ジブとは
上級者になるにつれて、ただ滑るだけではなくアイテムに入りたいと思ってしまうのが、スノーボーダーの性というもの。
そんなスノーボーダーにはぜひジブセクションに挑戦してほしい。
通常雪の上でばかり滑っているから、こんな人工物があると興味をそそられるはずだ。
通常、ジブとは
『人工的に作られた物を使って行うトリックの総称』
簡単そうに見えて、以外と難しいジブトリックの攻略法をこれから解説していきたいと思うが、事前に知っておくべき知識があるので、説明していく。
ジブトリックの名前について
ジブトリックに付けられている名前は、グラウンドトリックやキッカーを使ったジャンプ系のトリックと少し名前の付け方が異なるので、注意が必要。
フロントサイド
ジブトリックで指すフロントサイドとは
自分の前側(自分のお腹側)にあるアイテムに対してトリックをすることを指します。
上での写真のアプローチ(進入の仕方)がフロントサイドで
例えば、このアプローチから50-50(フィフティフィフティ)をすれば
『フロントサイド50-50』となります。
バックサイド
それに対してバックサイドは
自分の後ろ側(背中側)にあるアイテムに対してトリックをすることを指します。
上での写真のアプローチ(進入の仕方)がバックサイドで
例えば、このアプローチからノーズスライドすれば
『バックサイドノーズスライド』となります。
ノーズスライド
ボードを90°回して、前足でアイテムを捉えてスライドさせること。
テールスライド
ボードを90°回して、後ろ足でアイテムを捉えてスライドさせること。
イン
アイテムに対して、入っていくこと。
(例)
180(ワンエイティ)イン
180°回転しながらアイテムに入っていき、トリックをすること。
270(ツーセブン)イン
270°回転しながらアイテムに入っていき、トリックをすること。
アウト
アイテムから抜けていくこと。
(例)
180(ワンエイティ)アウト
トリックをした後のアイテムから抜ける際に180°回転しながら抜けること。
270(ツーセブン)アウト
トリックを下後にアイテムから抜ける際、270°回転しながら抜けること。
ジブセクションに入る前にやっておくべきこと
アイテムの確認
これから入ろうとしているアイテムを事前に確認する作業は必ずやろう。
どんなに上手なプロスノーボーダーでも初めて入るアイテムはしっかりと確認します。
アイテムが傾いてないか
パークを作っているディガーがしっかりと整備しているはずだが、ボーダーが利用している間に傾いてしまう可能性がある。
アイテムの上に垂直に乗っても、アイテムが傾いていると横に落ちてしまうので、そのようなアイテムはディガーに伝えて、直してもらうか違うアイテムを使おう。
アイテムから何か変な物が出ていないか
こちらもディガーが整備をしているので、ほとんどの場合大丈夫だが
釘や壊れていて、ボードが引っかかりそうな部分がないか確認しよう。
リップとランディングの形状確認
これもジブセクションに入る前にはしっかりと確認しておいた方が良い。
リップ(アイテムに入る前の飛び出す部分)がしっかりと固まっているか。
ランディング(着地点)の雪面が荒れていないか。
ダリング
ダリングとはボードのエッジを削って、角を丸めることを指す。
エッジの角を丸めることによって、引っ掛かりにくくする効果が得られる。
だがフリーランなど、エッジを使う際にエッジを丸め過ぎていると滑りにくくなってしまうというデメリットもある。
街中のストリートスポットなどを攻める際には、ダリングする必要があるが(ジブセクションがスノーボードする為に整備されていないので)
スキー場に設置されているジブセクションは整っているので、あまりダリングする必要性は感じない。
普通に滑っているだけでエッジは丸まっていくものなので、ある程度の期間使用しているボードなら必要ないだろう。
新しく新調したボードなどは少しダリングすると調子が良い。
これで事前に把握しておくべき知識はOK。
早速ジブトリックを解説していきます!
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