驚くほどに単調な行動を意図的に変えることで見えてくる世界

サーフィン

朝の通勤・通学、帰宅する時。
思い出してほしい。

毎日毎日使う駅の階段・ホームで待つ位置・乗る車両・通勤通学の道順
気が付かないうちに人間は面白いほどに毎日同じ行動を取っている。
ホームに降りる階段は決まって“右”乗る車両は6両目降りたら右に向かって歩いて、改札に続くエスカレーターを登る。
といった具合に。

『そういえば、そうだなあ。たしかに!』
と、頷いた人は少なくないはずだ。

これは、一昨日やったこと・昨日やったこと、ずっと続けてきたことは安全でリスクが少ないから、同じ行動を取れば大丈夫!
という人間の本能が備わっているからに他ならない。

試しに、朝の通勤通学でいつも使う駅の階段を変えてみてほしい。
何とも表現できない違和感を感じるはずだ。

けれど、ここが今回のコラムで最も伝えたいことなのだが、
そこには新たな発見がある。
ということ。

例えば、駅の階段をいつもは右だけど左に変えてみたら、意外にもこっちの方が乗り継ぎがラクだったことに気が付いたり、
もしかしたら地元の初恋の子とホームでばったり会うかもしれない。(自分が意図的に階段を変えていなければ、相手も変えることはまずないので、今まで同じ電車に乗っていたとしても、会う可能性は限りなく低い。)

同じ繰り返しを意図的に崩すことは新しい世界を見るために取り組める、手っ取り早い手段の一つだ。

横乗りでも全く同じことがいえる

まあ以上だけを読むと、なんだよ自己啓発本かよ。
ってなってしまうので。
3Sメディアらしく、この事実と横乗りを繋げていこう。

まずは場所

スケートパーク・ゲレンデ・サーフスポット
自分がいつも訪れる場所を変えて、すぐは驚くほどにいつも通りのライディングができない。
『え?なんで?自分へたくそになった?』
と思うはずだ。

それは単純に総合滑走能力が低いからで
色々な地形、雪質・波、うねり・路面、アイテムを経験すると、上手くなっていく。

ジャンルを変えてみる

スノーボードを例にとれば、
ジブならジブばかり、エアならエアばかり、ハーフパイプならハーフパイプ。
好きだからこれだけやっていれば良いんだ。と言ってしまえばそれで終わりだが、
ジャンルをまたいで練習することで、自分が極めたいと思うジャンルに磨きがかかる。(フリーランをする人は上手くなると良く言われる。)

冒頭の通り、普段あまりやらないことをやることによって新しい発見がある。
その発見は必ずレベルアップに繋がるということだ。

ジャンルに留まらない

ジャンルを変えるのも、レベルアップのために有益な手段ではあるが
更に突き詰めてしまえば、
スノーボーダーはサーフィンやスケートボードを。
スケーターならばスノーボードやサーフィンを。
サーファーは、スノーボードやスケートボード
をやることで新たなエッセンスを自分のライディングに加えることができる。

事実、日本人で初めてX gamesスノーボード部門にてゴールドメダルを獲得した平野歩夢はスケートボードのバーティカルで養ったリップからの抜けとランディングの精度の高さが、あのエアの高さを実現していると語っていた。

また、あのハーフパイプ界のスターで巨万の富を築いたShaun White(ショーン・ホワイト)は、スケートボードでもプロとして活躍している。

これは紛れもない事実だが、2人に関しては幼い頃からずっとやっているから、話は別じゃない?
と思うかもしれない。
だが誰しも最初の一歩はあるもので、どこかのタイミングで新しい取り組みを意図的に行ったはずだ。

ここまで長々と論を書き連ねてきたが、最後は自己啓発的な言葉で締めたいと思う。

自分の何気ない行動を疑おう。
それが新しい世界を見るための大きな一歩になる。

 

この記事の著者

ヤノ タカミ

ヤノ タカミ

R/ForA magazine 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。
skateboard,snowboardを嗜む程度にやります。

この著者の最新の記事

関連記事

コメントは利用できません。
ページ上部へ戻る