日本人の可能性を大きく世界にアピールした角野友基と平野歩夢

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未だに熱が冷め止まないが、角野友基がAir + Style in LA 2016X GAMES ビッグエアにて優勝を果たし、平野歩夢がX GAMES ハーフパイプで優勝を果たした。
日本のスノーボードシーンが揺れたことは間違いないだろう。
その偉業の凄さを考察していきたいと思う。

X GAMESスノーボード競技で日本人初の金メダル

既に多くのニュースで報道され、ご存知の方も多いだろうがもう1度確認しておこう。
X GAMESのスノーボード競技で日本人が初めて金メダルを獲得したのが“平野歩夢”で、その翌日に角野友基が日本人2枚目の金メダルを獲得したことになる。(スキー競技で瀧澤宏臣選手が2001年に金メダルを獲得している)
数十年間、届かなかった金メダルの壁をいとも簡単に2日間で2人も獲得してしまうというのは、日本のスノーボードシーンの成長角度が2次関数的に進んでいることの証明ではないだろうか。

日本人と外国人の肉体の差

白人・黒人に比べて黄色人種である日本人は体格や骨格の面で圧倒的に不利であることはいうまでもなく、バスケットボールやラグビーなどの体と体との接触が多い競技は特に顕著だ。
スノーボードも例外ではない。
ランディング時の衝撃・空中での回転力を生み出すための筋力が必要。

ちなみにアメリカ人と日本人の平均的な体格を比較した表を以下にご紹介しよう。
※参考までに女性の比較も記載する。

男性 女性
日本人 170.7cm 64kg 158.0cm 53kg
アメリカ人 177.6cm 88.3kg 163.2cm 74.7kg

肥満大国であるアメリカ(失礼だが)と体重を比較してもそれほど良い考察はできないとは思うが、身長を見ればその遺伝子の違いが数値から見て取れる。

X GAMESハーフパイプの表彰

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credit : http://www.joc.or.jp/

上の写真はX GAMESのハーフパイプでの表彰台に乗った時の様子だが、優勝したはずの平野歩夢が準優勝のIouri Podladtchikov(ユーリ・ポドラドチコフ)よりも低い位置にいることが分かる。
スノーボードの採点において、トリックの難易度は要素としてもちろん大切だが、その選手のスタイルも採点の要素である以上、身長が大きく手足が長い海外勢はスタイルが出しやすくスタイルの面で高得点をもらいやすい。

その中で勝っていくためには、スタイル以外の採点要素で圧倒的に結果を出さなければポイントで勝ることは難しくなる。

回転の中心が点になる3Dは日本人に有利?

コンペシーンで今や当たり前に飛び出す、3Dトリック
ひと昔のスノーボード大会を思い起こせば、トリックのほとんどが2Dトリック、いわゆる横回転のみのトリックだった。
何が言いたいのかというと、手足の長い海外勢にとって回転の軸が線(基本的に2Dトリックは頭から足を抜ける1本の回転軸で回す)ではなく、体の中心の1点になる3Dトリックでは体をより中心にまとめなくてはならなくなる。
その面では、体がもともとコンパクトな日本人は回転の中心に体全体を集めやすいのでより多い回転数に対応できるのではないだろうか。

B/S Triple Cork 1620

giphy

SW Alley-oop B/S DoubleRodeo

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日本人特有の研ぎ澄ませる感覚

このような特徴を記述してきたが、輝かしい結果を残すための要因で選手1人1人の努力に勝るものはない。
常人では想像ができない程の努力を積み、のし掛かるプレッシャーと日々格闘しているはずだ。
『好きなことをやれているからそれで良い』
なんて綺麗事で片付けられるほど、プロの世界は甘くはない。

だが日本人はジャパニーズスピリットで、一つのことを鍛錬する能力は他国よりも優れているのではないかと思う。
この心構えを忘れず、謙虚な姿勢でこれからも望めば、更に大きな大輪の花を咲かせてくれることだろう。

これからも2人の動向から目が離せない!

この記事の著者

ヤノ タカミ

ヤノ タカミOwner & Chief Editor

R/ForA MAGAZINE オーナー 兼 編集長
横乗り3Sの業界活性化が地方の経済活性化に繋がり、社会を色々な面で豊かにすると信じて疑っていません。

現在は、このR/ForA MAGAZINEで月間100万PVを獲得したことを実績に、国内大手ブランドや美容関係企業、数十社のウェブコンサルティングも行なっている。
ウェブコンサルティングのご相談などありましたら、t-yano@rfora.jp宛に個別でご連絡下さい。

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