ方をしていますが、まずは数字の後ろについているアルファベットについて説明します。
このアルファベットに関しては、ブランドごとに設けている規格なので、無視してもらって結構です。
次に数値に関して説明していきます。
数値の大きさが大きくなればなるほど硬いことを表しています。
101が最も硬い規格となっています。
99が標準的な硬さとなっており、始めたばかりでまだ好みが分からない方は取りあえずこの硬さを選んでおけば問題ありません。
数値が70以下のものはトリック用には用いずにクルージング用として使われることがほとんどです。
硬さが柔らかくなればなるほど、路面が荒くてもスムーズに乗ることができます。
色
ウィール本来の色は上記に載せているウィールのような白色です。
スピットファイアなどを筆頭に様々なカラーのウィールが発売されていますが
色を入れるということは白色のベールウィールに不純物を入れて色をつけているに他なりません。
photo credit: MrJuanPollo via photopin cc
不純物が入っていると摩耗が激しいため、白色ウィールよりも若干ではありますが、交換の時期が早まります。
以上で紹介した、4つの要素を自分に合ったウィールを選んでみましょう。
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