2018-2019 製品レビュー:板 ROSSIGNOL 『JIBSAW』『DIVA LF』

  • 2018-5-3
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JIBSAW試乗レポート

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軽いスウィングウェイトと、柔らかいフレックス設計で、低速域での操作性が良く快適な滑走を楽しめるモデル。
JIBSAWという名前からは、『ジブやグラトリ専用設計』と思われるかもしれないが、あくまでも『フリースタイルが得意なオールラウンダー』として認識して頂くのが良いだろう。

ノーズとテールに強めのロッカーが入ったキャンバー形状が採用されており、乗ったイメージとしてはキャンバーボードの感覚に似ているが、グラトリやパークで遊ぶときにはロッカーボードの操作性を感じることができる。
前足〜中央にかけてしっかりと乗り、踏ん張ってあげれば気持ち良いカービングを楽しむことができるし、大きめのキッカーやパイプに入るときにも安心して突っ込むことができるので、フリースタイル初級者から上級者まで幅広い層に対応する。

意外にも、JIBSAWはサイドカントリーやバックカントリーにも対応している。
ロッカーが強めに入ったノーズとテールが気持ちよくパウダーをかき分け、浮力を得てくれるのだ。
トーションが柔らかめに設定されているので、ツリーランやクイックなターンを要求される場所でも高い操作性を発揮してくれるので、ゲレンデを滑る延長でパウダーを楽しみたいときには重宝する板なのではないだろうか。

サイズは150cm,153cm,155cm,157cm,159cmの5サイズを展開しており、フリーランを強く意識する方は少し長めのサイズを選んで頂くと良いだろう。

『JIBSAWのフィーリングが好きだけど、もうすこし固めのセッティングが欲しい』という方には、JIBSAW HEAVYDUTYというモデルがある。
これは、IBSAWをベースにROSSIGNOLライダーチームの意見を取り入れリチューンしたモデルで、155cm・157cmの2サイズから選んで頂くことができる。

 

JIBSAWはこんな方にオススメ

低速域から扱いやすく、フリーラン性能も申し分ないので、初級者から上級者までオススメできるモデル。
初級者には、扱いやすいモデルとして、中級者には滑るシチュエーションを選ばないオールラウンドな板として、上級者には遊べるセカンドボードとして選んでいただけるだろう。

個人的な感想になるのだが、JIBSAWという名前だけで『これジブ専用なんでしょ?』と考えると、良い意味で裏切られることになるだろう。
無論ジブを強く意識したモデルではあるのだが、『ジブが得意なオールラウンダー』といったモデルだ。
そのため、ゲレンデをメインに滑走し、『フリースタイルからフリーライドまで1本で使用したい』『フリーランは楽しみたいけど、ガチガチに硬い板には乗りたくない』という方にはマッチするモデルと考えている。

名前に惑わされず、まずは一度お試し頂きたい一本だ。

 

DIVA LF試乗レポート

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オールラウンドに使用できるマルチボード。
ROSSIGNOLナショナルチームでも使用者が多く、パークライドから、バックカントリーまで幅広い用途で使用されている。
厳しい審査で評判の某海外スノーボード雑誌にて高い評価をうけており、その性能はお墨付きだ。

フルレングショックアブソーバー、ラッドカット、アンプテックエリート、セラテッドエッジ(マグネトラクション)など、ROSSIGNOLのハイテク技術をこれでもかと注ぎ込んだモデルで、フリーラン時の安定感と操作性を高い次元で実現させている。

基本的な乗り味は、従来のキャンバーボードの乗り味とほぼ変わらない。
全体的に若干柔らか目の設定なのだが、反発力の高い構造を採用しており、軽い操作でしっかりとした反応を見せてくれる。

先のJIBSAWで解説した、アンプテックエリート(ノーズとテールに強めのロッカーが採用された形状)をDIVA LFも採用しているため、パウダーライディング時においても快適にライディングを楽しむことが出来るだろう。

 

DIVA LFはこんな方にオススメ

レディースラインナップの中ではオールラウンドな位置付けのモデルで、これからカービングやフリースタイルを身に付けて行きたい方には成長を手助けしてくれる相棒になることだろう。
取り回しのしやすい設計で、汎用性が高く、グラトリからサイドカントリーまで幅広い用途に対応できるので、スタイルが変わっても長い期間使い続けることが出来る。

海外の広大なフィールドでテストを重ね作り上げられた、オールマウンテンボードはきっと貴方を満足させてくれるだろう。

最後に

ROSSIGNOLというメーカーの名前を知らない方もいるかもしれないが、昔からあるメジャーメーカーであることはご認識頂きたい。

最初にスノーボードが日本でブームになった時から、BURTONやSALOMONと共に優れたアイテムを世に送り続けてきた老舗メーカーであり、
スキー・スノーボードの製造・設計技術においては世界屈指の優良メーカーなのだ。

一時は大人の事情で日本の市場において存在感が薄れてしまった時期もあるが、現在では復活を遂げ、日本市場においても存在感を発揮してきている。

『できるだけお手頃な価格で、高品質のアイテムが欲しいなぁ』というニーズがあれば、ROSSIGNOLが解決してくれるだろう。

気になる方は公式Webサイトをチェックしてみよう。

参考記事

自分に合ったスノーボード板を探す3つの要点と有名ボードブランド

 

この記事の著者

乾 海老雄

乾 海老雄

元スノーボードインストラクターのIT系Webライター

長野や北海道、マウントフッド(アメリカ)、ウィスラー(カナダ)等
様々なスキーリゾートを転々とした後、東京に落ち着く。
現在はWeb制作を行う傍ら、スノーボード系のライティングを行う日々。
妻と娘の3人家族の35歳。

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