フロントサイド50-50(フィフティフィフティ)

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それではフロントサイド50-50(フィフティフィフティ)の解説をしていきます。
ジブトリックの基本となるトリックで、1番始めに練習するトリックとして最適です。

50-50(フィフティフィフティ)とは?

50-50とは、簡単に説明するとアイテムの上をただ真っすぐ抜けるだけのトリックのこと。

ただ真っすぐ抜けるだけという表現ではあまりにもカッコ良くないので、50-50という名前を付いています。

また、前足と後ろ足に50対50の割合で均等に板に乗っている姿からこう名前が付けられました。

フロントサイド50-50のポイント

リップから抜ける時はトゥエッジで抜ける

自分の前側にあるアイテムに対してアプローチしていくので、トゥエッジに乗ってリップから抜けていきます。
この時にあまりにもトゥ側を意識すると、上手くアイテムの上に乗れないので、優しく上に乗ってあげるイメージを持ちましょう。

頭、板、アイテムを一直線上に

頭の位置と、板、アイテムを一直線で結ぶことを頭の中でイメージしましょう。
良くなりがちなのが、トゥ側に頭が傾いてしまい(自分の足下を見ようとすると頭がつま先側に傾きますよね)バランスを崩してしまうパターン。
意識することは垂直に頭、板、アイテムを結ぶイメージを持つことです。

アイテムに乗ったらアウトを見る

自転車の運転なんかもそうですが、目線は近くを見るのではなく、アウトする部分(遠くの方、滑っていく方向)を見るようにしましょう。
目線を遠くにもっていくことによって、バランスが取りやすくなります。

フロントサイド50-50の順序

アプローチ

アプローチでは、しっかりとスピード調節をしましょう。
自分にとって速すぎて、捲られてしまうとダメですが、ある程度スピードがあった方が流しやすいです。

トゥエッジで抜けることをイメージして、ヒールエッジからトゥエッジに切り替えてリップから抜ける準備をしましょう。

フロントサイド50-50(フィフティフィフティ) 1 フロントサイド50-50(フィフティフィフティ) 2

リップから抜け

続いてリップからトゥエッジで抜けていきます。この時、軽くオーリーしましょう。
足裏全体でアイテムを踏むイメージを頭の中で繰り返しながら、自分がアイテムに乗る位置を見ます。

フロントサイド50-50(フィフティフィフティ) 3 フロントサイド50-50(フィフティフィフティ) 4

イン

アイテムに対して進入していきます。
アイテムの上からストンと乗っていくようにしましょう。真っすぐ上から乗れれば、板がズレたりすることはありません。
変に横方向に力がかかってしまうと、アイテムから落ちてしまう原因になります。
この時はアウトを見るようにしましょう。

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トリック中

足裏全体でアイテムを捉えます。
ヒールエッジにもトゥエッジにも加重はしないように意識することが大切です。

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アウト

アウトではランディングに合わせていきます。
目線はランディングに送り、軽くオーリーをする意識を持ちましょう。そうすることでスムーズにアウトすることができます。
またアイテムからランディングまで落差がある場合がほとんどなので、しっかりと膝で衝撃を吸収しましょう。

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フロントサイド50-50のトリック動画

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